EBD付きABS&BAシステム  前点検




  1. バッテリ電圧点検
    1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、バッテリ電圧を点検する。

      SST
      09082-00030  

      基準値:
      10ー14V



    1. ブレーキシステム表示ランプイニシャルチェック
      1. IGスイッチをONにし、ABSウォーニングランプおよびブレーキウォーニングランプが点灯し、約3秒後に消灯することを点検する。

        □ 参 考 □
        ランプが点灯しない場合は、バルブ切れ、メータの出力端子、スキッドコントロールコンピュータとメータ間のワイヤハーネスを点検する。



      1. ダイアグノーシスコード出力点検
        1. SST(S2000)によるダイアグノーシスコード読み取り


          1. IGスイッチ OFFで、SSTをDLC3に接続する。

            SST
            09991-60101  
            09991-60300  

          2. IGスイッチをONにし、S2000の表示画面に従って、ダイアグノーシスコードを読み取る。

            ■ 注 意 ■
            異常がある場合は修理後ダイアグノーシスコード記憶を消去する。



        2. ウォーニングランプによるダイアグノーシスコード読み取り




          1. C082509
          2. IGスイッチ OFFで、SSTを使用してDLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。

            SST
            09843-18040  

            ■ 注 意 ■
            1. 故障の原因となるため、コネクターの接続位置を間違えない。
            2. 車両停止状態で行う。



          3. C040092
          4. イグニッションスイッチをONにして、ABSウォーニングランプの点滅回転数を読み取る。

            □ 参 考 □
            1. 正常な場合は0.25秒点灯、0.25秒消灯を繰り返す。
            2. 異常コードが1つの場合は4秒の間隔をおいて、同一コードを出力し、複数のコードを出力する場合は、異なるコードを2.5秒間隔で出力し、一巡すると4秒の間隔をおいて再度出力する。
            3. 複数のコードを出力する場合は、コード番号の小さいものから順に出力する。

          5. DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を開放する。

            ■ 注 意 ■
            異常がある場合は、修理後ダイアグノーシスコードの記憶を消去する。



        1. フリーズフレームデータ出力について
          1. S2000を使用して、システム作動時と異常ダイアグノーシスコード発生時の車両(センサー)状況を記憶し、表示させることができる。

          2. システム作動時のフリーズフレームデータ


            1. システム作動時にデータを記憶し、システム作動毎に新しいデータが更新される。

            2. 最後にシステムが作動した時からのIG OFF→ONした回数を31回まで記憶し、表示する。

              □ 参 考 □
              1. 車両停車状態(車速が7km/h未満)でのIG OFF→ONはカウントアップされない。
              2. IGスイッチONの回数が31回をこえた場合は「31」を表示する。

            3. 異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータを記憶すると、システム作動時のフリーズフレームデータは消去される。

          3. 異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータ


            1. 異常ダイアグノーシスコードが出力した場合、異常コード発生時のフリーズフレームデータを記憶する。

            2. 異常ダイアグコード発生時のフリーズフレームデータを記憶すると、記憶データ消去(ダイアグノーシスコード消去)されるまでデータ更新はされない。

            3. 異常ダイアグノーシスコード発生時のフリーズフレームデータでは、フリーズフレームデータ記憶後のIG ON回数は記憶しない。

              ABS、フリーズフレームデータ一覧表 
              項目名
              出力項目
              状況
              参考値
              マスタ圧センサー
              出力値(V)
              ペダルを放した状態
              0.3-0.9
              マスタ圧センサー
              出力値(V)
              ペダルを約49N{5kgf}で踏んだ状態
              0.8-1.8
              マスタ圧センサー
              出力値(V)
              ペダルを全踏みした状態
              3.2-4.5
              マスタ圧センサー変化量
              センサ勾配(MPa/s)
              -
              -30-200
              車両スピード
              車体速度(km/h)
              -
              メータの速度表示
              前後G(推定)
              車体速勾配(G)
              -
              -1.5-1.5
              ストップスイッチ
              ON/OFF
              ブレーキペダル操作
              ON←→OFF
              データフリーズ後からのIG ON回数
              IG ON回数
              -
              0-31
              作動システム
              作動システム
              -
              1.ABS
              2.BA



