ベーン ポンプASSY  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧


□ 参 考 □
ベーンポンプASSY構成図参照。



1. ベーンポンプオイルリザーバ カバー取りはずし


2. パワーステアリングフルード抜き取り


3. フロントタイヤRH取りはずし


4. エンジンアンダ カバー NO.2取りはずし


5. エンジンアンダ カバー NO.1取りはずし


6. オキシジェン センサ取りはずし(駆動方式4WD)
(要領は 参照)
SST
09224-00010  


7. エキゾーストマニホルドヒート インシュレータ NO.1取りはずし
  1. 駆動方式2WD(1NZ-FE、2NZ-FE)(要領は参照)

  2. 駆動方式4WD(要領は参照)



8. エキゾーストパイプASSY FR取りはずし(駆動方式4WD)
(要領は 参照)


9. ベーンポンプ ステー RR取りはずし
  1. ボルトAおよびボルトBをゆるめ、ベーンポンプASSYをエンジン側に移動させ、ベーンポンプVベルト(パワステベルト)を切り離す。



  2. C066367
  3. ボルトAおよびボルトBを締め付けベーンポンプASSYを固定させる。



  4. C098988
  5. ボルトをはずし、ポンプステーリアおよびポンプヒートインシュレーターをベーンポンプASSYから取りはずす。



10. プレッシャフィード チューブASSY切り離し


    C066408
  1. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを切り離す。



11. ベーン ポンプASSY取りはずし
  1. クリップをずらし、合わせマークを付ける。

  2. オイルリザーバーツウポンプハウジングホースNO.1を切り離す。



  3. C098722
  4. オイルプレッシャセンサーのコネクターを切り離す。



  5. C062982
  6. ボルトBおよびボルトCをはずし、アジャスティングストラットを取りはずす。

  7. ボルトAをはずし、ベーンポンプASSYを取りはずす。



12. ベーン ポンプASSY固定


    C063371
  1. SSTを使用して、ベーンポンプASSYをバイスに固定する。

    SST
    09630-00014   (09631-00132)

    ■ 注 意 ■
    ベーンポンプASSY固定用SSTは、必要に応じて脱着する。



13. ベーンポンプオイル リザーバASSY取りはずし
  1. ボルト3本をはずし、オイルリザーバASSYをベーンポンプハウジングから取りはずす。

  2. マイナス薄刃ドライバーを使用して、OリングをオイルリザーバASSYから取りはずす。



14. ベーンポンプ ブラケット RR取りはずし
  1. ボルト2本をはずし、ベーンポンプブラケットFRおよびベーンポンプブラケットRRを取りはずす。



15. フローコントロールバルブ取りはずし
  1. ソケットレンチ27mmを使用して、プレッシャポートユニオンをベーンポンプハウジングフロントから取りはずす。

  2. マイナス薄刃ドライバーを使用して、Oリングをプレッシャポートユニオンから取りはずす。

  3. フローコントロールバルブをベーンポンプハウジングフロントから取りはずす。



  4. C084484
  5. フローコントロールバルブコンプレッションスプリングをベーンポンプハウジングフロントから取りはずす。



16. パワーステアリング オイル プレッシャ センサ取りはずし(エンジン型式1NZ-FE,2NZ-FE)
  1. パワーステアリングオイルプレッシャーセンサをベーンポンプハウジングフロントから取りはずす。



