DTC    P0340    カムポジションセンサ系統

準備品一覧


回路説明


  1. カムシャフトポジションセンサ(G2+信号)は、ホ-ル素子とカムシャフトに設けられたタイミングロータで構成されています。カムシャフトが回転するとタイミングロータの突起部とホール素子上のエアギャップが変わり、それにより磁界が変化してホール素子内に起電力が生まれます。


DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P0340
1.クランキング中またはエンジン始動後
2.カムポジションセンサ回路の断線または短絡
3.1秒以上
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクタ
  2. カムポジションセンサ
  3. エンジンコントロールコンピュータ


回路図



A069913



点検手順


□ 参 考 □
  1. DTC P0685(メインリレー制御系統)が同時に出力された場合、P0685(メインリレー制御系統)から点検を行う。(要領は参照)
  2. DTC P0100(エアフロメータ系統)、P0340(カムポジションセンサ系統)、P0380(グロープラグ制御系統)、P0403(EGR系統)、P1228(ポンプ異常)、P1271(燃圧レギュレータ系統)、P1420(吸気絞り系統)が連続して出力されるなら、電源系統(+B)のワイヤハーネスが断線している可能性がある。
  3. S2000を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、それらの情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1ワイヤハーネスまたはコネクター点検(カムポジションセンサ電源電圧点検)
(点検要領および注意事項は 参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A069914
  1. カムポジションセンサのコネクタを切り離す。

  1. イグニッションスイッチをONにする。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、カムポジションセンサの車両側コネクタ3(+B)端子←→ボデーアース間の電圧を測定する。

    基準値
    9-14V

  1. イグニッションスイッチをOFFにする。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順2ワイヤハーネスまたはコネクター点検(カムポジションセンサ-エンジンコントロールコンピュータ間)
(点検要領および注意事項は 参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A069915
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクタCおよびカムポジションセンサのコネクタを切り離す。

  1. 断線点検

    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、カムポジションセンサの車両側コネクタ2(G2)端子←→エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクタC21(G)端子間の導通を点検する。(端子配列は参照)

      基準
      導通あり

    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、カムポジションセンサの車両側コネクタ1(G-)端子←→エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクタC37(EG)端子間の導通を点検する。(端子配列は参照)

      基準
      導通あり



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順3エンジンコントロール コンピュータ単体点検(内部断線点検)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A069916
  1. カムポジションセンサのコネクタを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、カムポジションセンサの車両側コネクタ1(G-)端子←→ボデーアース間の導通を点検する。

    基準
    導通あり



NG
エンジンコントロール コンピュータ点検および交換
OK


手順4カム ポジション センサ交換




エンジンコントロール コンピュータ点検および交換