パワーステアリング リンクASSY(4WD)  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧


□ 参 考 □
パワーステアリングリンクASSY(4WD)構成図参照。



1. フロントタイヤ直進状態点検


2. ステアリングコラムホールカバー プレート取りはずし


3. ステアリングスライディング ヨークSUB-ASSY切り離し


    C098802
  1. スパイラルケーブル断線防止のため、ステアリングホイールが回転しないようにシートベルトをステアリングホイールに通して固定する。



  2. C098658
  3. ステアリングスライディングヨークのインタミディエイトシャフトASSY NO.2側のボルト(A)をゆるめる。

  4. ステアリングスライディングヨークのコントロールバルブ側のボルト(B)を取りはずす。

  5. ステアリングスライディングヨークおよびコントロールバルブに合わせマークを付け、ステアリングスライディングヨークを切り離す。



4. ステアリングコラムホール カバーSUB-ASSY NO.1切り離し


    C099004
  1. クリップAをはずし、ステアリングコラムホールカバーNO.1をボデーから切り離す。

    ■ 注 意 ■
    クリップBを破損させない。



5. パワーステアリングフルード抜き取り


6. フロントタイヤ取りはずし


7. エンジンアンダ カバー NO.2取りはずし


8. エンジンアンダ カバー NO.1取りはずし


9. タイロッド エンドSUB-ASSY LH切り離し
  1. コッターピンをはずし、キャッスルナットを取りはずす。



  2. C063405
  3. SSTを使用して、タイロッドエンドLHをステアリングナックルアームから切り離す。

    SST
    09628-62011  

    ■ 注 意 ■
    ボールジョイントのダストカバーを傷つけない。



10. タイロッド エンドSUB-ASSY RH切り離し
SST
09628-62011  

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



11. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY取りはずし
(要領は参照)
SST
09325-20010  


12. オキシジェン センサ取りはずし
(要領は参照)
SST
09224-00010  


13. エキゾーストマニホルドヒート インシュレータ NO.1取りはずし
(要領は参照)


14. エキゾーストパイプASSY FR取りはずし
(要領は参照)


15. ベーンポンプ ステー RR取りはずし
  1. ボルトAおよびボルトBをゆるめ、ベーンポンプASSYをエンジン側に移動させる。



  2. C066367
  3. ボルトAおよびボルトBを締め付け、ベーンポンプASSYを固定させる。



  4. C098988
  5. ボルトをはずし、ポンプステーリアおよびポンプヒートインシュレーターを取りはずす。



16. プレッシャフィード チューブASSY切り離し
  1. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを切り離す。



  2. C098844
  3. クリップをはずし、リターンホースを切り離す。



17. フロントスタビライザ ボルト取りはずし
(要領は参照)


18. スタビライザ バー FR取りはずし
(要領は参照)


19. パワーステアリング リンクASSY取りはずし
  1. ボルト2本をはずし、パワ-ステアリングリンクASSYをクロスメンバから切り離す。

  2. ミッションジャッキなどで、クロスメンバを支持する。

  3. クロスメンバ取り付けボルト4本をはずし、クロスメンバを少し下げ、パワーステアリングリンクASSYを取りはずす。

  4. ステアリングコラムホールカバーNO.1をパワ-ステアリングリンクASSYから取りはずす。



20. パワーステアリングラック ハウジング ヒートインシュレータ取りはずし


21. プレッシャフィード チューブASSY取りはずし
  1. ボルト2本をはずし、プレッシャフィードチューブASSYのクランプを切り離す。



  2. C098845
  3. ユニオンナットレンチ19を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを取りはずす。



22. ステアリングレフトターンプレッシャチューブ取りはずし
  1. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングレフトターンプレッシャチューブを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングレフトターンプレッシャチューブを取りはずした状態でステアリングラックを動かすと、残留フルードが勢いよく飛び出すことがある。



  2. C098832
  3. Oリング2個をステアリングレフトターンプレッシャチューブから取りはずす。



23. ステアリングライトターンプレッシャチューブ取りはずし
  1. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステリングライトターンプレッシャチューブを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングライトターンプレッシャチューブを取りはずした状態でステアリングラックを動かすと、残留フルードが勢いよく飛び出すことがある。



