パワーステアリング リンクASSY(FF)  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧


□ 参 考 □
パワーステアリングリンクASSY(FF)構成図参照。



1. フロントタイヤ直進状態点検


2. ステアリングコラムホールカバー プレート取りはずし


3. ステアリングスライディング ヨークSUB-ASSY切り離し


    C098802
  1. スパイラルケーブル断線防止のため、ステアリングホイールが回転しないようにシートベルトをステアリングホイールに通して固定する。



  2. C098658
  3. ステアリングスライディングヨークのインタミディエイトシャフトASSY NO.2側のボルト(A)をゆるめる。

  4. ステアリングスライディングヨークのインタミディエイトシャフト側のボルト(B)を取りはずす。

  5. ステアリングスライディングヨークおよびインタミディエイトシャフトに合わせマークを付け、ステアリングスライディングヨークを切り離す。



4. ステアリングコラムホール カバーSUB-ASSY NO.1切り離し


    C098358
  1. クリップAをはずし、ステアリングコラムホールカバーNO.1をボデーから切り離す。

    ■ 注 意 ■
    クリップBを破損させない。



5. フードSUB-ASSY取りはずし


6. パワーステアリングフルード抜き取り


7. フロントタイヤ取りはずし


8. エンジンアンダ カバー NO.2取りはずし


9. エンジンアンダ カバー NO.1取りはずし


10. タイロッド エンドSUB-ASSY LH切り離し
  1. コッターピンをはずし、キャッスルナットを取りはずす。



  2. C057742
  3. SSTを使用して、タイロッドエンドLHをステアリングナックルアームから切り離す。

    SST
    09628-62011  

    ■ 注 意 ■
    ボールジョイントのダストカバーを傷つけない。



11. タイロッド エンドSUB-ASSY RH切り離し
SST
09628-62011  

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



12. フロントサスペンション アームSUB-ASSY LWR NO.1 LH切り離し
  1. クリップをはずし、キャッスルナットを取りはずす。



  2. C063304
  3. SSTを使用して、ロワーアームNo.1 LHをステアリングナックルアームから切り離す。

    SST
    09628-00011  

    ■ 注 意 ■
    1. ダストカバーを傷つけない。
    2. SSTはひもで吊しておく。



13. フロントサスペンション アームSUB-ASSY LWR NO.1 RH切り離し

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。

SST
09628-00011  


14. フロアパネル ブレース FR取りはずし
(要領は参照)


15. エキゾーストパイプASSY FR取りはずし
(要領は参照)


16. プレッシャフィード チューブASSY切り離し


    C098359
  1. ボルトをはずし、プレッシャフィードチューブASSYのクランプをクロスメンバから切り離す。



  2. C098799
  3. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを切り離す。



17. エンジンASSY吊り下げ(駆動方式2WD(1NZ-FE·2NZ-FE))
  1. 図の位置に、エンジンハンガー(12281ー21010)をボルト(91642ー81025)で取り付ける。

    基準値:
    T=38N·m{387kgf·cm}



  2. A070012
  3. エンジンスリングデバイスおよびチェーンブロックを使用して、エンジンを保持する。



18. エンジンASSY吊り下げ(エンジン型式1ND-TV)
  1. 図の位置に、エンジンハンガー(12281ー21010)をボルト(91642ー81025)で取り付ける。

    基準値:
    T=38N·m{387kgf·cm}



  2. C099012
  3. エンジンスリングデバイスおよびチェーンブロックを使用して、エンジンを保持する。



19. フロントサスペンション クロスメンバSUB-ASSY取りはずし
  1. ボルトおよびナット2個をはずし、エンジンマウンティングインシュレータRRをクロスメンバから切り離す。



  2. C098657
  3. ミッションジャッキなどで、クロスメンバを支持する。



  4. C057743
  5. ボルト4本をはずし、パワーステアリングリンクASSYが付いた状態でクロスメンバを取りはずす。



20. パワーステアリングラックハウジングヒート インシュレータ取りはずし


21. ステアリングインタミディエイト シャフト取りはずし
  1. ステアリングコラムホールカバーNO.1をパワーステアリングリンクASSYから取りはずす。

  2. インタミディエイトシャフトNO.2およびパワーステアリングコントロールバルブに合わせマークを付ける。



  3. C099016
  4. ボルトをはずし、ステアリングインタミディエイトシャフトNO.2をパワーステアリングリンクASSYから取りはずす。



22. ステアリングラックハウジング ブラケット NO.2取りはずし
  1. パワーステアリングリンクASSY、ステアリングラックハウジングブラケットNO.2およびステアリングハウジンググロメットに合わせマークを付ける。



