カムシャフト(1NZ-FE·2NZ-FE)  取替

準備品一覧


□ 参 考 □
構成図は参照
構成図は参照



1. エンジンアンダ カバー NO.2取りはずし


2. エンジンアンダ カバー NO.1取りはずし


3. シリンダヘッド カバー NO.2取りはずし


    A066316
  1. ナット4個をはずし、シリンダヘッドカバーNo.2を取りはずす。



4. シリンダヘッド カバーSUB-ASSY取りはずし
  1. ベンチレーションホースおよびベンチレーションホースNo.2を切り離す。



  2. A067549
  3. イグニションコイルのコネクタおよびボルトをはずしイグニションコイル全数を取りはずす。



  4. A066475
  5. ボルトをはずし、ワイヤハーネスクランプブラケットを切り離す。



  6. A066472
  7. ボルト9本およびナット2個をはずし、シリンダヘッドカバーを取りはずす。



5. カムシャフト NO.2取りはずし


A035862

■ 注 意 ■
チェーンを切り離してカムシャフトを回転させる場合は、バルブが全開状態でピストンと干渉しないようにクランクシャフトを左回転させBTDC40°にし、クランクシャフトダンパの切り欠きが図の位置にあることを確認してから行う。

  1. No.1シリンダ圧縮上死点セット

    1. クランクシャフトダンパを正回転させ、タイミングマーク(切り欠き)をチェーンカバー0°の位置に合わせる。



    2. A066476
    3. 図の位置にカムシャフトタイミングギヤのタイミングマークがあることを確認する。

      □ 参 考 □
      マークが合っていない場合は、クランクシャフトを回転させ再度合わせる。



  2. A066814
  3. カムシャフトタイミングギヤのタイミングマークに対応するチェーンの各プレートにペイントマークを塗布する。



  4. A037101
  5. ソケットヘキサゴンレンチ8を使用して、チェーンカバーサービスホールスクリュプラグを取りはずす。



  6. A035285
  7. マイナスドライバーを使用して、チェーンテンショナサービスホールより、テンショナのストッパプレートを上げた状態で保持する。

  8. モンキーレンチを使用して、カムシャフトNo.2のサービス用六角部を右回転させチェーンテンショナのプランジャが押された状態にする。

  9. マイナスドライバーをチェーンテンショナサービスホールより取りはずして、ストッパプレートが下がった状態でストッパプレートおよびテンショナの穴を合わせ六角棒レンチを差し込む。

    □ 参 考 □
    1. カムシャフトNo.2を少量左回転させ、再度右回転させると、六角棒レンチが差し込みやすくなる。
    2. 六角棒レンチが抜けないように、テープなどで固定しておく。



  10. A037106
  11. カムシャフトNo.2のサービス用六角部をモンキーレンチで保持し、フランジボルトをゆるめる。



  12. A035760
  13. 図の順序で、カムシャフトベアリングキャップNo.1およびNo.2を取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    カムシャフトNo.2を水平に保持しながら、ボルトを均等にゆるめる。



  14. A037148
  15. カムシャフトNo.2を少し浮かした状態でフランジボルトをはずし、カムシャフトNo.2およびカムシャフトタイミングギヤを取りはずす。



6. カムシャフト取りはずし


    A035766
  1. 図の順序で,カムシャフトベアリングキャップNo.2を取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    カムシャフトを水平に保持しながら、ボルトを均等にゆるめる。



  2. A035767
  3. タイミングチェーンを手で保持し、カムシャフトを取りはずす。



  4. A035227
  5. タイミングチェーンをロープまたは針金などで吊っておく。

    ■ 注 意 ■
    チェーンカバーの中に何も入らないように注意すること。



7. カムシャフトタイミング ギヤASSY取りはずし
  1. カムシャフトをバイスに固定し、カムシャフトタイミングギヤASSYが回らないことを確認する。

    ■ 注 意 ■
    必要以上にバイスで締めすぎて、カムシャフトを傷つけない。



  2. A050925
  3. 図のようにカムジャーナルの油穴4箇所をビニールテープなどで塞ぐ。

    □ 参 考 □
    油穴は溝の中にあるので、2箇所だけゴム片などを介して塞ぐ。

  4. 反対側の油穴(進角油穴、遅角油穴)2箇所を塞いでいるビニールテープに穴を開ける。



  5. A051760
  6. ビニールテープに穴を開けた油穴(進角油穴、遅角油穴)2箇所に150kPa{1.5kgf/cm2}程度のエア圧力を加える。

    ■ 注 意 ■
    エア圧力を加えた場合、オイルが飛散することがあるのでウエスなどで覆う。



  7. A050926
  8. 上記の状態から遅角油穴側のエア圧力を弱めていくと、カムシャフトタイミングギヤASSYが進角方向に回転することを確認する。

    □ 参 考 □
    ロックピンが解除され進角方向に回転する。

  9. カムシャフトタイミングギヤASSYが最進角位置まで移動したら、遅角油穴側のエア圧力を抜いた後に、進角油穴側のエア圧力を抜く。

    ■ 注 意 ■
    進角油穴側のエア圧力を先に抜くと、カムシャフトタイミングギヤASSYが急激に遅角方向に移動し、ロックピン等の破損の恐れがあるため、必ず遅角油穴側のエア圧力を先に抜く。