17. ベーンポンプハウジングリヤ取りはずし
  1. ボルト4本をはずし、ベーンポンプハウジングリヤをベーンポンプハウジングフロントから取りはずす。



  2. C084482
  3. Oリングをベーンポンプハウジングリヤから取りはずす。



18. シャフトSUB-ASSY(プーリツキ)取りはずし
  1. マイナス薄刃ドライバー2本を使用して、シャフトスナップリングをプーリシャフトから取りはずす。

  2. ベーンポンププレートを取りはずす。

  3. ベーンポンプロータを取りはずす。

  4. ベーンポンプカムリングを取りはずす。

  5. ベーンポンプサイドプレートFRを取りはずす。

  6. Oリング2個をベーンポンプサイドプレートから取りはずす。



  7. C057767
  8. シャフト ウイズ プーリを取りはずす。



  9. C083088
  10. SSTおよびハンマーを使用して、ベーンポンプハウジングオイルシールNO.1をベーンポンプハウジングフロントから取りはずす。

    SST
    09631-10030  

    ■ 注 意 ■
    ベーンポンプハウジングフロント内面(ブシュ)を傷つけない。



19. ベーンポンプシャフトおよびベーンポンプハウジングフロント内ブシュ点検
  1. マイクロメータおよびキャリパーゲージを使用して、ブシュ内径およびシャフト外径を測定し、オイルクリアランスを算出する。

    限度
    0.07mm(ブシュ内径 - シャフト外径)

    □ 参 考 □
    限度を超えた場合は、新品のベーンポンプASSYに交換する。



  2. C053366
  3. ベーンポンプシャフトおよびベーンポンプハウジングフロント内のブシュに傷や著しい摩耗のないことを確認する。

    □ 参 考 □
    ベーンポンプシャフトまたはベーンポンプハウジングフロントに異常があった場合は、新品のベーンポンプASSYに交換する。



20. ベーンポンププレートとベーンポンプロータのすき間点検


    ZK08344
  1. マイクロメーターを使用して、図の各寸法を点検する。

    基準値
    測定箇所
    寸法[mm]
    A
    11.993-12.003
    B
    7.6-7.8
    C
    1.405-1.411



  2. ZX00285
  3. シックネスゲージを使用して、ベーンポンププレートとベーンポンプロータのすき間を点検する。

    限度
    0.03mm

    □ 参 考 □
    限度を超えた場合は、新品のベーンポンプASSYに交換する。



21. フローコントロールバルブ点検
  1. フローコントロールバルブおよび穴に傷がないことを確認する。

  2. フローコントロールバルブにパワーステアリングフルードを塗布する。

  3. フローコントロールバルブをベーンポンプハウジングフロントに挿入したとき、フローコントロールバルブが自重で滑らかに沈むことを確認する。

  4. フローコントロールバルブの気密点検を行う。

    1. 図の穴Aを塞ぐ。

    2. 図の穴Bに0.39-0.49MPa{4-5kgf/cm2}のエア圧をかける。



    3. C099011
    4. 図の穴Cよりエアの漏れがないことを確認する。

      □ 参 考 □
      漏れがある場合は、新品のベーンポンプASSYに交換する。



22. フローコントロールバルブコンプレッションスプリング点検
  1. フローコントロールバルブコンプレッションスプリングの自由長を測定する。

    限度
    35.8mm

    □ 参 考 □
    限度を超えた場合は、新品のベーンポンプASSYに交換する。



23. プレッシャポートユニオン点検

□ 参 考 □
プレッシャーポートユニオン内のユニオンシートが著しく損傷し、フルードの漏れの恐れがある場合は、新品のベーンポンプASSYに交換する。



24. シャフトSUB-ASSY(プーリツキ)取り付け
  1. 新品のベーンポンプハウジングオイルシールNO.1のリップ部にMPグリースNo.2を塗布する。



  2. C062973
  3. SSTおよびプレスを使用して、ベ-ンポンプハウジングオイルシールNO.1をベーンポンプハウジングフロント上端と一致するまで圧入する。

    SST
    09950-60010   (09951-00280)
    09950-70010   (09951-07100)

    ■ 注 意 ■
    1. ベーンポンプハウジングオイルシールNO.1の取り付け方向を間違えない。
    2. ベーンポンプハウジングオイルシールNO.1を傷つけない。



  4. C062974
  5. シャフトウィズプーリのシャフト部に保護テープを巻き、パワーステアリングフルードを塗布する。

  6. シャフトウィズプーリをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. ベーンポンプハウジングオイルシールNO.1を傷つけない。
    2. シャフト ウイズ プーリ取り付け後、ベーンポンプハウジングオイルシールNO.1のリップ部が反転していないことを確認する。