  2. C099005
  3. ボルト2本およびナット2個をはずし、ステアリングラックハウジングブラケットNO.2をパワーステアリングリンクASSYから取りはずす。



23. パワーステアリング リンクASSY取りはずし
  1. ボルト2本およびナット2個をはずし、パワーステアリングリンクASSYをクロスメンバから取りはずす。



  2. C098989
  3. ステアリングハウジンググロメットをパワーステアリングリンクASSYから取りはずす。



24. ステアリングライトターンプレッシャチューブ取りはずし


    C098655
  1. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングライトターンプレッシャチューブを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    チューブを取りはずした状態でステアリングラックを動かすと、残留フルードが勢いよく飛び出すことがある。



25. ステアリングレフトターンプレッシャチューブ取りはずし


    C098656
  1. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングレフトターンプレッシャチューブを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    チューブを取りはずした状態でステアリングラックを動かすと、残留フルードが勢いよく飛び出すことがある。



26. パワーステアリング リンクASSY固定


    C057724
  1. 保護テープを巻いたSSTを使用して、パワーステアリングリンクASSYをバイスに固定する。

    SST
    09612-00012  

    □ 参 考 □
    パワーステアリングリンクASSY固定用SSTは、必要に応じて脱着する。



27. タイロッド エンドSUB-ASSY LH取りはずし
  1. ステアリングラックエンドおよびタイロッドエンドLHに合わせマークを付ける。

    ■ 注 意 ■
    合わせマークは、左右が見分けられるように付ける。



  2. C099015
  3. ロックナットをゆるめ、タイロッドエンドLHおよびロックナットを取りはずす。



28. タイロッド エンドSUB-ASSY RH取りはずし

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



29. ステアリングラックブーツ クリップ取りはずし
  1. プライヤーを使用して、左右の各ステアリングラックブーツクリップを取りはずす。



30. ステアリングラックブーツ クランプ NO.2取りはずし
  1. プライヤーを使用して、ステアリングラックブーツクランプNO.2を押し縮める。



  2. C057725
  3. マイナスドライバーを使用して、図のように起こしながらステアリングラックブーツクランプNO.2を取りはずす。



31. ステアリングラックブーツ クランプ NO.1取りはずし

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



32. ステアリングラック ブーツ NO.2取りはずし


33. ステアリングラック ブーツ NO.1取りはずし


34. ステアリングラック エンドSUB-ASSY取りはずし
  1. アルミ板を介して、ステアリングラックエンドのボールジョイント部をバイスに固定する。

    ■ 注 意 ■
    バイスを強く締めすぎない。



  2. ZX09339
  3. 角軸マイナスドライバーおよびハンマーを使用して、左右のクローワッシャーのかしめを解く。

    ■ 注 意 ■
    パワーステアリングラックに衝撃を与えない。



  4. C057727
  5. SST2個を使用して、左右の各ステアリングラックエンドを取りはずす。

    SST
    09922-10010  

    ■ 注 意 ■
    1. SSTの使用する方向を間違えない。
    2. SSTでパワ-ステアリングラックを確実に固定する。
    3. パワ-ステアリングラックはLH側を固定する。

  6. 左右の各クローワッシャーをステアリングラックから取りはずす。



35. パワーステアリングラックガイド取りはずし
  1. ストレートヘキサゴンレンチ21を使用して、スプリングキャップを取りはずす。

  2. ラックガイドスプリングを取りはずす。



  3. C059377
  4. パワーステアリングラックガイドを取りはずす。



36. パワーステアリングコントロールバルブASSY取りはずし
  1. ラックハウジングおよびコントロールバルブハウジングに合わせマークを付ける。

  2. ボルト2本をはずし、パワーステアリングコントロールバルブASSYをラックハウジングから取りはずす。



  3. C099013
  4. コントロールハウジングガスケットをラックハウジングから取りはずす。



37. パワーステアリングコントロールバルブ取りはずし
  1. パワーステアリングコントロールバルブのセレーション部に保護テープを巻く。



  2. C057729
  3. SSTおよびプレスを使用して、パワーステアリングコントロールバルブを取りはずす。

    SST
    09527-10011  

    ■ 注 意 ■
    1. パワーステアリングコントロールバルブを脱落させない。
    2. コントロールバルブハウジング内のオイルシールを傷つけない。



38. パワーステアリングコントロールバルブリング取りはずし
  1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、コントロールバルブリング4個を取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    リング溝を傷つけない。