  2. C098836
  3. Oリング2個をステアリングライトターンプレッシャチューブから取りはずす。



24. パワーステアリング リンクASSY固定


    C062790
  1. 保護テープを巻いたSSTを使用して、パワーステアリングリンクASSYをバイスに固定する。

    SST
    09612-00012  

    □ 参 考 □
    パワーステアリングリンクASSY固定用SSTは、必要に応じて脱着する。



25. タイロッド エンドSUB-ASSY LH取りはずし
  1. ステアリングラックエンドおよびタイロッドエンドLHに合わせマークを付ける。

    ■ 注 意 ■
    合わせマークは、左右が見分けられるように付ける。



  2. C098721
  3. ロックナットをゆるめ、タイロッドエンドLHおよびロックナットを取りはずす。



26. タイロッド エンドSUB-ASSY RH取りはずし

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



27. ステアリングラックブーツ クリップ取りはずし
  1. プライヤーを使用して、左右の各ステアリングラックブーツクリップを取りはずす。



28. ステアリングラックブーツ クランプ NO.2取りはずし
  1. プライヤーを使用して、ステアリングラックブーツクランプNO.2のかしめ部をつかむ。

  2. プライヤーを左右にこじりステアリングラックブーツクランプNO.2を起こし、ステアリングラックブーツクランプNO.2を切る。



  3. C062791
  4. ステアリングラックブーツクランプNO.2をラックブーツから取りはずす。



29. ステアリングラックブーツ クランプ NO.1取りはずし

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



30. ステアリングラック ブーツ NO.2取りはずし


31. ステアリングラック ブーツ NO.1取りはずし


32. ステアリングラックハウジング ブラケット NO.2取りはずし
  1. パワーステアリングギヤASSYおよびステアリングラックハウジングブラケットNO.2に合わせマークを付ける。



  2. C099014
  3. ボルトをはずし、ステアリングラックハウジングブラケットNO.2およびグロメットNO.2を取りはずす。



33. ステアリングラック エンドSUB-ASSY取りはずし
  1. 両側のステアリングラックエンドにSSTを取り付ける。

    SST
    09922-10010  



  2. C062793
  3. SST2個を使用して、ステアリングラックエンドを取りはずす。

    SST
    09922-10010  

    ■ 注 意 ■
    1. SSTの使用する方向を間違えない。
    2. SSTでステアリングラックエンドを確実に固定する。



  4. C062794
  5. ステアリングラックエンドを取りはずした側のパワーステアリングラックにSSTを取り付ける。

    SST
    09922-10010  

  6. SSTを2個使用して、ステアリングラックエンドを取りはずす。

    SST
    09922-10010  

    ■ 注 意 ■
    1. SSTの使用する方向を間違えない。
    2. SSTでパワーステアリングラックを確実に固定する。
    3. パワーステアリングラックを傷つけない。



34. パワーステアリングラックガイド取りはずし


    C062795
  1. SSTを使用して、スプリングキャップナットを取りはずす。

    SST
    09922-10010  

    ■ 注 意 ■
    SSTの使用する方向を間違えない。



  2. C063448
  3. ストレートヘキサゴンレンチ19を使用して、スプリングキャップを取りはずす。

  4. ラックガイドスプリングおよびラックガイドスペーサを取りはずす。

  5. パワーステアリングラックガイドを取りはずす。



35. パワーステアリングコントロールバルブASSY取りはずし
  1. ラックハウジングおよびコントロールバルブハウジングに合わせマークを付ける。

  2. ボルト2本をはずし、パワーステアリングコントロールバルブASSYをラックハウジングから取りはずす。



  3. C062797
  4. コントロールハウジングガスケットをラックハウジングから取りはずす。



36. パワーステアリングコントロールバルブ取りはずし
  1. パワーステアリングコントロールバルブのセレーション部に保護テープを巻く。



  2. C062799
  3. SSTおよびプレスを使用して、パワーステアリングコントロールバルブを取りはずす。

    SST
    09527-10011  

    ■ 注 意 ■
    1. パワーステアリングコントロールバルブを落下させない。
    2. パワーステアリングコントロールバルブハウジン内のオイルシールを損傷させない。



