ワイヤレスドアロツクコントロールシステム    ワイヤレス機能(遠隔操作)のみ作動しない(新品または正常品のトランスミッタを準備する)

準備品一覧


回路説明


  1. トランスミツタからの信号をドアコントロールレシーバが受信し、実線でドアコントロールリレーASSYへ送っている。ドアコントロールリレーASSYはロツク、アンロツク信号を各ドアロツクモータへ送り各制御を行っている。


回路図



B061843



点検手順

手順1ワイヤレスドアロック作動確認
  1. 基本機能点検

    1. スイッチを3回押したときドアコントロールトランスミッタのLEDが3回点灯し、スイッチを押し続けたときLEDが点滅を繰り返すことを点検する。

      □ 参 考 □
      3回以上押してLEDが点灯しない場合は、電池切れが考えられる。

    2. ワイヤレスドアロックリモートコントロール作動範囲内において、スイッチを約1秒押すと全ドアがアンロックまたはロック作動することを点検する。ただし、イグニッションキーシリンダにキープレートを差し込んだ状態またはいずれかのドアが開いている状態では作動しない。

  1. チャタリング防止機能点検

    1. スイッチを押し続けても、対応する作動を1回作動しか行わず、連続的に対応する作動を繰り返さないことを点検する。ただし、スイッチから指を離して再びスイッチを押すまで約1秒以上の間隔をおけば、次に押したスイッチに対応する作動を行うことを点検する。

  1. オートロック機能点検

    1. スイッチを押して全ドアのアンロックを行った後、約30秒以内にいずれかのドアを開かれないか全ドアがロックされないと自動的に全ドアをロック作動することを点検する。ただし、30秒以内にいずれかのドアを開くか全ドアがロックされると自動的にロック作動しないことを点検する。

  1. スイッチ誤作動防止機能点検

    1. イグニッションキーシリンダにキープレートを差し込んだ状態では、スイッチを押してもロックまたはアンロック作動しないことを点検する。ただし、識別コードの登録モード時は除く。

    2. 登録されていないドアコントロールトランスミッタのスイッチを押したとき作動せず、また登録したドアコントロールトランスミッタを押したとき、ロックまたはアンロック作動することを点検する。

  1. ドア開·半ドア時作動停止機能点検

    1. いずれかのドアが半ドアまたは開かれているとき、スイッチを押してもロックまたはアンロック作動しないことを点検する。

  1. 運転席シートベルト装着時作動停止機能点検

    1. 運転席シートベルトを装着した状態で、スイッチを押してもロック作動しないことを点検する。

  1. 繰り返し機能点検

    1. 運転席ドアのドアコントロールノブをアンロック状態で動きを強制的に阻止しスイッチを押したとき、約2秒後に再度全ドアをロックすることを点検する。

  1. ハザード(アンサーバック)点滅機能点検

    1. スイッチを押したとき、全ドアがロックまたはアンロック作動と同時にハザードが1回(ロック時)または2回(アンロック時)点滅することを点検する。



OK
正常
NG


手順2トランスミツタLED点灯点検
  1. トランスミツタのスイッチを3回押したとき、トランスミツタのLEDが3回点灯するか点検する。



OK
手順 4 へ
NG


手順3トランスミツタバツテリ簡易点検
  1. トランスミツタバツテリを新品または正常品に交換し、トランスミツタのスイッチを3回押したとき、トランスミツタのLEDが3回点灯するか点検する。



OK
トランスミッタ バッテリ交換

NG
ドア コントロール トランスミッタ モジュール セット交換

手順4ワイヤレスドアロック作動確認
  1. トランスミツタの標準操作でUNLOCK←→LOCK作動するか点検する。

    ■ 注 意 ■
    標準操作とは、運転席アウトサイドハンドルから右方向に1m離れた位置で、トランスミツタを車両に向け送信スイッチを1秒間押す。



NG
ドア コントロール トランスミッタ モジュール セット交換
OK


手順5自己診断モード入力
  1. キープレートをイグニツシヨンスイツチロツクシリンダに差し込んだのち抜き取り、5秒以内に再びキープレートを差し込み、イグニツシヨンスイツチのOFF→ON→OFF操作を1回行う。

  1. イグニツシヨンスイツチOFF後、30秒以内に再度イグニツシヨンスイツチのOFF→ON→OFF操作を9回行う。

    ■ 注 意 ■
    上記の条件がひとつでもはずれた場合は、通常モードとなる。



    B061835
  1. 自己診断モードに移行するとドアロックのLOCK←→UNLOCKを1秒間隔で1回出力する。

    □ 参 考 □
    1. 自己診断モードを終了する場合は、イグニツシヨンスイツチをOFF→ONする。
    2. 自己診断モード中は、LOCK←→UNLOCK作動は実施しない。