39. パワーステアリングコントロールバルブアッパベアリング取りはずし


    C062800
  1. SSTおよびプレスを使用して、オイルシールおよびパワーステアリングコントロールバルブベアリングを取りはずす。

    SST
    09950-60010   (09951-00180, 09951-00240, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07150)



40. パワーステアリングコントロールバルブスペーサ取りはずし

■ 注 意 ■
著しく変形し、フルード漏れの恐れがある場合のみ交換する。



    C087365
  1. 逆タップを使用して、パワーステアリングコントロールバルブスペーサを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    1. 必要以上にタップを切らない。
    2. 切り粉をポート内に入れない。
    3. ポート内を傷つけない。

    □ 参 考 □
    パワーステアリングコントロールバルブスペーサは、内径が6mmのものを使用している。



41. シリンダエンドストッパホールスナップリング取りはずし


    C057730
  1. SSTを使用して、シリンダエンドストッパホールスナップリングを取りはずす。

    SST
    09905-00013   (09904-00090)



42. パワーステアリングラック取りはずし


    C057732
  1. ボルト(M1.4×P1.5)およびプレスを使用して、パワーステアリングラックを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    シリンダエンドストッパを脱落させない。



43. シリンダエンドストッパ取りはずし
  1. シリンダエンドストッパをパワーステアリングラックから取りはずす。

  2. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールNO.1をパワーステアリングラックから取りはずす。



44. ラックステアリングピストンリング取りはずし
  1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、ラックステアリングピストンリングおよびOリングをパワーステアリングラックから取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    リング溝を傷つけない。



45. パワーステアリングラックハウジングオイルシール取りはずし


    C057764
  1. ニードルノーズプライヤーを使用して、パワーステアリングラックブシュを取りはずす。



  2. C057733
  3. SSTおよびプレスを使用して、パワーステアリングラックハウジングオイルシールを取りはずす。

    SST
    09950-60010   (09951-00200, 09951-00240, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07360)

    ■ 注 意 ■
    ラックハウジング内面を傷つけない。



46. パワーステアリングラックハウジングオイルシール取り付け
  1. 新品のパワーステアリングラックハウジングオイルシールのリップ部にパワーステアリングフルードを塗布する。

  2. パワーステアリングラックハウジングオイルシールをパワーステアリングラックハウジングに斜めに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. パワーステアリングラックハウジングオイルシールの取り付け方向を間違えない。
    2. 2ヶ所のポートを通過時にオイルシールの側面が破損しないようにするため、オイルシールは約15°の角度で、図の矢印部分にパワーステアリングラックハウジングオイルシールの最下部が位置するように取り付ける。



  3. C098976
  4. SSTを使用して、パワーステアリングラックハウジングオイルシールが2ヶ所のポート部を通過するまで手で押し込む。

    SST
    09631-00190  
    09950-70010   (09951-07360)

    ■ 注 意 ■
    パワーステアリングラックハウジングオイルシールを挿入時、SSTを回転させない。



  5. C098977
  6. パワーステアリングラックハウジングオイルシールが下側のポートを通過後、SST(09631ー00190)を図のように裏返して取り付け、パワーステアリングラックハウジングオイルシールが水平になるまで手で押し込む。

    SST
    09631-00190  
    09950-70010   (09951-07360)

    ■ 注 意 ■
    SST挿入時、ラックハウジングの内面を傷つけない。



  7. C098978
  8. オイルシールが水平になった後、SSTおよびプレスを使用して、パワーステアリングラックハウジングオイルシールを取り付ける。

    SST
    09631-00190  
    09950-70010   (09951-07360)
    09950-60010   (09951-00240, 09951-00400, 09952-06010)