37. パワーステアリングコントロールバルブリング取りはずし
  1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、コントロールバルブリング4個を取りはずす。



38. パワーステアリングコントロールバルブベアリング取りはずし


    C098848
  1. SSTおよびプレスを使用して、オイルシールおよびパワーステアリングコントロールバルブベアリングを取りはずす。

    SST
    09950-60010   (09951-00180, 09951-00250, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07100)



39. シリンダエンドストッパホールスナップリング取りはずし
  1. ニードルノーズプライヤーを使用して、シリンダエンドストッパホールスナップリングを取りはずす。



40. シリンダエンドストッパ取りはずし

■ 注 意 ■
リング溝を傷つけない。



41. パワーステアリングラック取りはずし


    C062801
  1. ボルト(M14×P1.5)およびプレスを使用して、パワーステアリングラックを取りはずす。



42. パワーステアリングラックブシュ取りはずし
  1. ラックブシュをパワーステアリングラックから取りはずす。

  2. SSTを使用して、ラックブシュオイルシールを取りはずす。

    SST
    09613-22011  



  3. C063372
  4. マイナス薄刃ドライバーを使用して、ラックブシュOリングを取りはずす。



43. ラックステアリングピストンリング取りはずし
  1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、ラックステアリングピストンリングおよびOリングをパワーステアリングラックから取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    リング溝を傷つけない。



44. パワーステアリングシリンダチューブオイルシール取りはずし
  1. SSTおよびプレスを使用して、パワーステアリングシリンダチューブオイルシールを押し出す。

    SST
    09950-60010   (09951-00200, 09951-00240, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07360)

    ■ 注 意 ■
    ラックハウジング内面を傷つけない。



  2. C062967
  3. ブラスバーおよびハンマーを使用して、SSTをたたきパワーステアリングシリンダチューブオイルシールを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    ラックハウジングを傷つけない。



45. パワーステアリングシリンダチューブオイルシール取り付け
  1. 新品のパワーステアリングシリンダチューブオイルシールのリップ部にパワーステアリングフルードを塗布する。

  2. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールをラックハウジングに斜めに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールの取り付け方向を間違えない。
    2. 2ヶ所のポートを通過時にパワーステアリングシリンダチューブオイルシールの側面が芭損しないようにあするため、オイルシールは約15°の角度で、下図の矢印部分にパワーステアリングシリンダチューブオイルシールの最下部が位置するように取り付ける。



  3. C098979
  4. SSTを使用して、パワーステアリングシリンダチューブオイルシールが2ヶ所のポート部を通過するまで手で押し込んでいく。

    SST
    09631-00200  
    09950-70010   (09951-07360)

    ■ 注 意 ■
    パワーステアリングシリンダチューブオイルシールを挿入時、SSTは回転させない。



  5. C098980
  6. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールが下側のポートを通過後、SSTを使用して、パワーステアリングシリンダチューブオイルシールが水平になるまで手で押し込んでいく。

    SST
    09631-00200  
    09950-70010   (09951-07360)

    ■ 注 意 ■
    SST挿入時、ラックハウジングの内面を傷つけない。



  7. C098981
  8. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールが水平になった後、SSTおよびプレスを使用して、パワーステアリングシリンダチューブオイルシールを取り付ける。

    SST
    09950-70010   (09951-07360)
    09950-60010   (09951-00240, 09951-00400, 09952-06010)



46. パワーステアリングラック点検
  1. 歯面の摩耗および損傷を点検する。



  2. C031886
  3. Vブロックおよびダイヤルゲージを使用して、パワーステアリングラックの曲がりを点検する。

    限度:
    0.15mm(ステアリングラック中央)



47. ラックステアリングピストンリング取り付け
  1. 新品のラックステアリングピストンリングおよびOリングに、パワーステアリングフルードを塗布する。

  2. Oリングをパワーステアリングラックに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    Oリングを傷つけない。



  3. C003629
  4. ラックステアリングピストンリングを指でしごいて取り付けやすいように拡張させる。

    ■ 注 意 ■
    1. ラックステアリングピストンリングを拡張しすぎない。
    2. ラックステアリングピストンリングの全周を均一に拡張する。
    3. ラックステアリングピストンリングを傷つけない。

