DTC    P0120/41    スロットルセンサ系統

準備品一覧


回路説明



  1. A073486
    E.F.I.スロットルポジションセンサはスロットルボデーに取り付けられており、スロットルバルブの開度を検出する。スロットルバルブ全閉時には約0.7Vの電圧がエンジンコントロールコンピュータのVTA端子にかかる。エンジンコントロールコンピュータのVTA端子にかかる電圧はスロットルバルブの開度に比例して大きくなり、全開時には約3.5から5Vになる。エンジンコントロールコンピュータはVTA端子から入力される電圧から車両の運転状況を判断し、空燃比の補整、燃料カット制御などを行う。


DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P0120/41
1.イグニッションスイッチ ON
2.E.F.I.スロットルポジションセンサ回路の断線または短絡
3.5秒以上継続
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. E.F.I.スロットルポジションセンサ
  3. エンジンコントロールコンピュータ


回路図



A082956



点検手順


□ 参 考 □
  1. DTC P0110/24(吸気温センサ系統)、P0115/22(水温センサ系統)、P0120/41(スロットルセンサ系統)、P0135/21(O2センサヒータ系統B1S1)、P0141/27(O2センサヒータ系統B1S2)、P0183/B6(高圧側ガス温センサ系統(High))、P0188/B1(低圧側ガス温センサ系統(High))、P0193/B7(高圧側ガス圧センサ系統(High))、P0550/75(P/S圧力センサ系統)、P0710/38(油温センサ系統(High))、P1193/B2(低圧側ガス圧センサ系統(High))が連続して出力されるなら、E2(アース系統)が断線している可能性がある。
  2. SST(S2000)を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1S2000データ読み取り(スロットル(No.1)センサー開度)
SST
09991-60101  
09991-60300  


    FI07052
  1. イグニッションスイッチをONにして、エンジン停止状態でSST(S2000)に表示されたスロットルバルブ開度を読み取る。
    読み取り結果: 
    スロットルバルブ
    表示開度
    全開
    約75%
    全閉
    約10%
    全閉→全開→全閉
    数値が途切れず変化すること



OK
常時発生しない問題の点検
NG


手順2エンジンコントロール コンピュータ点検
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A082957
  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータのコネクター端子間の電圧を測定する。(端子配列は参照)

    基準値:

    測定端子(端子番号)
    基準値
    B20(VC)←→B19(E2)
    4.5-5.5V



NG
エンジンコントロール コンピュータ点検および交換
OK


手順3エンジンコントロール コンピュータ点検(E.F.I.スロットルポジションセンサ電圧点検)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A082958
  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータのコネクターA26(VTA)端子←→B19(E2)端子間の電圧を測定する。(端子配列は参照)
    測定結果: 
    スロットルバルブ
    電圧(V)
    全閉
    0.3-1.0
    全開
    2.7-5.0



OK
エンジンコントロール コンピュータ点検および交換
NG


手順4E.F.I. スロットル ポジション センサ単体点検
(要領は参照)


NG
E.F.I. スロットル ポジション センサ交換
OK


手順5ワイヤハーネスおよびコネクター点検(エンジンコントロールコンピューターE.F.I.スロットルポジションセンサ)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A082960
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターA、コネクターBおよびE.F.I.スロットルポジションセンサのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータ←→E.F.I.スロットルポジションセンサ間の導通および短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基準:

    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ←→E.F.I.スロットルポジションセンサ
    基準
    B20(VC)←→1(VC)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    A26(VTA)←→3(VTA)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと
    B19(E2)←→2(E2)
    導通があり他の端子間およびボデーアース間と短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

エンジンコントロール コンピュータ点検および交換