          1. ダイアグノーシスコード、フリーズフレームデータ消去
            1. ダイアグノーシスコード消去方法(S2000)


              1. IGスイッチ OFFで、SSTをDLC3に接続する。

                SST
                09991-60101  
                09991-60300  

              2. IGスイッチをONにし、S2000の表示画面に従ってダイアグノーシスコードを消去する。



            2. ダイアグノーシスコード消去方法(DLC3短絡)


              1. IGスイッチOFFの状態で、SSTを使用してDLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。

                SST
                09843-18040  

                ■ 注 意 ■
                故障の原因となるため、コネクターの接続位置を間違えない。

              2. IGスイッチをONにし、5秒間に8回以上ブレーキペダルを踏み込む。



              3. C082509
              4. 正常コードが出力されていることを確認する。

                □ 参 考 □
                故障が継続している時は、消去できない場合がある。



            1. テストモード点検

              □ 参 考 □
              1. テストモードに入ると、全テストモードコードを一度記憶し、点検時にコンピュータが正常と判断したコードの記憶が消去される。
              2. 通常モードに戻ると、全てのテストモードコードは消去される。

              1. テストモード起動方法(S2000)


                1. IGスイッチをOFFにし、SSTをDLC3に接続する。

                  SST
                  09991-60101  
                  09991-60300  

                2. IGスイッチをONにして、SSTの表示画面に従ってテストモードに切り替える。



              2. テストモード表示確認

                □ 参 考 □
                テストモード起動時、テストモード表示の前に、各ECUコードが出力される。

                基準:

                車両
                ECUコード
                2WD車
                0
                4WD車
                1


                C097267




                1. C040094
                2. ABSウォーニングランプが点滅し、テストモードが表示される。

                  ■ 注 意 ■

                  センサチェックコード継続条件 
                  DLC3
                  IGスイッチON
                  IGスイッチOFF
                  IGスイッチOFF→ON
                  TS-CG端子間短絡
                  記憶保持
                  記憶保持
                  記憶保持
                  TS-CG端子間開放
                  記憶保持
                  記憶保持
                  記憶消去



              3. デセラレーションセンサチェック(4WD車)




                1. C097270
                2. ブレーキング、突起乗越しおよび車両傾けなどにより車両前後方向に減速度を発生させ0.2-0.4G以上の減速度が発生中にABSウォーニングランプが点灯することを確認する。

                  ■ 注 意 ■
                  デセラレーションセンサチェックは必ず、スピードセンサチェックを行う前に終了させておく。

                  □ 参 考 □
                  スピードセンサチェックが終了していない場合、デセラレーションセンサチェック終了条件が成立するたびにABSウォーニングランプが点灯する。

              4. マスタシリンダ内圧センサチェック


                1. 車両停止状態でブレーキペダルを1秒以上開放した後、0.1秒間で踏力9.8N{10kgf}以上の踏力を発生させたとき、ABSウォーニングランプが点灯することを確認する。

                  □ 参 考 □
                  ランプ点灯中は踏力9.8N{10kgf}以上でブレーキペダルを踏み続ける。

                  ■ 注 意 ■
                  1. 低水温時および負圧不十分時には、マスタシリンダ内圧センサチェックが終了しない場合がある。その場合、エンジン回転数を上げるなどし負圧を十分に確保する。
                  2. マスタシリンダ内圧センサチェックが終了しない場合、むやみにブレーキを踏み込むとさらに負圧が低下し、マスタシリンダ内圧センサチェックが終了しにくくなる場合がある。



              5. スピードセンサチェック




                1. ハンドル直進状態でホイールスピンさせずに発進し、任意に時速45km/h以上まで速度を上げ、ABSウォーニングランプが消灯することを確認する。

                  ■ 注 意 ■
                  1. 4WD車はスピードセンサチェックを行う前にデセラレーションセンサチェックを終了させておく。
                  2. 操舵した状態でセンサチェックを開始した場合、ホイールスピンをさせるとスピードセンサチェックが終了しないことがある。
                  3. ABSウォーニングランプ消灯後、時速80km/h以上で走行すると再度センサチェックコードを記憶するため、80km/hに達するまでに減速、停車する。
                  4. センサチェック未終了の場合、走行中もABSウォーニングランプが点滅となり、ABSは作動しない。
                  5. センサ異常時はABSウォーニングランプが点灯し、ABSは作動しない。

