電子制御式オートマチックトランスアクスル[ECT](1NZ-FNE) 前点検 |
SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、バッテリー電圧を点検する。
ヒューズ切れ、ワイヤハーネス断線、短絡、コネクターの接続不良など目視で確認できる箇所の点検を行う。
SST(S2000)を使用して、画面表示に従って操作を行い、「TCCS」画面を表示させ、「ダイアグコード」を選択する。
画面表示の「ダイアグコード確認」を選択し、ダイアグコードの確認を行う。
SST(S2000)を使用して、画面表示に従って操作を行い、「TCCS」画面を表示させ、「ダイアグコード」を選択する。
画面表示の「ダイアグ & フリーズデータ消去」を選択し、データの消去を行う。
SST(S2000)を使用して、画面表示に従って操作を行い、「ECUデータモニター」画面を表示させコンピュータデータを点検する。
| 項目名 [記号] | 項目解説 | 点検条件 | 参考値 | 異常時の点検項目 |
|---|---|---|---|---|
| ATオイル [ATF] | ATFの状態を表す | - | OK←→NG | ATF交換 |
| AT油温 [THO] | ATF温度を表す 表示範囲:-40-215°C | 冷間イグニッションスイッチ ON | 外気温 | OIL電圧 |
| AT油温 [THO] | ATF温度を表す 表示範囲:-40-215°C | ストールテスト後 | 80°C | OIL電圧 |
| AT油温 [THO] | ATF温度を表す 表示範囲:-40-215°C | イグニッションスイッチ ON | -40°C (センサ断線) | OIL電圧 |
| AT油温 [THO] | ATF温度を表す 表示範囲:-40-215°C | イグニッションスイッチ ON | 150°C (センサ短絡) | OIL電圧 |
| ストップ ランプSW [STP] | ブレーキペダル踏込み中を表す | ブレーキペダル離す→踏む | OFF→ON | ストップランプ スイッチ信号 |
| インプット シャフト 回転数(NT) [TRPM] | インプット回転数を表す 表示:50r/min | P·Nレンジ停車時 (エンジンアイドル回転時) | エンジンアイドル 回転数とほぼ同じ | NT信号 |
| インプット シャフト 回転数(NT) [TRPM] | インプット回転数を表す 表示:50r/min | Dレンジ停車時 | 0r/min | NT信号 |
| インプット シャフト 回転数(NT) [TRPM] | インプット回転数を表す 表示:50r/min | 一定車速走行時 | エンジン回転数と同じ | NT信号 |
| ECT 変速位置 [ECT] | ギヤ位置(段)を表す | 走行中 | それぞれのギヤ位置 (段)に変速 | VTA電圧 SPD信号 ソレノイド信号 |
| ロックアップ 状態 [L/U] | ロックアップ作動中を表す | ロックアップOFF→ON | OFF→ON | VTA電圧 NT信号 SPD信号 SLU信号 |
| タイミング ソレノイド (ST) [ST] | タイミングソレノイドの作動 状態を表す | 走行中、3←→4変速時 | OFF→ON →OFF | VTA電圧 SPD信号 STソレノイド信号 |
| シフト ポジションSW Lレンジ [L] | Lレンジを表す | シフトレバーN→L | OFF→ON | ニュートラル スタートスイッチ (L)信号 |
| シフト ポジションSW 2レンジ [2] | 2レンジを表す | シフトレバーN→2 | OFF→ON | ニュートラル スタートスイッチ (2)信号 |
| シフト ポジションSW Rレンジ [R] | Rレンジを表す | シフトレバーN→R | OFF→ON | ニュートラル スタートスイッチ (R)信号 |
| O/Dカット SW [OD2] | T/MコントロールSWを表す | T/MコントロールSW 押す(禁止)→押す(許可) | OFF→ON | ODMS信号 |
| シフト ポジションSW D(5) [D] | Dレンジを表す | シフトレバーN→D | OFF→ON | ニュートラル スタートスイッチ (D)信号 |
| ロックアップ SOL デューティ (SLU) [SLU] | ロックアップリニアソレノイド の作動状態を表す | ロックアップOFF→ON | OFF→ON | SLU信号 |
| ライン圧 SOL デューティ (SLT) [SLT] | ライン圧リニアソレノイドの 作動状態を表す | アクセル全開→全閉 | OFF→ON | SLT信号 |
SST(S2000)を使用して、画面表示に従って操作を行い、「アクティブテスト」画面を表示させアクティブテストを行う。
| 項目名 | テスト内容 | 制約事項 |
|---|---|---|
| ECT変速位置 | 任意の変速位置に設定が可能 |
|
| ロックアップSOL |
|
|
| ライン圧SOL |
| スロットル開度全閉(アイドル時)かつ車速0km/hにてテストが可能 |
| タイミングSOL | タイミングソレノイドバルブのON←→OFFが可能 | スロットル開度全閉(アイドル時)かつ車速0km/hにてテストが可能 |
SST(S2000)を使用して、画面表示に従って操作を行い、メインメニューの「メモリ関連作業」を選択する。
画面表示の「AT学習値イニシャライズ」を選択し、AT学習値の初期化を行う。
SST(S2000)を使用して、画面表示に従って作業を行い、「TCCS」画面を表示させ、「ダイアグコード」を選択する。
「モード選択(ノーマル)」を選択し、チェックモードへ切り替える。
チェックモードでのダイアグコード読み取り後、ダイアグコードの記憶を消去する。
チェックモードを選択し、エンジンを始動する。
アイドル回転状態のまま、ダイアグコード(チェックモード)点検で出力した不具合系統のワイヤハーネスおよびコネクターを振ってみる。
ワイヤハーネスおよびコネクターを振ってみてチェックエンジンウォーニングランプが点灯すれば、その箇所のワイヤハーネスまたはコネクターに接触不良の恐れがある。
点検後、必ず「モード選択(チェック)」を選択し、ノーマルモードへ切り替える。
