DTC    P0505/33    ISCV系統

準備品一覧


回路説明



  1. A066304
    ロータリーソレノイドタイプのISCVがスロットルボデーに取り付けられており、スロットルバルブをバイパスする吸入空気はISCVへの通路を通り、ISCVに導かれる。エンジンコントロールコンピュータは規定のアイドリング回転数に制御するために、ISCVの吸入空気通路を制御し、狙ったアイドリング回転数になるように信号を送る。


DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P0505/33
1.アイドル回転時
2.ISCV回路の断線または短絡
3.10秒以上
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. ISCV
  3. エンジンコントロールコンピュータ


回路図



A082970



点検手順


□ 参 考 □
  1. DTC P0110/24(吸気温センサ系統)、P0115/22(水温センサ系統)、P0120/41(スロットルセンサ系統)、P0135/21(O2センサヒータ系統B1S1)、P0141/27(O2センサヒータ系統B1S2)、P0183/B6(高圧側ガス温センサ系統(High))、P0188/B1(低圧側ガス温センサ系統(High))、P0193/B7(高圧側ガス圧センサ系統(High))、P0550/75(P/S圧力センサ系統)、P0710/38(油温センサ系統(High))、P1193/B2(低圧側ガス圧センサ系統(High))が連続して出力されるなら、E2(アース系統)が断線している可能性がある。
  2. SST(S2000)を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1S2000アクティブテスト実施(ISCデューティ比)
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. ダイアグコード記憶消去(要領は参照)

  1. SST(S2000)を使用して、画面表示に従って操作を行い、「アクティブテスト」を選択する。

  1. SST(S2000)により、ISCデューティ比を変化させた時に、エンジン回転数が変化することを確認する。

    基準:
    エンジン回転数がISCデューティ比の変化に反応して、高くなったり、低くなったりする。



OK
常時発生しない問題の点検
NG


手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(電源回路)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A070321
  1. ISCVのコネクターを切り離す。

  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ISCVの車両側コネクターの端子間の電圧を測定する。

    基準値:

    測定端子(端子名)
    基準値
    2(VISC)←→3(GND)
    9-14V



NG
ECU電源系統点検
OK


手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(RSD回路)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A082971
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターAおよびISCVのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータ車両側コネクター←→ISCVの車両側コネクター間の導通および短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基準:

    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ←→ISCV
    基準
    A13(RSD)←→1(DUTY)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順4スロットルボデー アイドルスピードコントロール バルブASSY単体点検
(要領は参照)


NG
スロットルボデー アイドルスピードコントロール バルブASSY交換
OK

エンジンコントロール コンピュータ点検および交換