フューエルシステム(1NZ-FNE)  注意事項




    1.作業前注意
    1. フューエルシステムの作業前に、マイナスターミナルをバッテリからはずす。

    2. フューエルシステムの作業は火気のそばでは絶対にしないこと。また作業中には絶対に喫煙しない。

    3. 建物内で作業を行う場合は、十分な換気を行う。CNGは空気より軽いため、必要に応じガス漏れ警報機等の設置を天井上部に設置する。



    4. インジェクタ脱着時には下記の事前注意を守る。


      1. Oリングは絶対に再使用しない。

      2. 新品のOリングをインジェクタに取り付けるとき、絶対に傷つけない。



      3. A084211
      4. 取り付け前にシリコンオイルを新品のOリングに塗布する。エンジンオイル、ギヤオイルおよびブレーキオイルは絶対に使用しない。



    5. 図のように、デリバリパイプとシリンダヘッドにインジェクタを取り付ける。インジェクタ取り付け前に、デリバリパイプがインジェクタのOリングに触れる箇所にシリコンオイルを必ず塗っておく。


      1. コネクタとパイプが固着した場合、手でリテーナを挟み、押したり引いたりして接続をはずして引き出す。このとき、工具は使用しない。

      2. 取りはずしたパイプのシール面に泥などがついていないかを点検して、あれば拭き取る。



      3. A084212
      4. 接続後、パイプとコネクタを引っ張って、確実に接続されたかを確認する。



      2.燃料流出防止作業

      ■ 注 意 ■
      燃料系部品取りはずし前、必ず燃料流出防止作業を行う。



        A084208
      1. フューエルタンクソレノイドメインバルブをフロント側リヤ側共両方締める。

      2. エンジンを始動し、アイドリングで放置する。

      3. エンジンが自然に停止した後、IGスイツチをOFFにする。



      4. A084209
      5. フューエルフィラーリッドを開け、ドライバーを使用して、フューエルインレットパイプのクイックカップリングの芯弁を押し、パイプ内のCNGガスを放出する。(フューエルタンクASSY周辺部分を取りはずす場合)

        ■ 注 意 ■
        1. 周囲に火気のないことを確認する。
        2. ウエスでクイックカップリング部を覆う。



        3.燃料漏れ点検
        1. エンジン停止状態で、イグニッションスイッチをONにする。

        2. DLC3にSST(S2000)を接続する。

          SST
          09991-60101  
          09991-60300  

        3. 画面表示に従って操作を行い、「アクテイブテスト」-「サーキットリレー」を表示させ、フューエルメインソレノイドバルブを開弁させる。



        4. A084210
        5. フューエルタンクからCNGレギュレータ間の配管接続部に石けん水を塗布する。

        6. 燃料漏れがないことを確認する。

        7. 漏れが認められた場合は増し締めを行い、再度点検する。

          ■ 注 意 ■
          増し締めは締め付けトルクの上限を超えてはいけない。

        8. 塗布した石けん水を拭き取る。

        9. エンジンを始動し、アイドリングで10分間放置する。

        10. CNGレギュレータからデリバリパイプ間の配管接続部に石けん水を塗布する。

        11. アイドリング状態で燃料漏れがないことを確認する。

          ■ 注 意 ■
          1. 低圧側の燃料漏れ点検は、アイドリング状態で点検を行う。
          2. アイドリング状態での点検は、エンジン回転部分への巻き込み、火傷などに十分注意を払って作業を行う。

        12. 漏れが認められた場合は増し締めを行い、再度点検する。

          ■ 注 意 ■
          増し締めは締め付けトルクの上限を超えてはいけない。

        13. 塗布した石けん水を拭き取る。