DTC    P1190/B2    低圧側ガス圧センサ系統

DTC    P1192/B2    低圧側ガス圧センサ(Low)

DTC    P1193/B2    低圧側ガス圧センサ(High)

準備品一覧


回路説明


  1. フューエルプレッシャセンサ(低圧側)は、フューエルパイプNo.1に取り付けてあり、デリバリパイプ内の低圧ガス圧力を感知する。フューエルプレッシャセンサ(低圧側)は内蔵センサによりガス圧を電圧として置き換えて、各エンジンコントロールコンピュータに出力する。エンジンコントロールコンピュータはガス圧センサ信号を基に燃料噴射量の補正と共に、異常圧力低下(燃料漏れ時)の検出をする。エンジンコントロールコンピュータは異常を感知すると、フューエルタンクソレノイドメインバルブASSY(タンク遮断弁)、レギュレータソレノイドバルブ(レギュレータ遮断弁)およびデリバリソレノイドバルブ(デリバリ遮断弁)、をOFF(閉弁)し、燃料タンクからのガス供給を停止させる。


DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P1190/B2
1.イグニッションスイッチ ON
2.フューエルプレッシャセンサ(低圧側)電圧値が0.28V以下または4.8V以上(フューエルプレッシャセンサ回路の断線または短絡)
3.3秒以上
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. フューエルプレッシャセンサ(低圧側)
  3. エンジンコントロールコンピュータ
P1192/B2
1.イグニッションスイッチ ON
2.フューエルプレッシャセンサ(低圧側)電圧値が0.28V以下(フューエルプレッシャセンサ回路の短絡)
3.3秒以上
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. フューエルプレッシャセンサ(低圧側)
  3. エンジンコントロールコンピュータ
P1193/B2
1.イグニッションスイッチ ON
2.フューエルプレッシャセンサ(低圧側)電圧値が4.8V以上(フューエルプレッシャセンサ回路の断線)
3.3秒以上
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. フューエルプレッシャセンサ(低圧側)
  3. エンジンコントロールコンピュータ


回路図



A083349



点検手順


□ 参 考 □
  1. DTC P0110/24(吸気温センサ系統)、P0115/22(水温センサ系統)、P0120/41(スロットルセンサ系統)、P0135/21(O2センサヒータ系統B1S1)、P0141/27(O2センサヒータ系統B1S2)、P0183/B6(高圧側ガス温センサ系統(High))、P0188/B1(低圧側ガス温センサ系統(High))、P0193/B7(高圧側ガス圧センサ系統(High))、P0550/75(P/S圧力センサ系統)、P0710/38(油温センサ系統(High))、P1193/B2(低圧側ガス圧センサ系統(High))が連続して出力されるなら、E2(アース系統)が断線している可能性がある。
  2. SST(S2000)を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1S2000データ読み取り(CNG低圧側ガス圧センサ)
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. エンジンを暖機して、アイドル回転時のSST(S2000)に表示される「CNG低圧側ガス圧」を読み取る。

    基準値:
    0.1-1.08MPa



OK
手順 5 へ
NG


手順2エンジンコントロール コンピュータ点検(電圧点検)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083378
  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータ端子間の電圧を測定する。(端子配列は参照)

    基準値:

    測定端子(端子名)
    基準値
    B20(VC)←→B19(E2)
    4.5-5.5V



NG
エンジンコントロール コンピュータ点検および交換
OK


手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(エンジンコントロールコンピュータ-フューエルプレッシャセンサ)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083390
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターAおよびコネクタ-Bを切り離す。

  1. フューエルプレッシャセンサ(低圧側)のコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクター←→フューエルプレッシャセンサの車両側コネクター端子間の短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基準:

    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ←→フューエルプレッシャセンサ
    基準
    B20(VC)←→3(VC)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    A24(PCNGL)←→2(VOUT)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    B19(E2)←→1(GND)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順4SENSOR, FUEL PRESSURE点検(低圧側)
(要領は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


NG
SENSOR, FUEL PRESSURE交換
OK


手順5ダイアグコード読み取り
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. DLC3にSST(S2000)を接続する。

  1. イグニッションスイッチをONにして、SST(S2000)の画面表示に従ってダイアグコードを消去する。

  1. 走行テストを実施する。

  1. イグニッションスイッチをONにして、SST(S2000)の画面表示に従ってダイアグコードを確認する。

    検出結果:


    A
    B
    C
    ダイアグコードが再表示される
    他のダイアグコードが再表示される
    正常コード表示



B
関連するダイアグコードチャートへ

C
システム正常
A

エンジンコントロール コンピュータ点検および交換