フューエルシステム(1NZ-FE·2NZ-FE)  注意事項




    1.作業前注意
    1. フューエルシステムでの作業前に、マイナスターミナルをバッテリから切り離す。

    2. フューエルシステムの作業は火気のそばでは絶対にしないこと。また作業中には絶対に喫煙しない。

    3. ゴム製、または皮製の部品はガソリンから離しておく。



      2.燃料流出防止作業

      ■ 注 意 ■
      1. 燃料系部品取りはずし前に必ず燃料流出防止作業を行う。
      2. 燃料流出防止作業後もフューエルラインに若干残圧が残るためフューエルラインを切り離す際はウエス等で覆い、燃料の飛散を防ぐ。



        A033108
      1. インパネJ/B内にあるE.F.I.サーキットオープニングリレーを取りはずす。

      2. エンジン始動


        1. エンジンを始動する。

        2. エンジンが自然に停止したあと、イグニッションスイッチをOFFにする。

          □ 参 考 □
          ダイアグコード”P0171/25”の燃料異常が検出される場合がある。

        3. 再度エンジンをクランキングし、始動しないことを確認する。

      3. フューエルタンクキャップをはずし、フューエルタンク内の圧力を抜く。

      4. バッテリのマイナスターミナルを切り離す。

      5. E.F.I.サーキットオープニングリレーを取り付ける。



        3.フューエルシステム


        1. 高圧燃料ラインをはずすときには、大量のガソリンが飛散するので下記の手順に従う。


          1. 燃料流出防止作業

          2. フューエルチューブを取りはずす。

            □ 参 考 □
            FF車(要領は参照)
            4WD車(要領は参照)

          3. フューエルチューブに残っている燃料を抜き取る。



          4. B000679
          5. はずしたフューエルチューブが傷ついたり、中に異物が混入しないようにビニール袋でカバーをする。



          6. B007739
          7. 接続部の下に容器をおく。



        2. インジェクタ脱着時には下記の事前注意を守る。


          1. Oリングは絶対に再使用しない。

          2. 新品のOリングをインジェクタに取り付けるとき、絶対に傷つけない。



          3. A061307
          4. 取り付け前にスピンドルオイルまたはガソリンを新品のOリングに塗布する。エンジンオイル、ギヤオイルおよびブレーキオイルは絶対に使用しない。



          A061308
        3. 図のように、デリバリパイプとシリンダヘッドにインジェクタを取り付ける。インジェクタ取り付け前に、デリバリパイプがインジェクタのOリングに触れる箇所にガソリンかスピンドルオイルを必ず塗っておく。



        4. A050147
        5. フューエルチューブコネクター(金属タイプ)の取りはずし時には下記の事前注意を守る。

          □ 参 考 □
          金属製コネクターの構造は左図に示す。




          1. A056651
          2. フューエルパイプクランプを取りはずす。



          3. B009217
          4. フューエルチューブASSYの金属製コネクターを手に取り、上方に向かって引き出し、保持する。

          5. SSTを図のように接続部につける。

            SST
            09268-21010  



          6. B009218
          7. SSTの面取りした部分をコネクター内のリテーナ部と合わせ、SSTをコネクターに差し込む。

          8. SSTとコネクターを一緒にフューエルチューブ側へスライドさせて取りはずす。



        6. フューエルチューブコネクター(クイックタイプ)を取りはずす場合は下記の事前注意を守る。


          1. フューエルパイプクランプをはずす。



          2. A067608
          3. 取りはずす前にパイプやコネクター周りに泥などの汚れがないかを確認し、あれば拭き取る。



          4. A056653
          5. 必ず手で取りはずす。

          6. コネクターとパイプが固着した場合、手でリテーナを挟み、押したり引いたりして接続をはずして引き出す。このとき、工具は使用しない。

          7. 取りはずしたパイプのシール面に泥などがついていないかを点検して、あれば拭き取る。



          8. B009222
          9. 取りはずしたパイプとコネクターが損傷したり、異物が混入しないようにビニール袋でカバーする。



        7. フューエルチューブコネクター(クイックタイプ)の接続時には下記の事前注意に従う。


          1. コネクターの軸をパイプ軸に合わせ、リテーナがカチッと音がするまでコネクターを押し込む。接続がきつい場合、少量のエンジンオイルをパイプの先に塗る。



          2. A056654
          3. 接続後、パイプとコネクターを引っ張って、確実に接続されたかを確認する。



          4.燃料漏れ点検
          1. フューエルシステムの修理を行ったあとは、燃料漏れがないことを必ず確認する。(要領は参照)