DTC    P0500/42    車速センサ系統

準備品一覧


機能説明



  1. 各車輪に取り付けられたABS用のスピードセンサから出力される車速パルス信号をスキッドコントロールコンピュータにより車速パルス信号(トランスアクスル回転軸1回転/4パルスに相当)に変換し、車速信号としてコンビネーションメータに出力し、エンジンコントロールコンピュータに入力される。


    A065387



機能説明



  1. 車速センサはローターシャフト(ドリブンギヤを介してトランスミッション動力シャフトにより回転する)が1回転する毎に4パルスシグナルを出力する。その信号はコンビネーションメータ内の回路で形成される波形により、更に正確なパルス波形へと変えられ、エンジンコントロールコンピュータに伝えられる。それはこのようなパルスシグナルの周波数に基づいて車速を決定します。


    A070395



DTC No.
DTC検出条件
1.診断条件 2.異常状態 3.異常期間 4.その他
点検部位
P0500/42
1.車両走行中
2.車速信号が入力されない状態
3.8秒以上(M/T車)、2秒以上(A/T車)
4.1トリップ
  1. ワイヤハーネスまたはコネクター
  2. コンビネーションメータASSY
  3. スピードセンサ(ABSあり車)
  4. スピードメータセンサ(ABSなし車)
  5. エンジンコントロールコンピュータ
  6. スキッドコントロールコンピュータASSY(ABSあり車)


回路図



A070396



点検手順


□ 参 考 □
SST(S2000)を使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、その情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1S2000データ読み取り(車速)
SST
09991-60101  
09991-60300  
  1. スピードメータが正常に作動することを確認する。

  1. DLC3にSST(S2000)を接続する。

  1. 走行テストを行う。

  1. SST(S2000)の画面表示に従って、ECUデータモニターの車速を読み取る。

    基準:
    S2000表示とスピードメータ表示が同じ



OK
常時発生しない問題の点検
NG


手順2エンジンコントロール コンピュータ単体点検
SST
09991-60101  
09991-60300  

□ 参 考 □
SST(S2000)のオシロスコープ機能を使用することにより、エンジンコントロールコンピュータ←→スピードセンサ間の機能点検を実施することができます。



    A070397
    A067505
  1. SST(S2000)をエンジンコントロールコンピュータのコネクターC17(SPD)←→B7(E1)端子間に接続する。(端子配列は参照)

  1. SST(S2000)をオシロスコープ機能にセットする。「セット方法については、S2000取扱説明書を参照」
    項目
    内容
    測定端子
    SPD←→E1
    計器セット
    2V/DIV、20ms/DIV
    条件
    約20km/hで走行時

    □ 参 考 □
    車速が高くなるにつれ、波形周期は短くなる。



OK
エンジンコントロール コンピュータ点検および交換
NG


手順3ワイヤハーネスまたはコネクター点検(エンジンコントロールコンピューターコンビネーションメータ)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    A065323
    A070417
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターCおよびコンビネーションメータのコネクターを切り離す。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、エンジンコントロールコンピュータの車両側コネクター←→コンビネーションメータの車両側コネクター間の導通および短絡を点検する。(端子配列は参照)

    基準:

    測定端子(端子名)
    エンジンコントロールコンピュータ←→コンビネーションメータ
    基準
    C17(SPD)←→15(+S)
    導通があり他の端子およびボデーアース間と短絡がないこと



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

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