EFIシステム(1NZ-FNE)    スタータ系統

準備品一覧


回路説明


  1. エンジンがクランキングされると作動信号は、スタータインターロックシステムを介して、スタータASSYおよびエンジンコントロールコンピユータSTA端子に伝えられる。スタータインターロックシステムは、スタータインターロックスイッチおよびスタータインターロックリレーで構成されている。スタータインターロックスイッチはフューエルインレットボックス内に設けられ、フューエルリドを開いた状態でOFF、閉じた状態でONとなりスタータ信号を制御している。したがってフューエルリッドを開いた状態は、クランキングができない。


回路図



A083356



点検手順

手順1エンジンがクランキングするか


YES
手順 13 へ
NO


手順2S2000データ読み取り(スタータ信号)
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. SST(S2000)を画面の表示に従い、データモニタ画面にセットする。

  1. スタータを作動させたときのデータを読み取る。

    基準:


    イグニツシヨンスイツチ位置
    S2000表示内容
    ON
    OFF
    STA
    ON



OK
手順 9 へ
NG


手順3RELAY点検
SST
09082-00030  
09083-00150  


    E034090
  1. スタータインターロックリレーを取りはずす。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、リレーの各端子間の導通を点検する。

    基準:

    条件
    基準値
    1端子←→2端子
    導通あり
    3端子←→5端子
    導通なし

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、1←→2端子間にバッテリ電圧をかけたとき、3←→5端子間の導通の有無を確認する。

    基準:
    導通あり



NG
RELAY交換
OK


手順4フューエルフィラ オープニングリッド ロック単体点検(スタータインターロックスイッチ)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083354
  1. スタータインタロックスイッチのコネクタを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、スイッチ操作をしたときの、スタータインタロックスイッチ側のコネクタ1端子←→コネクタ2端子間の導通点検を行う。

    基準:

    スイッチ操作
    基準
    スイッチを押し込んだとき
    導通あり
    スイッチを押し込まないとき
    導通なし



NG
フューエルフィラ オープニングリッド ロック交換
OK


手順5ワイヤハーネスおよびコネクター点検(イグニッション(スタータ)スイッチASSY-スタータインターロックリレー)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083362
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、イグニッション(スタータ)スイッチASSYの車両側コネクター←→スタータインターロックリレーの取り付け用リレーブロックホルダ間で導通および短絡を点検する。

    基準:

    測定端子(端子名)
    基準
    イグニッション(スタータ)スイッチASSY4端子←→スタータインターロックリレーホルダ1端子および3端子
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(スタータインターロックスイッチ-スタータインターロックリレーおよびボデーアース)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083365
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、スタータインターロックスイッチの車両側コネクター←→スタータインターロックリレー取り付け用リレーホルダおよびボデーアース間で導通および短絡を点検する。

    基準:

    測定端子(端子名)
    基準
    スタータインターロックスイッチ2端子←→スタータインターロックリレーホルダ2端子
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    スタータインターロックスイッチ1端子←→ボデーアース
    導通あり

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順7ニュートラルスタート スイッチASSY単体点検
SST
09082-00030  
09083-00150  


    C097839
  1. ニュートラルスタートスイッチASSYのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ニュートラルスタートスイッチASSYの各端子間の導通を点検する。

    基準:

    シフト位置
    端子番号(端子記号)
    導通
    Pレンジ
    1(PL)←→3(RB)
    導通あり
    Pレンジ
    6(L)←→9(B)
    導通あり
    Rレンジ
    2(RL)←→3(RB)
    導通あり
    Nレンジ
    3(RB)←→5(NL)
    導通あり
    Nレンジ
    6(L)←→9(B)
    導通あり
    Dレンジ
    3(RB)←→7(DL)
    導通あり
    2レンジ
    3(RB)←→4(2L)
    導通あり
    Lレンジ
    3(RB)←→8(LL)
    導通あり



NG
ニュートラルスタート スイッチASSY交換
OK


手順8ワイヤハーネスおよびコネクター点検(スタータインターロックリレー-エンジンコントロールコンピュータ)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083363
  1. スタータインターロックリレーを取りはずす。

  1. ニュートラルスタートスイッチASSYのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、スタータインターロックリレー取り付け用リレーホルダ←→ニュートラルスタートスイッチASSYの車両側コネクター間で導通および短絡を点検する。

    基準:

    測定端子(端子名)
    基準
    スタータインターロックリレーホルダ5端子←→ニュートラルスタートスイッチASSY9(B)端子
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

  1. ニュートラルスタートスイッチASSYのコネクターを切り離す。

  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターBを切り離す。



    A083364
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータ←→ニュートラルスタートスイッチASSYの車両側コネクター間で導通および短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基準:

    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ←→ニュートラルスタートスイッチASSY
    基準
    B13(NSW)←→9(B)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順9スタータ リレーASSY点検
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A032779
  1. スタータリレーASSYを取りはずす。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、リレーの各端子間の導通を点検する。

    基準:

    測定端子
    基準値
    1端子←→2端子
    導通あり
    3端子←→5端子
    導通なし

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、1←→2端子間にバッテリ電圧をかけたとき、3←→5端子間の導通の有無を確認する。

    基準:
    導通あり



NG
スタータ リレーASSY交換
OK


手順10ワイヤハーネスおよびコネクター点検(スタータリレーASSY-ニュートラルスタートスイッチASSYおよびボデーアース)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083357
  1. ニュートラルスタートスイッチASSYのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ニュートラルスタートスイッチASSYの車両側コネクター←→スタータリレーASSY取り付け用リレーブロックホルダ間で導通および短絡を点検する。

    基準:

    測定端子
    基準
    ニュートラルスタートスイッチASSY6(L)端子←→スタータリレーASSYホルダ1端子
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    スタータリレーホルダ2端子←→ボデーアース
    導通あり

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順11ヒューズ点検(STヒューズ)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083358
  1. エンジンルームJ/BからSTヒューズを取りはずす。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、STヒューズの導通を点検する。

    基準:
    導通あり



NG
ヒューズ交換(STヒューズ)
OK


手順12ワイヤハーネスおよびコネクター点検(スタータリレーASSY-スタータASSYおよびバッテリプラスターミナル)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A083359
  1. バッテリマイナスターミナルを切り離す。

  1. エンジンルームJ/BからスタータリレーASSYを取りはずす。

  1. スタータASSYから50端子のコネクターを取りはずす。

  1. エンジンルームJ/BにSTヒューズを取り付ける。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、スタータリレーASSY取り付け用リレーブロックホルダ←→スタータASSYの50端子の車両側コネクタおよびバッテリプラスターミナル間の導通および短絡を点検する。

    基準:

    測定端子
    基準値
    スタータリレーホルダ3端子←→スタータASSY50端子
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    スタータリレーホルダ5端子←→バッテリプラスターミナル
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

スタータASSY点検および交換 

手順13S2000データ読み取り(スタータ信号)
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. S2000を画面の表示に従い、データモニタ画面にセットする。

  1. スタータを作動させたときのデータを読み取る。

    基準:


    イグニツシヨンスイツチ位置
    S2000表示内容
    ON
    OFF
    STA
    ON



OK
症状別一覧へ
NG


手順14ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ニュートラルスタートスイッチASSY-エンジンコントロールコンピュータ)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A084730
  1. ニュートラルスタートスイッチASSYのコネクターを切り離す。

  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターBを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータ←→ニュートラルスタートスイッチASSYの車両側コネクター間で導通および短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基準:

    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ←→ニュートラルスタートスイッチASSY
    基準
    B15(STA)←→6(L)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

エンジンコントロール コンピュータ点検および交換