  10. A050167
  11. カムシャフトタイミングギヤASSYのフランジボルトを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    1. 他の4本のボルトは絶対に取りはずさない。
    2. カムシャフトタイミングギヤASSYを再使用する場合は、ロックピンを解除してから使用する。



8. カムシャフトタイミング ギヤASSY取り付け


    A037102
  1. カムシャフトのストレートピンに対して、カムシャフトタイミングギヤASSYのキー溝を図のようにずらした状態でかん合させる。

  2. 軽くカムシャフトタイミングギヤASSYを押しながら図の方向(左回転)に回転させ、キー溝とストレートピンが一致したところでさらに押し込む。

    ■ 注 意 ■
    カムシャフトタイミングギヤを絶対に遅角方向(右回転)に回転させないこと。

  3. カムシャフトタイミングギヤASSYとカムシャフトのフランジ部とのすき間が無い事を確認する。

  4. カムシャフトタイミングギヤが回転しないように注意しながらフランジボルトを締め付ける。

    基準値
    T = 64 N・m{ 650 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    1. 必要以上にバイスで締めすぎて、カムシャフトを傷つけない。
    2. ボルト締め付け時、カムシャフトタイミングギヤASSYを固定させない。
    3. 最遅角位置でロックしてしまった場合は、カムシャフトタイミングギヤ内のロックピンを解除してからボルトを締め付ける。

  5. 締め付け後、カムシャフトタイミングギヤASSYを遅角方向(右回転)に回転させ動くことを確認し、可動端でカムシャフトタイミングギヤASSYがロックすることを確認する。



9. カムシャフト取り付け
  1. カムシャフトカム部およびシリンダヘッドジャーナル部にエンジンオイルを塗布する。



  2. A066815
  3. 図のようにチェーンを手で保持し、チェーンのペイントマークがカムシャフトタイミングギヤASSYのタイミングマークと一致するように、カムシャフトおよびカムシャフトタイミングギヤASSYを取り付ける。



  4. A037107
  5. ベアリングキャップNo.2のフロントマークおよび数字を確認し、図の順序で数回に分けて均等に締め付ける。

    基準値
    T = 13 N・m{ 130 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    カムシャフトを水平に沈み込ませる。



10. カムシャフト NO.2取り付け


    A050139
  1. 図のようにチェーンを手で保持し、チェーンのペイントマークがカムシャフトタイミングギヤのタイミングマークと一致するように、カムシャフトNo.2およびカムシャフトタイミングギヤを取り付ける。

  2. カムシャフトNo.2のノックピンとカムシャフトタイミングギヤのピン溝を合わせる。



  3. A037148
  4. フランジボルトで仮付けする。



  5. A035763
  6. ベアリングキャップNo.1、No.2のフロントマークおよび数字を確認し、図の順序で数回に分けて均等に締め付ける。

    基準値
    ベアリングキャップNo.1
    T = 23 N・m{ 235 kgf・cm }
    ベアリングキャップNo.2
    T = 13 N・m{ 130 kgf・cm }



  7. A037106
  8. カムシャフトNo.2のサービス用六角部をモンキーレンチで保持し、フランジボルトを締め付ける。

    基準値
    T = 64 N・m{ 650 kgf・cm }

  9. チェーンテンショナから六角棒レンチを抜き取る。



  10. A066494
  11. クランクシャフトダンパを正回転させ、クランクシャフトダンパの切り欠きを0°マークに合わせる。

  12. 各々の合わせマークが一致していることを確認する。



  13. A037101
  14. チェーンカバーサービスホールスクリュプラグのボルト先端より、2-3ねじ山にアドヘシブ1324を塗布する。

    ■ 注 意 ■
    ボルトおよびボルト穴を清掃、脱脂する。

  15. ソケットヘキサゴンレンチ8を使用して、チェーンカバーサービスホールスクリュプラグを取り付ける。

    基準値
    T = 15 N・m{ 153 kgf・cm }



11. バルブクリアランス点検
(要領は 参照)


12. バルブクリアランス調整
(要領は 参照)


13. シリンダヘッド カバーSUB-ASSY取り付け
  1. 新品のシリンダヘッドカバーガスケットをシリンダヘッドカバーに取り付ける。



  2. A035755
  3. 図の位置にシールパッキンブラックを塗布し、シリンダヘッドカバーを取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. 取り付き面を清掃および脱脂する。
    2. シールパッキン塗布後3分以内に取り付ける。
    3. 取り付け後、2時間以内はエンジンを始動させない。



  4. A035756
  5. ボルト9本およびナット2個で、シリンダヘッドカバーを取り付ける。

  6. 図の順序で数回に分けてボルトおよびナットを締め付ける。

    基準値
    T = 10 N・m{ 102 kgf・cm }



  7. A066475
  8. ボルトで、イグニションコイルを取り付ける。

    基準値
    T = 9.0 N・m{ 92 kgf・cm }



14. シリンダヘッド カバー NO.2取り付け


    A066329
  1. ナットA2個を締め付け後、ナットB2個でシリンダヘッドカバーNo.2を取り付ける。

    基準値
    T = 7.0 N・m{ 71 kgf・cm }



15. エンジンアンダ カバー NO.1取り付け


16. エンジンアンダ カバー NO.2取り付け


17. エンジンオイル漏れ点検