  9. C057854
  10. ニードルノーズプライヤーを使用して、新品のパワーステアリングラックブシュをラックハウジングRH側に取り付ける。



47. パワーステアリングラック点検
  1. 歯面の摩耗および損傷を点検する。



  2. C031886
  3. Vブロックおよびダイヤルゲージを使用して、パワーステアリングラックの曲がりを点検する。

    限度:
    0.15mm(ステアリングラック中央部)



48. ラックステアリングピストンリング取り付け
  1. 新品のラックステアリングピストンリングおよびOリングに、パワーステアリングフルードを塗布する。

  2. Oリングをパワーステアリングラックに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    Oリングを傷つけない。



  3. C003629
  4. ラックステアリングピストンリングを指でしごいて取り付けやすいように拡張させる。

    ■ 注 意 ■
    1. ラックステアリングピストンリングを拡張しすぎない。
    2. ラックステアリングピストンリングの全周を均一に拡張する。
    3. ラックステアリングピストンリングを傷つけない。

  5. ラックステアリングピストンリングをパワーステアリングラックに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ラックステアリングピストンリングを傷つけない。



  6. C052508
  7. ホースクランプおよびバキュームホースを使用して、拡張したピストンリングを縮ませる。



49. パワーステアリングラック取り付け
  1. ラックカバーチューブが歯面およびポートを覆う状態でラック先端より約30mm長くなるように切断する。

    ■ 注 意 ■
    ラックカバーチューブはオイルシールの保護に使用するため、チューブの表面の損傷はオイル漏れの原因となる。このため、収縮前のチューブ表面にバリ、亀裂など損傷のないことを確認する。



  2. ZX09558
  3. 新聞紙程度の厚さの紙をステアリングラックの歯面を覆う幅でラックカバーチューブと同等の長さに切断する。

    □ 参 考 □
    収縮時、ラックカバーチューブにラックの歯形が残るのを防止するため紙を使用する。



  4. ZX06746
  5. パワーステアリングラックの歯の谷部にシャシーグリーススペシャルを充てんする。

  6. パワーステアリングラック歯面を覆うように紙をセットする。

  7. パワーラックカバーチューブを図のような折り目方向でポートを覆う位置まで挿入する。



  8. C063189
  9. 歯の背面側を利用して、図のようにパワーステアリングラックをドライヤーの吹き出し口に斜めに当てて、ラックカバーチューブ内のエアをB側へ押し出すようにドライヤーを移動させてA部からB部までラックカバーチューブを収縮させる。

    ■ 注 意 ■
    歯面側を利用するとラックカバーチューブに歯形が残り、ラックカバーチューブがはずれにくくなるため背面側を利用する。

    □ 参 考 □
    ラックカバーチューブの折り目を片側ずつ収縮させるため、ドライヤーは吹き出し口の絞られたものが作業しやすい。



  10. ZX06747
  11. ラックカバーチューブのみ180°回転させる。

  12. 歯の背面を利用して、ラックカバーチューブを収縮させる。

  13. 紙を抜き取る。

    □ 参 考 □
    紙が破れた場合は、ラックカバーチューブを抜き取り、紙をはずす。なお、ラックカバーチューブ取り付け時はポートを覆う位置まで確実に挿入する。



  14. C030439
  15. パワーステアリングラックを回しながら先端C部のみを十分暖めて、素早くラックカバーチューブをねじりながらラックエンドのねじ穴に押し込む。

    ■ 注 意 ■
    歯面部を加熱するとラックカバーチューブ歯形が残りはずれにくくなるため、先端C部のみを加熱する。

  16. 先端に突起、エッジのないことを確認する。

    □ 参 考 □
    先端に突起、エッジのある場合は、再度先端部を暖めてボールペンなどを利用して、ねじ穴に押し込む。

  17. ラックカバーチューブ表面に傷などないことを確認する。

  18. パワーステアリングラックのラックカバーチューブおよびピストンリングにパワーステアリングフルードを塗布する。

  19. パワーステアリングラックをラックハウジングに付け、ラックカバーチューブを取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    1. ピストンリングを傷つけない。
    2. ラックカバーチューブは再使用不可。
    3. ラックカバーチューブ取りはずし後は、ラックオーバーストロークにより歯面およびポートでオイルシールを損傷する恐れがあるため、パワーステアリングコントロールバルブASSYを取り付けるまで必要以上にパワーステアリングラックを動かさない。