                  □ 参 考 □
                  スピードセンサチェックが正常に終了すると、ABSウォーニングランプは走行中は消灯、停車中はテストモード点滅を行う。


                  C098389

              6. センサチェック終了


                1. センサチェックが正常に終了した場合、ABSウォーニングランプ点灯状態は車両停止中は点滅状態(テストモード表示)、車両走行中は消灯状態となる。

                  ■ 注 意 ■
                  1. 車両停止中は異常状態でも点滅する。
                  2. スピードセンサ、マスタシリンダ内圧センサおよびデセラレーションセンサチェック(4WD車)の全てが正常に終了した時、センサチェック終了となる。
                  3. センサチェック未終了の場合は走行中もABSウォーニングランプが点滅となり、ABSは作動しない。
                  4. センサ異常時はABSウォーニングランプが点灯し、ABSは作動しない。

              7. SST(S2000)によるセンサチェックコード確認


                1. IGスイッチ OFFで、SSTをDLC3に接続する。

                  SST
                  09991-60101  
                  09991-60300  

                2. IGスイッチをONにし、S2000の表示画面に従って、センサチェックコードを読み取る。



              8. ウォーニングランプによるセンサチェックコード読み取り




                1. C098731
                2. IGスイッチ OFFで、SSTを使用してDLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。

                  SST
                  09843-18040  

                  ■ 注 意 ■
                  1. 故障の原因となるため、コネクターの接続位置を間違えない。
                  2. 車両停止状態で行う。



                3. C040092
                4. イグニッションスイッチをONにして、ABSウォーニングランプの点滅回数を読み取る。

                  □ 参 考 □
                  1. センサチェックコードとダイアグノーシスコードが表示される。
                  2. 正常な場合は0.25秒点灯、0.25秒消灯を繰り返す。
                  3. 異常コードが1つの場合は4秒の間隔をおいて、同一コードを出力し、複数のコードを出力する場合は、異なるコードを2.5秒間隔で出力し、一巡すると4秒の間隔をおいて再度出力する。
                  4. 複数のコードを出力する場合は、コード番号の小さいものから順に出力する。

                  ■ 注 意 ■
                  1. ダイアグノーシスコードのみ表示された場合、不具合箇所を修理しダイアグノーシスコードを消去する。消去後ABSウォーニングランプが正常であることを確認する。
                  2. センサチェックコードのみ表示された場合、不具合箇所を修理しダイアグノーシスコード消去を行い、再度テストモード点検を行う。
                  3. ダイアグノーシスコードおよびセンサチェックコードが表示された場合、不具合箇所を修理しダイアグノーシスコード消去を行い、再度テストモード点検を行う。

                5. DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を開放する。

              9. テストモード終了方法(S2000)