  5. ラックステアリングピストンリングをパワーステアリングラックに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ラックステアリングピストンリングを傷つけない。



  6. C052508
  7. ホースクランプおよびバキュームホースを使用して、拡張したラックステアリングピストンリングを縮ませる。



48. パワーステアリングラック取り付け
  1. ラックカバーチューブが歯面およびポートを覆う状態でパワーステアリングラック先端より約30mm長くなるように切断する。

    ■ 注 意 ■
    ラックカバーチューブはオイルシールの保護に使用するため、ラックカバーチューブの表面の損傷はオイル漏れの原因となる。このため、収縮前のラックカバーチューブ表面にバリ、亀裂など損傷のないことを確認する。



  2. ZX09558
  3. 新聞紙程度の厚さの紙をパワーステアリングラックの歯面を覆う幅でラックカバーチューブと同等の長さに切断する。

    □ 参 考 □
    収縮時、ラックカバーチューブにパワーステアリングラックの歯形が残るのを防止するため紙を使用する。



  4. ZX06746
  5. パワーステアリングラックの歯の谷部にシャシーグリーススペシャルを充てんする。

  6. パワーステアリングラック歯面を覆うように紙をセットする。

  7. ラックカバーチューブを図のような折り目方向でポートを覆う位置まで挿入する。



  8. C063189
  9. 歯の背面側を利用して、図のようにパワーステアリングラックをドライヤーの吹き出し口に斜めに当てて、ラックカバーチューブ内のエアをB側へ押し出すようにドライヤーを移動させてA部からB部までラックカバーチューブを収縮させる。

    ■ 注 意 ■
    歯面側を利用するとラックカバーチューブに歯形が残り、ラックカバーチューブがはずれにくくなるため背面側を利用する。

    □ 参 考 □
    ラックカバーチューブの折り目を片側ずつ収縮させるため、ドライヤーは吹き出し口の絞られたものが作業しやすい。



  10. ZX06747
  11. ラックカバーチューブのみ180°回転させる。

  12. 歯の背面を利用して、ラックカバーチューブを収縮させる。

  13. 紙を抜き取る。

    □ 参 考 □
    紙が破れた場合は、ラックカバーチューブを抜き取り、紙をはずす。なお、ラックカバーチューブ取り付け時はポートを覆う位置まで確実に挿入する。



  14. C030439
  15. パワーステアリングラックを回しながら先端C部のみを十分暖めて、素早くラックカバーチューブをねじりながらステアリングラックエンドのねじ穴に押し込む。

    ■ 注 意 ■
    歯面部を加熱するとラックカバーチューブ歯形が残りはずれにくくなるため、先端C部のみを加熱する。

  16. 先端に突起、エッジのないことを確認する。

    □ 参 考 □
    先端に突起、エッジのある場合は、再度先端部を暖めてボールペンなどを利用して、ねじ穴に押し込む。

  17. ラックカバーチューブ表面に傷などないことを確認する。

  18. パワーステアリングラックのラックカバーチューブおよびピストンリングにパワーステアリングフルードを塗布する。

  19. パワーステアリングラックをラックハウジングに付け、ラックカバーチューブを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    1. ピストンリングを傷つけない。
    2. ラックカバーチューブは再使用不可。
    3. ラックカバーチューブ取りはずし後は、ラックオーバーストロークにより歯面およびポートでオイルシールを損傷するおそれがあるため、コントロールバルブを取り付けるまで必要以上パワーステアリングラックを動かさない。



49. パワーステアリングラックブシュ取り付け
  1. 新品のラックブシュOリングおよびラックブシュオイルシールにパワーステアリングフルードを塗布する。

  2. ラックブシュOリングをパワーステアリングラックブシュに取り付ける。



  3. C062802
  4. SSTおよびプレスを使用して、ラックブシュオイルシールをパワーステアリングラックブシュに取り付ける。

    SST
    09950-60010   (09951-00220, 09951-00350, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07100)