50. シリンダエンドストッパ取り付け
  1. ステアリングラックのLH側に保護テープを巻き、パワーステアリングフルードを塗布する。

  2. 新品のパワーステアリングシンダチューブオイルシールNO.1のリップ部に、パワーステアリングフルードを塗布する。



  3. C058021
  4. ラックハウジングのLH側にパワーステアリングシリンダチューブオイルシールNO.1を取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールNO.1の取り付け方向を間違えない。
    2. パワーステアリングシリンダチューブオイルシールNO.1を傾けない。

  5. 保護テープをパワーステアリングラックから取りはずす。



  6. C057759
  7. シリンダエンドストッパ内面のブシュに傷がないことを確認する。

  8. シリンダエンドストッパ内面のブシュに、シャシーグリーススペシャルを塗布する。

    ■ 注 意 ■
    ブシュ外面にグリースを塗布しない。



  9. C099009
  10. SSTおよびハンマーを使用して、シリンダエンドストッパホールスナップリング取り付け溝が見えるまで、シリンダエンドストッパを挿入する。

    SST
    09612-22011  



51. シリンダエンドストッパホールスナップリング取り付け


    C057730
  1. SSTを使用して、新品のシリンダエンドストッパホールスナップリングを取り付ける。

    SST
    09905-00013   (09904-00090)



52. パワーステアリングラックハウジング気密点検
  1. SSTをラックハウジングに取り付ける。

    SST
    09631-12071   (09633-00010)

  2. マイティバッグをSSTに取り付ける。

  3. 58kPa{400mmHg}の負圧をかけ、約30秒間保持したとき、指針に変化のないことを確認する。

    ■ 注 意 ■
    漏れがある場合は、パワーステアリングラックハウジングオイルシールおよびシリンダエンドストッパオイルシールを点検、交換する。



  4. C057736
  5. マイティバッグおよびSSTを取りはずす。



53. パワーステアリングコントロールバルブスペーサ取り付け


    C066382
  1. スライディングTハンドルおよびハンマーを使用して、新品のパワーステアリングコントロールバルブスペーサを軽く打ち込む。

    ■ 注 意 ■
    ポート内にゴミを入れない。



54. パワーステアリングコントロールバルブアッパベアリング取り付け
  1. 新品のオイルシールのリップ部にMPグリースNO.2を塗布する。



  2. C062804
  3. SSTおよびプレスを使用して、オイルシールを圧入する。

    SST
    09950-60010   (09951-00180, 09951-00320, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07150)

    ■ 注 意 ■
    パワーステアリングコントロールバルブオイルシールの取り付け方向を間違えない。



  4. C098848
  5. SSTおよびプレスを使用して、新品のパワーステアリングコントロールバルブアッパベアリングを圧入する。

    SST
    09950-60010   (09951-00180, 09951-00320, 09952-06010)
    09950-70010   (09951-07150)



55. パワーステアリングコントロールバルブリング取り付け
  1. 新品のコントロールバルブリング4個に、パワーステアリングフルードを塗布する。

  2. コントロールバルブリングを指でしごいて取り付けやすいように拡張させる。

    ■ 注 意 ■
    1. コントロールバルブリングを拡張しすぎない。
    2. コントロールバルブリングの全周を均一にかくちょうする。
    3. コントロールバルブリングを傷つけない。



  3. C003629
  4. コントロールバルブリング4個をパワーステアリングコントロールバルブに取り付け、手で押さえてなじませる。

    ■ 注 意 ■
    コントロールバルブリングを傷つけない。



  5. C062806
  6. ホースクランプおよびバキュームホースを使用して、拡張したコントロールバルブリングを縮ませる。



56. パワーステアリングコントロールバルブ取り付け
  1. パワーステアリングコントロールバルブのセレーション部に保護テープを巻く。

  2. オイルシールに、パワーステアリングフルードを塗布する。



  3. C062807
  4. プレスを使用して、パワーステアリングコントロールバルブをコントロールバルブハウジングに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. コントロールバルブハウジング内オイルシールを傷つけない。
    2. 軽く圧入できない場合は、コントロールバルブリングのかみ込みおよびコントロールバルブハウジング内ベアリングの傾きがないことを確認する。



