DTC    P0115/22    水温センサ系統

準備品一覧


回路説明


  1. E.F.I.ウォータテンパラチャ内に設けられているサーミスタは水温の変化にしたがって抵抗値が変化する。E.F.I.ウォータテンパラチャとエンジンコントロールコンピュータの接続方法は、インレットエアテンパラチャセンサと同じ。


DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P0115/22
1.イグニッションスイッチ ON
2.E.F.I.ウォータテンパラチャセンサ回路の断線または短絡
3.0.5秒以上
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. E.F.I.ウォータテンパラチャ
  3. エンジンコントロールコンピュータ


回路図



A082953



点検手順


□ 参 考 □
  1. DTC P0110/24(吸気温センサ系統)、P0115/22(水温センサ系統)、P0120/41(スロットルセンサ系統)、P0135/21(O2センサヒータ系統B1S1)、P0141/27(O2センサヒータ系統B1S2)、P0183/B6(高圧側ガス温センサ系統(High))、P0188/B1(低圧側ガス温センサ系統(High))、P0193/B7(高圧側ガス圧センサ系統(High))、P0550/75(P/S圧力センサ系統)、P0710/38(油温センサ系統(High))、P1193/B2(低圧側ガス圧センサ系統(High))が連続して出力されるなら、E2(アース系統)が断線している可能性がある。
  2. SST(S2000)を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1S2000データ読み取り(エンジン冷却水温)
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. イグニッションスイッチをONにして、エンジン停止状態でSST(S2000)に表示されるエンジン冷却水温を読み取る。

    測定結果: 
    A
    B
    C
    -40°C
    140°C
    実水温と同じ



B
手順 4 へ

C
常時発生しない問題の点検
A


手順2S2000データ読み取り(ワイヤハーネス断線点検)
SST
09991-60101  
09991-60300  
09843-18040  


    A067457
  1. E.F.I.ウォータテンパラチャのコネクターを切り離す。

  1. SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)を使用して、E.F.I.ウォータテンパラチャの車両側コネクター2(THW)←→1(E2)端子間を短絡する。

  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(S2000)に表示されるエンジン冷却水温を読み取る。

    表示温度:
    140°C以上



OK
E.F.I. ウォータテンパラチャ センサ交換
NG


手順3S2000データ読み取り(エンジンコントロールコンピュータ内部断線点検)
SST
09843-18040  
09991-60101  
09991-60300  


    A082954
  1. SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)を使用して、エンジンコントロールコンピュータのコネクタB14(THW)端子←→B19(E2)端子間を短絡する。(端子配列は参照)

  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(S2000)に表示されるエンジン冷却水温を読み取る。

    表示温度:
    140°C以上



NG
エンジンコントロール コンピュータ点検および交換
OK

ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 

手順4S2000データ読み取り(ワイヤハーネス短絡点検)
  1. E.F.I.ウォータテンパラチャのコネクターを切り離す。

  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(S2000)に表示されるエンジン冷却水温を読み取る。

    表示温度:
    -40°C



OK
E.F.I. ウォータテンパラチャ センサ交換
NG


手順5ワイヤハーネスおよびコネクター点検(エンジンコントロールコンピューターE.F.I.ウォ-タテンパラチャ)
(点検要領および注意事項は参照)


    A082955
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターBおよびE.F.I.ウォータテンパラチャのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクターB14(THW)←→E.F.I.ウォータテンパラチャの車両側コネクター2(THW)端子間の短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基 準:
    端子間の短絡がないこと

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクターB14(THW)←→ボデーアース間の短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基 準:
    ボデーアースと短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

エンジンコントロール コンピュータ点検および交換