  7. 新品のOリング2個にパワーステアリングフルードを塗布して、ベーンポンプサイドプレートに取り付ける。



  8. C062975
  9. ベーンポンプサイドプレートとベーンポンプハウジングフロントのくぼみを合わせ、ベーンポンプサイドプレートをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取り付け位置を間違えない。



  10. C062976
  11. ベーンポンプカムリングのストレートピンをベーンポンプサイドプレートのくぼみと合わせ、打刻マークをベーンポンプハウジングフロントのリヤ側に向けてベーンポンプカムリングをポンプハウジングフロントに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取り付け方向および取り付け位置を間違えない。

  12. ベーンポンプロータをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。(ロータ表面に凹形状なし)

  13. ベーンポンプロータをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。(ロータ表面に凹形状あり)

    1. 現車、または補給品のベーンポンプロータに凹形状があることを確認する。



    2. C096473
    3. 凹形状をベーンポンププーリ側(フロント側)へ向けてベーンポンプロータをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

      ■ 注 意 ■
      1. ベーンポンプロータには方向性があるため、取り付け方向を間違えない。
      2. 取り付け後、ベーンポンプロータの凹形状はプーリ側に向いていることを確認する。

  14. ベーンポンププレートにパワーステアリングフルードを塗布する。



  15. C095777
  16. 端面の丸い方を外側にして、ベーンポンププレート10枚をベーンポンプロータに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取り付け方向を間違えない。



  17. C057770
  18. SSTおよびマイナス薄刃ドライバーを使用して、新品のシャフトスナップリングを取り付ける。

    SST
    09905-00012  

    ■ 注 意 ■
    1. シャフトスナップリングを必要以上に広げない。
    2. シャフトスナップリングが溝全周にしっかり入っていることを確認する。
    3. ロータおよびシャフトを傷つけない。



25. ベーンポンプハウジングリヤ取り付け
  1. 新品のOリングにパワーステアリングフルードを塗布する。

  2. Oリングをベーンポンプハウジングリヤに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    OリングをベーンポンプハウジングリヤのOリング溝にしっかりはめる。



  3. C062978
  4. ストレートピンをベーンポンプカムリングのピン穴に合わせ、ベーンポンプハウジングリヤをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    Oリングがはみだしていない事を確認して、ベーンポンプハウジングリヤを取り付ける。

  5. ボルト4本で、ベーンポンプハウジングリヤを取り付ける。

    基準値
    T = 22 N・m{ 224 kgf・cm }



26. プレロード点検
  1. シャフトウイズプーリが円滑に回転し、異音がないことを確認する。

  2. シャフトウイズプーリにボルト(M10×P1.25)を取り付ける。



  3. C053369
  4. シャフト ウイズ プーリの回転トルクを点検する。

    基準値
    T=0.3N·m{2.8kgf·cm}以下(回転中)

    □ 参 考 □
    基準値外の場合は、ベーンポンプハウジングオイルシールNO.1のリップ部が反転していないか点検する。また、取り付けが正常か確認する。



27. ベーンポンプ ブラケット RR取り付け


    C247407
  1. ボルト2本で、ベーンポンプブラケットFRおよびベーンポンプブラケットRRを仮付けする。

    □ 参 考 □
    ボルト2本の本締めは、ベーンポンプASSY取り付け時に行う。



28. パワーステアリング オイル プレッシャ センサ取り付け(エンジン型式1NZ-FE,2NZ-FE)
  1. 新品のOリングにパワーステアリングフルードを塗布する。

  2. Oリングをパワーステアリングオイルプレッシャーセンサに取り付ける。

  3. パワーステアリングオイルプレッシャーセンサをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

    基準値
    T = 21 N・m{ 214 kgf・cm }



29. フローコントロールバルブ取り付け
  1. フローコントロールバルブコンプレッションスプリングをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

  2. フローコントロールバルブにパワーステアリングフルードを塗布する。

  3. フローコントロールバルブをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    フローコントロールバルブの方向性を間違えない。