NG
手順 10 へ
OK


手順6自己診断モードによる確認


    B062026
  1. ドアコントロールトランスミツタのスイッチを押し続けたときのダイアグ出力を点検する。

    基準:

    正常電波を受信(UNLOCKを1回出力)
    A
    識別コードの不一致時(UNLOCKを2回出力)
    B
    ダイアグ出力なし(UNLOCK出力なし)
    C

    □ 参 考 □
    ダイアグ出力の確認はドアロックモータのLOCK←→UNLOCK動作で確認する。



A
ドア コントロール リレーASSY点検および交換

C
手順 8 へ
B


手順7識別コード登録
  1. 識別コードの登録の書き換えモードまたは追加モードに入れることができ、登録できることを点検する。



OK
正常(機能点検実施)

NG
手順 9 へ

手順8ドアコントロールレシーバ応答点検
  1. 新品または正常品の同型車のドアコントロールトランスミツタのスイッチを押し続けたとき、識別コード不一致のダイアグを出力するか点検する。



OK
ドア コントロール トランスミッタ モジュール セット交換

NG
手順 12 へ

手順9正常品のドアコントロールレシーバと交換


OK
ドアコントロール レシーバ点検および交換

NG
ドア コントロール リレーASSY点検および交換

手順10自己診断モード入力方法確認

基準:


自己診断モードの入力方法が正しい場合
A
自己診断モードの入力方法が誤っていた場合
B



B
手順 5 へ
A


手順11アンロックウォーニング スイッチASSY単体点検
SST
09082-00030  
09083-00150  


  1. 導通点検



      B061909
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、コネクタ端子間の導通を点検する。

      基準:
      ピンを押し込んだとき···導通あり
      ピンを押し込まないとき··導通なし



OK
ドア コントロール リレーASSY点検および交換

NG
アンロックウォーニング スイッチASSY交換

手順12ドアコントロール レシーバ点検(電源、アース系)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    B051930
  1. ドアコントロールレシーバのコネクタを切り離し、SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、各端子とボデーアース間の導通および電圧を点検する。

    基準:


    端子番号
    項目
    測定条件
    基準
    1(E)←→ボデーアース
    導通
    常時
    導通あり
    5(+B)←→ボデーアース
    電圧
    常時
    10-14V



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順13ドアコントロール レシーバ点検(出力系)
SST
09082-00030  
09083-00150  


    B051930
  1. ドアコントロールレシーバにコネクタを接続し、SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、2端子とボデーアース間の電圧を点検する。

    基準:


    端子番号
    項目
    測定条件
    基準
    2(RDA)←→ボデーアース
    電圧
    イグニツシヨンスイツチOFF、キーなし、全ドア閉、トランスミツタのスイツチOFF→ON
    1V以下→6V→1V以下

    ■ 注 意 ■
    電圧出力の確認はバーグラフ表示にて点検する。



NG
手順 15 へ
OK


手順14ワイヤハーネスまたはコネクター点検(導通)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


  1. ワイヤハーネス導通点検

    1. ドアコントロールレシーバおよびドアコントロールリレーASSYのコネクターを切り離す。



    2. B063780
    3. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ドアコントロールレシーバ←→ドアコントロールリレーASSY間の車両ワイヤハーネス側コネクターの各端子間の導通を点検する。

      基準:

      端子番号(ドアコントロールレシーバ←→ドアコントロールリレーASSY)
      項目
      測定条件
      基準
      2(RDA)←→22(RDA)
      導通
      常時
      導通あり



OK
手順 16 へ
NG

ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換 

手順15ワイヤハーネスまたはコネクター点検(絶縁)
(点検要領および注意事項は参照)
SST
09082-00030  
09083-00150  


  1. ワイヤハーネス絶縁点検

    1. ドアコントロールレシーバおよびドアコントロールリレーASSYのコネクターを切り離す。

    2. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ドアコントロールレシーバの車両ワイヤハーネス側コネクタの各端子←→ボデーアース間の導通を点検する。

      基準:

      端子番号
      項目
      測定条件
      基準
      2(RDA)←→ボデーアース
      導通
      常時
      導通なし



    3. B063780
    4. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ドアコントロールリレーASSYの車両ワイヤハーネス側コネクタの各端子←→ボデーアース間の導通を点検する。

      基準:

      端子番号
      項目
      測定条件
      基準
      22(RDA)←→ボデーアース
      導通
      常時
      導通なし



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順16正常品のドアコントロールレシーバと交換


OK
ドアコントロール レシーバ点検および交換
NG

ドア コントロール リレーASSY点検および交換