                1. SST(S2000)の画面表示に従って、テストモード→通常モードに切り替える。

                2. IGスイッチをOFFにして、SSTを取りはずす。



              1. センサチェックコード一覧表

                コード番号[SAE]ランプ
                診断内容[端子記号]
                判定内容
                点検項目
                [C1271]71
                フロント右スピードセンサ出力電圧異常[FR+、FR-]
                異物の付着、センサとロータとのすき間を判定
                1. スピードセンサ断線、ショート
                2. スピードセンサ系ワイヤハーネス断線、ショート
                3. コネクター接圧不良、配線抵抗
                4. スピードセンサ取り付け不良
                5. スピードセンサロータ系異常
                [C1272]72
                フロント左スピードセンサ出力電圧異常[FL+、FL-]
                異物の付着、センサとロータとのすき間を判定
                1. スピードセンサ断線、ショート
                2. スピードセンサ系ワイヤハーネス断線、ショート
                3. コネクター接圧不良、配線抵抗
                4. スピードセンサ取り付け不良
                5. スピードセンサロータ系異常
                [C1273]73
                リヤ右スピードセンサ出力電圧異常[RR+、RR-]
                異物の付着、センサとロータとのすき間を判定
                1. スピードセンサ断線、ショート
                2. スピードセンサ系ワイヤハーネス断線、ショート
                3. コネクター接圧不良、配線抵抗
                4. スピードセンサ取り付け不良
                5. スピードセンサロータ系異常
                [C1274]74
                リヤ左スピードセンサ出力電圧異常[RL+、RL-]
                異物の付着、センサとロータとのすき間を判定
                1. スピードセンサ断線、ショート
                2. スピードセンサ系ワイヤハーネス断線、ショート
                3. コネクター接圧不良、配線抵抗
                4. スピードセンサ取り付け不良
                5. スピードセンサロータ系異常
                [C1275]75
                フロント右スピードセンサ出力周期異常[FR+、FR-]
                センサ入力波形の安定を判定
                1. スピードセンサロータ系異常
                2. スピードセンサ先端異物付着
                [C1276]76
                フロント左スピードセンサ出力周期異常[FL+、FL-]
                センサ入力波形の安定を判定
                1. スピードセンサロータ系異常
                2. スピードセンサ先端異物付着
                [C1277]77
                リヤ右スピードセンサ出力周期異常[RR+、RR-]
                センサ入力波形の安定を判定
                1. スピードセンサロータ系異常
                2. スピードセンサ先端異物付着
                [C1278]78
                リヤ左スピードセンサ出力周期異常[RL+、RL-]
                センサ入力波形の安定を判定
                1. スピードセンサロータ系異常
                2. スピードセンサ先端異物付着
                [C1279]79
                デセラレーションセンサ(Gセンサ)異常[GL1、GL2]
                制動中のGを検出し判定
                1. デセラレーションセンサ(Gセンサ)コネクターかん合不良
                2. デセラレーションセンサ(Gセンサ)スティック
                3. デセラレーションセンサ(Gセンサ)取り付け不良
                [C1281]81
                マスターシリンダー圧力センサ出力異常[VMC、PMC]
                ブレーキペダルの踏力を検出し判定
                1.マスターシリンダー圧力センサ断線、ショート
                2.マスターシリンダー圧力センサ系ワイヤハーネス断線、ショート
                3.ストップランプスイッチ系ワイヤハーネス断線、ショート


                1. S2000による点検
                  1. ECUデータモニター


                    1. IGスイッチをOFFにして、DLC3にSSTをセットする。

                      SST
                      09991-60101  
                      09991-60300  

                    2. IGスイッチON後、SST(S2000)の表示画面に従って操作し、ECUデータを確認する。

                      ■ 注 意 ■
                      コンピュータデータの値は、測定のわずかな誤差,測定環境の違い、車両の経時変化などにより値が大きくバラツキ、明確な基準値(判定値)を示すことが困難である。従って、参考値内であっても不具合となる場合がある。