57. パワーステアリングコントロールバルブASSY取り付け
  1. ピニオンの歯の谷部にシャシーグリーススペシャルを塗布する。

  2. ラックハウジング内のニードルローラーベアリングに、シャシーグリーススペシャルを塗布する。



  3. C057760
  4. 新品のコントロールハウジングガスケットをパワーステアリングコントロールバルブハウジングASSYに取り付ける。



  5. C099013
  6. 合わせマークを合わせて、ボルト2本でパワーステアリングコントロールバルブASSYを取り付ける。

    基準値:
    T=18N·m{185kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    左右均等にボルトを締め付ける。



58. パワーステアリングラックガイド取り付け
  1. パワーステアリングラックとの接触面に、シャシーグリーススペシャルを塗布する。

  2. パワ-ステアリングラックガイドをラックハウジングに取り付ける。

  3. スプリングキャップおよびラックハウジングのねじ部を清掃する。

  4. ラックガイドスプリングをラックハウジングに取り付ける。

  5. スプリングキャップのねじ部にアドヘシブ1344を塗布して、仮締めする。



  6. C057761
  7. パワーステアリングラックとコントロールバルブを噛み合わせる。



  8. C057728
  9. ストレートヘキサゴンレンチ21を使用して、スプリングキャップを取り付ける。

    基準値:
    T=74N·m{749kgf·cm}



59. 総合プレロード点検
  1. 左右の各ステアリングラックエンドをパワーステアリングラックに仮付けする。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックエンドを付けずにパワーステアリングラックをフルストロークさせるとオイルシールを傷つける恐れがあるため、左右の各ステアリングラックエンドを取り付ける。



  2. C058051
  3. SSTを使用して、パワーステアリングラックを1~2回フルストロークさせ、パワーステアリングラックをなじませる。

    SST
    09616-00011  



  4. C058027
  5. SSTを使用して、総合プレロードを点検する。

    SST
    09616-00011  

    基準値:
    T=0.8-1.5N·m{8ー14.8kgf·cm}

  6. 左右の各ステアリングラックエンドをパワーステアリングラックから取りはずす。



60. ステアリングラック エンドSUB-ASSY取り付け
  1. 新品のステアリングラックエンドクローワッシャーを、左右の各ステアリングラックエンドへ切り欠きのツメに合わせて取り付ける。

  2. 左右の各ステアリングラックエンドを仮付けする。



  3. C058310
  4. 左右の各ステアリングラックエンドのボールジョイント部にMPグリースNo.2を充てんする。



  5. C057855
  6. SST2個を使用して、左右の各ステアリングラックエンドを締め付ける。

    SST
    09922-10010  

    基準値:
    T=76N·m{780kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=55N·m{570kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ920F使用時の読み)

    ■ 注 意 ■
    1. SSTを使用する方向を間違えない。
    2. SSTでパワーステアリングラックを確実に固定する。
    3. パワーステアリングラックはLH側を固定する。



  7. C035928
  8. アルミ板を介して、ラックエンドのボールジョイント部をバイスに固定する。

    ■ 注 意 ■
    バイスを強く締めすぎない。

  9. ブラスバーおよびハンマーを使用して、ステアリングラックエンドクローワッシャー2個をかしめる。

    ■ 注 意 ■
    パワーステアリングラックに衝撃を与えない。



61. ステアリングラックエンド通気穴点検


    C057717
  1. 針金をステアリングラックエンドの通気穴に約30mm挿入し、詰まりのないことを点検する。

    □ 参 考 □
    ステアリングラックエンドの通気穴は左右のラックブーツ内の圧力を等しくしている。通気穴が詰まっていると、ハンドルを回したときにラックブーツ内の圧力が変化し、ラックブーツの変形や破損のおそれがある。



62. ステアリングラック ブーツ NO.2取り付け
  1. ステアリングラックブーツNO.2の小径内側にラバーグリースを塗布する。



  2. C057755
  3. ステアリングラックブーツNO.2をラックハウジングの溝に取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックブーツNO.2をねじって取り付けない。



63. ステアリングラック ブーツ NO.1取り付け

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



64. ステアリングラックブーツ クランプ NO.2取り付け
  1. 新品のステアリングラックブーツクランプNO.2をステアリングラックブーツNO.2の溝部に取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックブーツNO.2を傷つけない。