    ■ 注 意 ■
    ラックブシュオイルシールの取り付け方向を間違えない。



  5. C098847
  6. パワーステアリングラックのLH側に保護テープを巻き、パワーステアリングフルードを塗布する。

  7. ラックハジングのLH側にパワーステアリングラックブシュを取り付ける。

  8. 保護テープをパワーステアリングラックから取りはずす。



50. シリンダエンドストッパ取り付け


    C098983
  1. SSTおよびハンマーを使用して、シリンダエンドストッパホールスナップリング取り付け溝が見えるまで、シリンダエンドストッパを挿入する。

    SST
    09608-04031  



51. シリンダエンドストッパホールスナップリング取り付け
  1. ニードルノーズプライヤーを使用して、新品のシリンダエンドストッパホールスナップリングを取り付ける。



52. パワーステアリングラックハウジング気密点検
  1. SSTをラックハウジングに取り付ける。

    SST
    09631-12071   (09633-00010)

  2. マイティバッグをSSTに取り付ける。

  3. 53kPa{400mmHg}の負圧をかけ、約30秒間保持したとき、指針に変化のないことを確認する。

    ■ 注 意 ■
    漏れがある場合は、ラックハウジングオイルシールおよびラックブシュオイルシールを点検、交換する。



  4. C062803
  5. マイティバッグおよびSSTを取りはずす。



53. パワーステアリングコントロールバルブベアリング取り付け
  1. 新品のオイルシールリップ部にMPグリースNO.2を塗布する。



  2. C062804
  3. SSTおよびプレスを使用して、コントロールバルブアッパオイルシールを圧入する。

    SST
    09950-60010   (09951-00180, 09951-00320, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07150)

    ■ 注 意 ■
    コントロールバルブアッパオイルシールの取り付け方向を間違えない。



  4. C062805
  5. SSTおよびプレスを使用して、新品のパワーステアリングコントロールバルブベアリングを圧入する。

    SST
    09950-60010   (09951-00340)
    09950-70010   (09951-07150)



54. パワーステアリングコントロールバルブリング取り付け
  1. 新品のコントロールバルブリング4個に、パワーステアリングフルードを塗布する。

  2. コントロールバルブリングを指でしごいて取り付けやすいように拡張させる。

    ■ 注 意 ■
    1. コントロールバルブリングを拡張しすぎない。
    2. コントロールバルブリングの全周を均一にかくちょうする。
    3. コントロールバルブリングを傷つけない。



  3. C003629
  4. コントロールバルブリング4個をコントロールバルブに取り付け、手で押さえてなじませる。

    ■ 注 意 ■
    コントロールバルブリングを傷つけない。



  5. C062806
  6. ホースクランプおよびバキュームホースを使用して、拡張したコントロールバルブリングを縮ませる。



55. パワーステアリングコントロールバルブ取り付け
  1. パワーステアリングコントロールバルブのセレーション部に保護テープを巻く。

  2. オイルシールに、パワーステアリングフルードを塗布する。



  3. C062807
  4. プレスを使用して、パワーステアリングコントロールバルブをバルブハウジングに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. バルブハウジング内オイルシールを傷つけない。
    2. 軽く圧入できない場合は、バルブハウジングのかみ込みおよびバルブハウジング内ベアリングの傾きがないことを確認する。



56. パワーステアリングコントロールバルブASSY取り付け
  1. ピニオンの歯の谷部にシャシーグリーススペシャルを塗布する。

  2. ラックハウジング内のニードルローラーベアリングに、シャシーグリーススペシャルを塗布する。



  3. C063190
  4. 新品のコントロールハウジングガスケットをパワーステアリングコントロールバルブハウジングASSYに取り付ける。



  5. C062797
  6. 合わせマークを合わせて、ボルト2本でコントロールバルブハウジングを取り付ける。

    基準値:
    T=18N·m{185kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    左右均等にボルトを締め付ける。