  4. 新品のOリングにパワーステアリングフルードを塗布する。

  5. Oリングをプレッシャポートユニオンに取り付ける。



  6. C084484
  7. ソケットレンチ27mmを使用して、プレッシャポートユニオンをベーンポンプハウジングフロントに取り付ける。

    基準値
    T = 69 N・m{ 704 kgf・cm }



30. ベーンポンプオイル リザーバASSY取り付け
  1. 新品のOリングにパワーステアリングフルードを塗布し、オイルリザーバASSYに取り付ける。

  2. ボルト3本で、オイルリザーバASSYをベーンポンプハウジングに取り付ける。

    基準値
    T = 9 N・m{ 90 kgf・cm }

  3. ベーンポンプASSY固定用SSTをベーンポンプASSYから取りはずす。



31. ベーン ポンプASSY取り付け


C247408J01
  1. ボルトAで、ベーンポンプASSYを仮付けする。

    □ 参 考 □
    ボルトAの本締めは、Vベルト張力·たわみ量調整後に行う。

  2. ベーンポンプブラケットFRおよびベーンポンプブラケットRRのボルトD 2本を本締めする。

    基準値
    T = 44 N・m{ 450 kgf・cm }

  3. ボルトBおよびボルトCで、アジャスティングストラットを仮付けする。

    □ 参 考 □
    ボルトBおよびボルトCの本締めは、Vベルト張力·たわみ量調整後に行う。



32. ベーンポンプ ステー RR取り付け


    C066379
  1. ポンプステーリアのツメを図のように当て、ベーンポンプハウジングRRに取り付ける。



  2. C063374
  3. ポンプヒートインシュレーターのツメをポンプステーリアの穴に引っかけ、ボルトで取り付ける。

    基準値
    T = 44 N・m{ 450 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    ポンプヒートインシュレーターの突起がポンプステーリアの穴に入っていること。



33. プレッシャフィード チューブASSY接続


    C066408
  1. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを取り付ける。

    基準値
    規定締め付けトルク
    T = 44 N・m{ 450 kgf・cm }
    ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み
    T = 40 N・m{ 410 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    ポンプステーリアでプレッシャフィードチューブASSYを固定すること。



  2. C098722
  3. 合わせマークを合わせ、オイルリザーバーツウポンプハウジングホースNO.1をオイルリザーバASSYに取り付ける。

  4. クリップのツメが車両後方側になるようにオイルリザーバーツウポンプハウジングホースNO.1に取り付ける。

  5. コネクターをオイルプレッシャーセンサに取り付ける。



34. Vベルト張力·たわみ量調整
  1. ベーンポンプVベルト(パワステベルト)をベーンポンプASSYに接続する。

  2. ベーンポンプVベルト(パワステベルト)の張力またはたわみ量を調整し、ボルトCを締め付ける。

    基準値
    T = 44 N・m{ 450 kgf・cm }

    基準
    項目
    新品取り付け時
    5分以上運転後
    張力[N{kgf}]
    441-539
    (45-55)
    245-343
    (25-35)
    たわみ量[mm]
    (押力98N{10kgf})
    8-10
    11-13



  3. C099010
  4. ボルトAおよびボルトBを締め付ける。

    基準値
    T = 44 N・m{ 450 kgf・cm }



35. エキゾーストパイプASSY FR取り付け(駆動方式4WD)
(要領は 参照)


36. エキゾーストマニホルドヒート インシュレータ NO.1取り付け
  1. 駆動方式2WD(1NZ-FE、2NZ-FE)(要領は参照)

  2. 駆動方式4WD(要領は参照)



37. オキシジェン センサ取り付け(駆動方式4WD)
SST
09224-00010  


38. パワーステアリングフルード補充


39. パワーステアリングフルードエア抜き
(要領は 参照)


40. フルード漏れ点検


41. 排気ガス漏れ点検(駆動方式4WD)


42. エンジンアンダ カバー NO.1取り付け


43. エンジンアンダ カバー NO.2取り付け


44. フロントタイヤRH取り付け
基準値
T = 103 N・m{ 1050 kgf・cm }


45. フルード量点検


46. ベーンポンプオイルリザーバ カバー取り付け