  2. C057862
  3. プライヤーを使用して、図のようにステアリングラックブーツクランプNO.2を取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックブーツクランプNO.2の取り付け位置を確認する。



65. ステアリングラックブーツ クランプ NO.1取り付け

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



66. ステアリングラックブーツ クリップ取り付け


    C057863
  1. プライヤーを使用して、左右の各ステアリングラックブーツクリップを図の範囲に取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    ステアリングラックブーツをねじらない。



  2. C057737
  3. SSTを使用して、コントロールバルブを回転させたとき、ステアリングラックブーツがスムースに伸縮することを確認する。

    SST
    09616-00011  



67. タイロッド エンドSUB-ASSY LH点検
  1. アルミ板を介して、タイロッドエンドLHのボールジョイント部をバイスに軽く固定する。

    ■ 注 意 ■
    バイスを強く締めすぎない。

  2. キャッスルナットを仮付けする。

  3. ボールジョイントを5往復回転させる。



  4. ZK08184
  5. トルクレンチをナットにセットして、1回転/2ー4秒の速度で連続してボールジョイントを回転させ、5回目の回転トルクを点検する。

    基準値:
    T=0.8ー3.4N·m{8.5ー35kgf·cm}



68. タイロッド エンドSUB-ASSY RH点検

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



69. タイロッド エンドSUB-ASSY LH取り付け


    C043567
  1. ロックナットおよびタイロッドエンドLHを合わせマークの位置までねじ込み、ロックナットを仮締めする。

    □ 参 考 □
    本締めは、トーイン調整後行う。



70. タイロッド エンドSUB-ASSY RH取り付け

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



71. ステアリングレフトターンプレッシャチューブ取り付け
  1. パワーステアリングリンクASSY固定用SSTを取りはずす。



  2. C098661
  3. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングレフトターンプレッシャチューブを取り付ける。

    基準値:
    T=25N·m{250kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=22N·m{227kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)



72. ステアリングライトターンプレッシャチューブ取り付け


    C098662
  1. ユニオンナットレンチ12を使用して、ステアリングライトターンプレッシャチューブを取り付ける。

    基準値:
    T=25N·m{250kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=22N·m{227kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)



73. ステアリングラックハウジング ブラケット NO.2取り付け
  1. ステアリングハウジングロメットをパワーステアリングリンクASSYに取り付ける。



  2. C098660
  3. 合わせマークを合わせて、ステアリングラックハウジングブラケットNO.2をパワーステアリングリンクASSYに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    矢印の刻印を車両前方側にする。



74. パワーステアリング リンクASSY取り付け
  1. ボルト4本およびナット4個で、パワーステアリングリンクASSYおよびステアリングラックハウジングブラケットNO.2をフロントサスペンションクロスメンバに仮付けする。

    ■ 注 意 ■
    ボルトはステアリングギヤ側より取り付ける。



  2. C058918
  3. 取り付けボルト4本を本締めする。

    基準値:
    T=47N·m{482kgf·cm}



75. ステアリングインタミディエイト シャフト取り付け


    C099016
  1. 合わせマークを合わせて、ボルトでステアリングンタイミディエイトシャフトをコントロールバルブに取り付ける。

    基準値:
    T=28N·m{290kgf·cm}



  2. C057857
  3. ステアリングコラムホールカバーNO.1の切り欠き部を、コントロールバルブハウジングの突起に合わせて取り付ける。



76. パワーステアリングラックハウジングヒート インシュレータ取り付け
  1. パワーステアリングラックハウジングヒートインシュレータの穴をステアリングコラムホールカバーNO.1の突起部に合わせる。



  2. C098815
  3. ボルトで、パワーステアリングラックハウジングヒートインシュレータを取り付ける。

    基準値:
    T=7N·m{75kgf·cm}



77. フロントサスペンション クロスメンバSUB-ASSY取り付け
  1. ミッションジャッキで、クロスメンバを支える。

  2. ボルト4本で、クロスメンバをボデーに仮付けする。

  3. SSTをクロスメンバRH側および車両RH側の基準穴に差し込む。

    SST
    09670-00010  



  4. C058308
  5. ボルトA、Bの順序で仮締めする。



  6. C058309
  7. SSTをクロスメンバLH側および車両LH側の基準穴に差し込む。

    SST
    09670-00010  

  8. ボルトA、Bの順序で仮締めする。

  9. SSTをクロスメンバRH側および車両RH側の基準穴に差し込み、規定トルクで締め付ける。

    SST
    09670-00010  

    基準値:
    T=70N·m{710kgf·cm}(ボルトB(フロント側))
    T=116N·m{1180kgf·cm}(ボルトA(リヤ側))

