- 冷却方式は,シリンダーブロックUターン冷却の水冷圧力強制循環方式で,バイパスバルブ付きサーモスタットをウォーターインレット側に配置したボトムバイパス式を採用しました。また,大型サーモスタットの採用,インレットハウジングの最適配置などにより,吸い込み圧損の低減をはかり,十分な冷却水循環流量を確保しました。
- ウォーターポンプ渦室およびサーモスタットハウジングをシリンダーブロックと一体化するとともに,アウトレットユニオンおよびヒーター用温水出口ユニオンをシリンダーヘッドへ圧入する構造として,エンジンのコンパクト化をはかりました。
- バイパス流路をシリンダーヘッドおよびシリンダーブロック内に一体化することで,エンジンのコンパクト化をはかりました。
-
- 軽量・高性能なダウンフロー式アルミコアラジエーターを採用しました。また,ラジエーターコアの材質に,環境負荷物質である鉛を使用しないことにより,環境にも配慮しました。
ラジエーター仕様
|
コア形式
|
コルゲートフィン
|
|
コア寸法 (幅×高さ×厚さ) [mm]
|
641×350×16
|
|
フィンピッチ [mm]
|
2.25/2
|
|
乾燥質量 [kg]
|
1.91
|
- 大径のクーリングファンを採用することにより十分な冷却性能を確保しました。また,エアコンコンデンサー用のサブファンを用いずに1つのファンで空調性能も確保することにより軽量化をはかりました。
- 軽量な樹脂製のファンシュラウドを採用し,ラジエーターリザーブタンクと一体成形としてスペースの有効利用および軽量化をはかるとともに,サービス性に配慮しました。
- クーリングファンの回転方向を右回転とし,低速時の風の流れを右側に向けることで,吸入空気温度の低減をはかりました。
- ラジエーターとラジエーターサポートの間に大型熱風廻り込み防止シャッターを設け,エンジンルーム内の熱がエアコンコンデンサー前方へ進入するのを防ぎ,燃費の向上に配慮しました。
- 2段階制御電動ファンシステムを採用しました。冷却水温,エアコン作動状態に応じてクーリングファンモーターを2段階に切り替えることにより,冷却性能の調整を行っています。(参照先 エンジン−クーリングファンシステム[2NZ-FE,1NZ-FE]
)
-
クーリングファン仕様
|
外 径 [mm]
|
340
|
|
羽根枚数
|
5
|
クーリングファンモーター仕様
|
定格電圧 [V]
|
12
|
|
定格電力 [W]
|
160
|
- 小型・軽量なウォーターポンプを採用し,Vリブドベルトによる背面駆動としました。ベルトセンターをベアリングの中心付近に設定することにより小型ベアリングの採用が可能となり,信頼性を確保しつつコンパクト化および軽量化をはかりました。
- 大型のサーモスタットを採用し,ウォーターインレットハウジングの最適配置と合わせて吸い込み圧損の低減を行い,十分な冷却水循環流量を確保しました。
- タイミングチェーンカバーおよびシリンダーブロックで渦室を構成するとともにウォーターポンプをチェーンカバー上に配置して,軽量化およびコンパクト化をはかりました。また,ローターの羽根形状の最適化により高効率化をはかりました。
-
仕 様
|
ローター径 [mm]
|
|
58
|
|
ベアリング径 [mm]
|
|
28
|
|
駆動方式
|
|
Vリブドベルト背面
|
|
羽根枚数
|
|
6
|
|
吐出性能 [L/min]
|
1250r/min,80±2℃時
|
19.0
|
|
|
5000r/min,80±2℃時
|
76.0
|