57. パワーステアリングラックガイド取り付け
  1. 図の位置にシャシーグリーススペシャルを塗布する。

  2. パワーステアリングラックガイドをラックハウジングに取り付ける。

  3. スプリングキャップおよびラックハウジングのねじ部を清掃する。

  4. ラックガイドスペーサおよびラックガイドスプリングをラックハウジングに取り付ける。



  5. C062808
  6. スプリングキャップのねじ部にアドヘシブ1344を塗布して、仮締めする。



58. 総合プレロード調整
  1. ストレートヘキサゴンレンチ19を使用して、スプリングキャップを締め付ける。

    基準値:
    T=25N·m{250kgf·cm}

  2. ストレートヘキサゴンレンチ19を使用して、スプリングキャップを約12°ゆるめる。



  3. C062796
  4. ステアリングラックエンドをパワーステアリングラックに仮付けする。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックエンドを付けずにパワーステアリングラックをフルストロークさせるとオイルシールを傷つけるおそれがあるため、左右のステアリングラックエンドを取り付ける。



  5. C062809
  6. SSTを使用して、パワーステアリングラックを1~2回フルストロークさせ、ステアリングラックをなじませる。

    SST
    09616-00011  

  7. ストレートヘキサゴンレンチ19を使用して、ラックガイドスプリングが作用しなくなるまで、スプリングキャップをゆるめる。



  8. C062810
  9. SSTを使用して、コントロールバルブを回転させたとき、回転中のプレロードが基準値になるようにスプリングキャップを少しずつ締め込む。

    SST
    09616-00011  

    基準値:
    T=1-2N·m{11-17kgf·cm}



59. パワーステアリングラックガイドキャップナット取り付け
  1. キャップナットのねじ部を清掃する。

  2. キャップナットねじ部およびラックハウジング側端面にアドヘシブ1344を塗布する。



  3. C062811
  4. SSTおよびストレートヘキサゴンレンチ19を使用して、キャップナットを取り付ける。

    SST
    09922-10010  

    基準値:
    T=39N·m{400kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=27N·m{278kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)

    ■ 注 意 ■
    SSTの使用する方向を間違えない。



60. 総合プレロード点検


    C062812
  1. SSTを使用して、総合プレロードを点検する。

    SST
    09616-00011  

    基準値:
    T=1-2N·m{11-17kgf·cm}



61. ステアリングラック エンドSUB-ASSY取り付け
  1. ステアリングラックエンドのボールジョイント部にMPグリースNo.2を充てんする。

  2. 片側のステアリングラックエンドをパワーステアリングラックから取りはずす。



  3. C062813
  4. SSTを使用して、パワーステアリングラックを固定しラックエンドを取り付ける。

    SST
    09922-10010  

    基準値:
    T=83N·m{850kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=60N·m{613kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ920F使用時の読み)

    ■ 注 意 ■
    1. SSTの使用する方向を間違えない。
    2. SSTでパワーステアリングラックを確実に固定する。
    3. パワーステアリングラックを傷つけない。



  5. C062814
  6. SSTを使用して、ステアリングラックエンドを固定し反対側のステアリングラックエンドを取り付ける。

    SST
    09922-10010  

    基準値:
    T=83N·m{850kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=60N·m{613kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ920F使用時の読み)

    ■ 注 意 ■
    1. SSTの使用する方向を間違えない。
    2. SSTでパワーステアリングラックを確実に固定する。



62. ステアリングラックエンド通気穴点検


    C057717
  1. 針金をステアリングラックエンドの通気穴に約30mm挿入し、詰まりのないことを点検する。

    □ 参 考 □
    ステアリングラックエンドの通気穴は左右のラックブーツ内の圧力を等しくしている。通気穴が詰まっていると、ハンドルを回したときにラックブーツ内の圧力が変化し、ラックブーツの変形や破損のおそれがある。



63. ステアリングラックハウジング ブラケット NO.2取り付け
  1. グロメットをステアリングラックハウジングブラケットNO.2に取り付ける。



  2. C098849
  3. 合わせマークを合わせて、ボルトでステアリングラックハウジングブラケットNO.2を取り付ける。

    基準値:
    T=39N·m{401kgf·cm}



64. ステアリングラック ブーツ NO.2取り付け
  1. ステアリングラックブーツNO.2の小径内側にラバーグリースを塗布する。



  2. C057755
  3. ステアリングラックブーツNO.2をラックハウジングの溝に取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックブーツNO.2をねじって取り付けない。



65. ステアリングラック ブーツ NO.1取り付け

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



66. ステアリングラックブーツ クランプ NO.2取り付け
  1. 新品のステアリングラックブーツクランプNO.2をステアリングラックブーツNO.2の溝部に取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ラックブーツを傷つけない。