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SSTを使用して、DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。
イグニッションスイッチをONにする。
ダイアグコード(チェックエンジンウォーニングランプの点滅回数)を読み取る。

イグニッションスイッチをOFFにする。
DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を開放する。
異常箇所修理後、エンジンルーム内のEFIヒューズを60秒以上はずし、再度接続する。
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SSTを使用して、DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。
イグニッションスイッチをONにする。
正常コードが出力されることを点検する。
イグニッションスイッチをOFFにする。
DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を開放する。
パーキングブレーキを作用させ、輪止めをする。
エンジンを始動する。
ブレーキペダルを踏みながら、アイドル回転でNレンジからDレンジまたはRレンジにシフトし、軽いショックがあるまでの時間を測定する。
パーキングブレーキを作用させ、輪止めをする。
エンジン回転計を取り付け、エンジンを始動する。
左足でブレーキペダルを強く踏み、Dレンジにシフトし、右足でアクセルペダルをいっぱいに踏み込んだ時の最高エンジン回転数をすばやく読み取る。
| エンジン型式 | トランスミッション型式 | ストール回転数[r/min] |
|---|---|---|
| 1NZ-FNE | U340E | 2150±200 |
パーキングブレーキを作用させ、輪止めをする。
エンジン回転計を取り付ける。
テストプラグをはずし、ゲージを取り付け、エンジンを始動する。
| バンザイ製 |
|
|---|---|
| イヤサカ製 |
|
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左足でブレーキペダルを強く踏み、DレンジまたはRレンジにシフトし、アイドル回転時およびストール回転時における油圧を測定する。
| トランス ミッション型式 (エンジン型式) | シフト 位置 | アイドル時 [MPa{kgf/cm2}] | ストール時 [MPa{kgf/cm2}] |
|---|---|---|---|
| U340E (1NZ-FNE) | Dレンジ | 0.37-0.41 {3.8-4.2} | 1.11-1.23 {11.3-12.5} |
| U340E (1NZ-FNE) | Rレンジ | 0.54-0.64 {5.5-6.5} | 1.70-1.81 {17.3-18.5} |
| スロットル バルブ開度 | 100% | 100% | 100% | 0% | 0% | 100% | 100% | 100% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 変速点 | 1→2 | 2→3 | 3→4 | 3→4 | 4→3 | 4→3 | 3→2 | 2→1 |
| Dレンジ [km/h] | 50-57 | 95-105 | 151-162 | 36-41 | 31-36 | 145-156 | 90-99 | 40-45 |
| 2レンジ [km/h] | 50-57 | - | - | - | - | - | 90-99 | 40-45 |
| Lレンジ [km/h] | - | - | - | - | - | - | 90-99 | 44-49 |
| スロットルバルブ開度 | 5% | 5% | 5% | 5% |
|---|---|---|---|---|
| ギヤ位置 | 3→3L | 4→4L | 4L→4 | 3L→3 |
| Dレンジ | 88-98(*1) | 50-56 | 49-54 | 86-95(*1) |
| スロットルバルブ開度 | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% | 5% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ギヤ位置 | 2→2L | 3→3L | 4→4L | 4L→4 | 3L→3 | 2L→2 |
| Dレンジ | 19-24 | 29-34 | 41-46 | 40-45 | 27-32 | 18-22 |
| 点検項目 | 点検および確認要領 |
|---|---|
| Dレンジ変速機能 | 通常走行(一般的な市内走行)にて1速←→2速←→3速←→4速と変速することを点検する。 |
| Dレンジ走行時の変速ショックレベル | 通常走行において、各アップシフト時のショックレベルを点検する。 |
| トランスミッションコントロールスイッチの作動 | 4速速度域で、トランスミッションコントロールスイッチをON←→OFFさせ、4速←→3速と変速することを点検する。 |
| キックダウン機能 |
|
| エンジンブレーキの作用 |
|
| アクセルペダル全開時の変速点 | Dレンジでアクセルペダル全開で発進し、1速→2速へのアップシフト速度が変速点に適合していることを点検する。 |
| ロックアップ機能 | 平坦路をロックアップ速度域で定速走行中、アクセルペダルを軽く踏み込んだときエンジン回転数が大きく変化しないことを確認する。 |
| Pレンジの作動 | 車両を坂路(約5°以上)に停止させPレンジにシフトして、パーキングブレーキを解除したとき、車両が動かないことを点検する。 |
| 異音、振動 | 走行時および変速時の異音、振動を点検する。 |
| 登降坂制御機能 |
|
| 油漏れ | 走行テスト後、各部を点検し、油漏れのないことを点検する。 |
トランスミッションワイヤのコネクターを切り離す。
走行中にそれぞれのレンジに合ったギヤに変速されているか点検する。
| シフトレバー位置 | ポジション |
|---|---|
| Dレンジ | 3速 |
| 2レンジ | 3速 |
| Lレンジ | 3速 |