  10. SSTをクロスメンバLH側および車両LH側の基準穴に差し込み、規定トルクで締め付ける。

    SST
    09670-00010  

    基準値:
    T=70N·m{710kgf·cm}(ボルトB(フロント側))
    T=116N·m{1180kgf·cm}(ボルトA(リヤ側))

    ■ 注 意 ■
    クロスメンバ取り付け後、クロスメンバ側および車両側の基準穴が一致していることを確認する。

  11. ミッションジャッキをクロスメンバから取りはずす。



  12. C098657
  13. ボルトおよびナット2個で、エンジンマウンティングインシュレータRRをクロスメンバに取り付ける。

    基準値:
    T=80N·m{816kgf·cm}

  14. スリングデバイスおよびチェーンブロックを取りはずす。



78. プレッシャフィード チューブASSY接続
  1. プレッシャフィードチューブASSYをパワ-ステアリングリンクASSYに仮付けする。

  2. ボルトで、プレッシャフィードチューブASSYのクランプをクロスメンバに取り付ける。

    基準値:
    T=7.8N·m{80kgf·cm}



  3. C099006
  4. ユニオンナットレンチ17を使用して、プレッシャフィードチューブASSYを本締めする。

    基準値:
    T=44N·m{450kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    T’=40N·m{410kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ460F使用時の読み)



79. フロントサスペンション アームSUB-ASSY LWR NO.1 LH接続
  1. ロワーアームNo.1 LHをステアリングナックルアームに取り付け、キャッスルナットで締め付ける。

    基準値:
    T=98N·m{1000kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    キャッスルナット締め付け後のクリップの合わせは、60°以内の増し締め方向で行う。

  2. 新品のクリップを取り付ける。



80. フロントサスペンション アームSUB-ASSY LWR NO.1 RH接続

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



81. エキゾーストパイプASSY FR取り付け
(要領は参照)


82. フロアパネル ブレース FR取り付け
(要領は参照)


83. タイロッド エンドSUB-ASSY LH接続
  1. キャッスルナットを取り付ける。

    基準値:
    T=49N·m{500kgf·cm}

    ■ 注 意 ■
    キャッスルナット締め付け後のコッターピンの合わせは、60°以内の増し締め方向で行う。

  2. 新品のコッターピンを取り付ける。



84. タイロッド エンドSUB-ASSY RH接続

□ 参 考 □
RH側はLH側と同様の手順で行う。



85. フロントタイヤ取り付け

基準値:
T=103N·m{1050kgf·cm}



86. ステアリングスライディング ヨークSUB-ASSY接続


    C098802
  1. ステアリングホイール回転防止用シートベルトを取りはずす。



  2. C098658
  3. 合わせマークを合わせて、ステアリングスライディングヨークを接続する。

  4. ボルト2本で、ステアリングスライディングヨークを固定する。

    基準値:
    T=28N·m{290kgf·cm}



87. ステアリングコラムホール カバーSUB-ASSY NO.1取り付け


    C098358
  1. クリップBを付け、ステアリングコラムホールカバーNO.1およびクリップAをボデー部に接続する。

    ■ 注 意 ■
    リップ部が噛み込んでいないか確認する。



88. ステアリングコラムホールカバー プレート取り付け


89. フロントタイヤ直進状態点検


90. パワーステアリングフルード補充


91. パワーステアリングフルードエア抜き
(要領は参照)


92. フルード量点検


93. フルード漏れ点検
(要領は参照)


94. フードSUB-ASSY取り付け
(要領は参照)


95. フードSUB-ASSY調整
(要領は参照)


96. 排気洩れ点検


97. フロントホイールアライメント点検·調整
(要領は参照)


98. エンジンアンダ カバー NO.1取り付け


99. エンジンアンダ カバー NO.2取り付け