  2. C062815
  3. SSTを使用して、左右の各ステアリングブーツクランプNO.2をかしめる。

    SST
    09521-24010  

    基準値:
    A=3mm以下

    ■ 注 意 ■
    基準値を超える場合は再度かしめ、基準値以内にする。



67. ステアリングラックブーツ クランプ NO.1取り付け
SST
09521-24010  

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



68. ステアリングラックブーツ クリップ取り付け
  1. プライヤーを使用して、ステアリングラックブーツクリップのツメを車両後方に向け取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ラックブーツをねじらない。



  2. C099007
  3. SSTを使用して、コントロールバルブを回転させたとき、ラックブーツがスムースに伸縮することを確認する。

    SST
    09616-00011  



69. タイロッド エンドSUB-ASSY LH点検
  1. アルミ板を介して、タイロッドエンドLHのボールジョイント部をバイスに軽く固定する。

    ■ 注 意 ■
    バイスを強く締めすぎない。

  2. キャッスルナットを仮付けする。

  3. ボールジョイントを5往復回転させる。



  4. ZK08184
  5. トルクレンチをナットにセットして、1回転/2~4秒の速度で連続してボールイジョイントを回転させ、5回目の回転トルクを点検する。

    基準値:
    T=1-2N·m{11-17kgf·cm}



70. タイロッド エンドSUB-ASSY RH点検

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



71. タイロッド エンドSUB-ASSY LH取り付け


    C087110
  1. ロックナットおよびタイロッドエンドLHを合わせマークの位置までねじ込み、ロックナットを仮締めする。

    □ 参 考 □
    本締めは、トーイン調整後行う。



72. タイロッド エンドSUB-ASSY RH取り付け

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



73. ステアリングライトターンプレッシャチューブ取り付け
  1. パワーステアリングリンクASSY固定用SSTを取りはずす。

  2. 新品のOリング2個にパワーステアリングフルードを塗布し、ステアリングライトターンプレッシャチューブに取り付ける。



  3. C062966
  4. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングライトターンプレッシャチューブを取り付ける。

    基準値:
    T=13N·m{130kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=12N·m{118kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ230F使用時の読み)



74. ステアリングレフトターンプレッシャチューブ取り付け
  1. 新品のOリング2個にパワーステアリングフルードを塗布し、ステアリングレフトターンプレッシャチューブに取り付ける。



  2. C098832
  3. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングレフトターンプレッシャチューブを取り付ける。

    基準値:
    T=13N·m{130kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=12N·m{118kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ230F使用時の読み)



75. プレッシャフィード チューブASSY取り付け
  1. プレッシャフィードチューブASSYをパワーステアリングリンクASSYに仮付けする。

  2. ボルト2本で、プレッシャフィードチューブASSYのクランプをパワ-ステアリングリンクASSYに取り付ける。

    基準値:
    T=7.8N·m{80kgf·cm}



  3. C062819
  4. ユニオンナットレンチ19を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを本締めする。

    基準値:
    T=44N·m{450kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=40N·m{410kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)



76. パワーステアリングラック ハウジング ヒートインシュレータ取り付け
  1. ボルト2本で、ヒートインシュレータをパワーステアリングリンクASSYに取り付ける。

    基準値:
    T=7N·m{70kgf·cm}



77. パワーステアリング リンクASSY取り付け
  1. ホールカバーをパワーステアリングリンクASSYに取り付ける。

  2. パワーステアリングリンクASSYをクロスメンバに仮付けする。

  3. ボルト4本で、クロスメンバをボデーに仮付けする。

  4. SSTをクロスメンバRH側および車両RH側の基準穴に差し込む。

    SST
    09670-00010  



  5. C098851
  6. ボルトA、Bの順序で仮締めする。



  7. C098850
  8. SSTをクロスメンバLH側および車両LH側の基準穴に差し込む。

    SST
    09670-00010  

  9. ボルトA、Bの順序で仮締めする。

  10. SSTをクロスメンバRH側および車両RH側の基準穴に差し込み、規定トルクで締め付ける。

    SST
    09670-00010  

    基準値:
    T=70N·m{710kgf·cm}(ボルトB(フロント側))
    基準値:
    T=116N·m{1180kgf·cm}(ボルトAリヤ側))