                      ECUデ-タモニター 
                      項目名(記号)
                      項目名解説
                      点検条件
                      参考値
                      異常時の点検項目
                      パーキングブレーキ(PKB)
                      パーキングブレーキの作動を表す
                      パーキングブレーキ作動→解除
                      ON→OFF
                      パーキングブレーキスイッチ信号
                      ストップスイッチ(STP)
                      ストップランプスイッチ作動を表す
                      ブレーキペダル踏み込み←→解放
                      ON←→OFF
                      1. ストップランプスイッチ
                      2. ストップランプ系統
                      テストモード(TEST)
                      -
                      -
                      テストモード←→通常モード
                      -
                      ソレノイドリレー(SOL)
                      ソレノイドリレー作動を表す
                      IGスイッチON時
                      OFF→ON
                      ソレノイドリレーソレノイドリレー系信号
                      ABSモーターリレー(ABSM)
                      モーターリレー作動を表す
                      モーター非作動→モーター作動
                      OFF→ON
                      モーターリレー、モーターリレー系信号
                      FRRHABS制御中信号(ABFR)
                      制御中か否かを表す
                      ABS作動時
                      制御中→制御外
                      アクチュエータ系
                      FRLHABS制御中信号(ABFL)
                      制御中か否かを表す
                      ABS作動時
                      制御中→制御外
                      アクチュエータ系
                      RRRHABS制御中信号(ABRR)
                      制御中か否かを表す
                      ABS作動時
                      制御中→制御外
                      アクチュエータ系
                      RRLHABS制御中信号(ABRL)
                      制御中か否かを表す
                      ABS作動時
                      制御中→制御外
                      アクチュエータ系
                      FRRHスピードセンサ(SPFR)
                      車輪速度を表す0-255km/h
                      1.停車時
                      2.一定車速走行時
                      1.0km/h
                      2.大きな変動がないこと
                      車速センサ信号系、アクチュエータ系
                      FRLHスピードセンサ(SPFL)
                      車輪速度を表す0-255km/h
                      1.停車時
                      2.一定車速走行時
                      1.0km/h
                      2.大きな変動がないこと
                      車速センサ信号系、アクチュエータ系
                      RRRHスピードセンサ(SPRR)
                      車輪速度を表す0-255km/h
                      1.停車時
                      2.一定車速走行時
                      1.0km/h
                      2.大きな変動がないこと
                      車速センサ信号系、アクチュエータ系
                      RRLHスピードセンサ(SPRL)
                      車輪速度を表す0-255km/h
                      1.停車時
                      2.一定車速走行時
                      1.0km/h
                      2.大きな変動がないこと
                      車速センサ信号系、アクチュエータ系
                      Gスイッチ(G-SW)
                      Gスイッチの状態を表す
                      減速時、加速時
                      高G→中G→低Gと変化
                      Gセンサ信号系、アクチュエータ系
                      車両スピード(SPD1)
                      車両スピードを表す
                      1.停車時
                      2.一定車速走行時
                      1.0km/h
                      2.大きな変動がないこと
                      アクチュエータ系
                      ECU電源電圧(BATT)
                      ECU電圧状態を表す
                      -
                      停電圧→正常
                      電源電圧系異常
                      ABSソレノイドSFRR(SFRR)
                      フロント右減圧、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSFRH(SFRH)
                      フロント右保持、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSFLR(SFLR)
                      フロント左減圧、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSFLH(SFLH)
                      フロント左保持、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSRRH(SRRH)
                      リヤ右保持、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSRRR(SRRR)
                      リヤ右減圧、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSRLH(SRLH)
                      リヤ左保持、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      ABSソレノイドSRLR(SRLR)
                      リヤ左減圧、ソレノイドの状態を表す
                      ABS非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      アクチュエータ系ソレノイドリレー
                      切り替えソレノイドSRCR(SRCR)
                      ソレノイドの状態を表す
                      BA非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      1. ソレノイドリレー
                      2. アクチュエータ系スキッドコントロールコンピュータ
                      切り替えソレノイドSRCF(SRCF)
                      ソレノイドの状態を表す
                      BA非作動時←→作動時
                      OFF←→ON
                      1. ソレノイドリレー
                      2. アクチュエータ系スキッドコントロールコンピュータ
                      マスタ圧センサ1(PMC1)
                      マスタシリンダ圧力を表す0-25MPa
                      1.ブレーキを踏む
                      2.断線時
                      3.短絡時
                      1.踏力に比例
                      2.約0V
                      3.約5V
                      アクチュエータ系
                      ダイアグモード数(DIAG)
                      ダイアグモード数を表す
                      -
                      0-255
                      -

                  2. アクティブテスト点検


                    1. IGスイッチをOFFにして、DLC3にSSTをセットする。

                      SST
                      09991-60101  
                      09991-60300  

                    2. IGスイッチ後、SST(S2000)の表示画面にしたがって操作し、作動点検を行う。

                      ■ 注 意 ■
                      1. モーターおよびソレノイド保護のため、モーターおよびソレノイドの作動は5秒以上行わない。また、数秒の駆動を断続的にも行わない。
                      2. 各ソレノイドアクティブテスト作動可能時間は約2秒で、自動的にOFFになる。
                      3. 減圧弁のみ単独でONさせた状態でブレーキを踏まない。
                      4. 各輪の保持弁と減圧弁を動かすことを除いて、ソレノイドを同時に2つ以上動かさない。


                      アクティブテスト 
                      項目名
                      テスト内容
                      制約条件
                      リレー駆動
                      各リレーのON←→OFFが可能
                      SPD=0km/hにて可能
                      ABSソレノイド駆動
                      各輪制御ソレノイドのON←→OFFが可能
                      ソレノイドリレーONかつSPD=0km/hにて可能
                      切り替えソレノイド駆動
                      切り替えソレノイドのON←→OFFが可能
                      ソレノイドリレーONかつSPD=0km/hにて可能
                      ランプ駆動
                      ランプのON←→OFFが可能
                      SPD=0km/hにて可能