  11. SSTをクロスメンバLH側および車両LH側の基準穴に差し込み、規定トルクで締め付ける。

    SST
    09670-00010  

    基準値:
    T=70N·m{710kgf·cm}(ボルトB(フロント側))
    基準値:
    T=116N·m{1180kgf·cm}(ボルトA(リヤ側))

    ■ 注 意 ■
    クロスメンバ取り付け後、クロスメンバ側および車両側の基準穴が一致していることを確認する。

  12. ミッションジャッキをクロスメンバから取りはずす。

  13. パワーステアリングリンクASSY取り付けボルトを本締めする。

    基準値:
    T=127N·m{1300kgf·cm}



78. スタビライザ バー FR取り付け
(要領は参照)


79. フロントスタビライザ ボルト取り付け
(要領は参照)


80. プレッシャフィード チューブASSY接続


    C066379
  1. ポンプステーリアのツメを図のように当て、ボルトでベーンポンプハウジングリアに仮付けする。



  2. C067016
  3. プレッシャフィードチューブASSYをベーンポンプASSYに仮付けする。

    ■ 注 意 ■
    ポンプステーリアでプレッシャフィードチューブを固定すること。

  4. ポンプステーリアをベーンポンプASSYから取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    プレッシャフィードチューブASSYを動かさない。

  5. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを取り付ける。

    基準値:
    T=44N·m{450kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=40N·m{410kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)

  6. ボルトをはずし、ポンプステーリアを取りはずす。



81. ベーンポンプ ステー RR取り付け


    C066379
  1. ポンプステーリアのツメを図のように、当て、ベーンポンプハウジングリアに取り付ける。



  2. C063374
  3. ポンプヒートインシュレーターのツメをポンプステーリアの穴に引っ掛け、ボルトで取り付ける。

    基準値:
    T=44N·m{450kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    ポンプヒートインシュレーターの突起がポンプステーリアの穴に入っていること。



82. タイロッド エンドSUB-ASSY LH接続
  1. キャッスルナットを取り付ける。

    基準値:
    T=49N·m{500kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    キャッスルナット締め付け後のコッターピンの合わせは、60°以内の増し締め方向で行う。

  2. 新品のコッターピンを取り付ける。



83. タイロッド エンドSUB-ASSY RH接続

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



84. エキゾーストパイプASSY FR取り付け
(要領は参照)


85. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY仮締め
(要領は参照)


86. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY本締め
(要領は参照)


87. ステアリングコラムホール カバーSUB-ASSY NO.1接続


    C099004
  1. クリップBを付け、ステアリングコラムホールカバーNO.1およびクリップAをボデー部に接続する。

    ■ 注 意 ■
    リップ部が噛み込んでいないか確認する。



88. ステアリングスライディング ヨークSUB-ASSY接続


    C098802
  1. ステアリングホイール回転防止用シートベルトを取りはずす。



  2. C098658
  3. 合わせマークを合わせて、ボルトでスライディングヨークを取り付ける。

    基準値:
    T=28N·m{290kgf·cm}



89. ステアリングコラムホールカバー プレート取り付け


90. フロントタイヤ直進状態点検


91. ベーンポンプ Vベルト調整
(要領は参照)


92. Vベルト張力·たわみ量点検
(要領は参照)


93. エキゾーストマニホルドヒート インシュレータ NO.1取り付け


94. オキシジェン センサ取り付け
SST
09224-00010  


95. フロントタイヤ取り付け

基準値:
T=103N·m{1050kgf·cm}



96. パワーステアリングフルード補充


97. パワーステアリングフルードエア抜き
(要領は参照)


98. フルード量点検


99. フルード漏れ点検
(要領は参照)


100. 排気洩れ点検


101. フロントホイールアライメント点検·調整
(要領は参照)


102. エンジンアンダ カバー NO.1取り付け


103. エンジンアンダ カバー NO.2取り付け