ブレーキマスタ シリンダSUB-ASSY  オーバーホール(脱着·分解)

準備品一覧



1. ブレーキフルード抜き取り


2. ブレーキマスタ シリンダSUB-ASSY取りはずし

□ 参 考 □
ブレーキペダルを数回操作し、ブレーキブースタ内の負圧を抜いておくと、ブレーキマスタシリンダASSYの取りはずしが容易にできる。

  1. ブレーキフルードレベルウォーニングスイッチコネクターを切り離す。

  2. ユニオンナットレンチ10を使用して、ブレーキチューブ2本をブレーキマスタシリンダASSYから切り離す。



  3. C095472
  4. クリップをずらし、ブレーキマスタシリンダリザーバからクラッチホースを切り離す。(MT車)



  5. C095473
  6. ナット2個をはずし、ブレーキマスタシリンダASSYを取りはずす。



3. ブレーキマスタシリンダ リザーバSUB-ASSY取りはずし


    C057791
  1. ピンポンチ(5mm)およびハンマーを使用して、スロッテッドピンを打ち抜き、ブレーキマスタシリンダリザーバを取りはずす。



4. マスタシリンダリザーバ グロメット取りはずし


5. ブレーキマスターシリンダーキット取りはずし


    C057889
  1. マイナス薄刃ドライバーを使用して、Oリングを取りはずす。



  2. C057270
  3. ピストンを押し込んだ状態で、SSTを使用して、スナップリングを取りはずす。

    SST
    09905-00013  



  4. F008566
  5. ピストンを押し込み、ピストンストッパボルトおよびガスケットを取りはずす。(ABSなし)



  6. C057792
  7. ピストンを押し込み、リザーバー取り付け部を下に向けストレートピンを取りはずす。(ABSあり)

    ■ 注 意 ■
    損傷および傷つき防止のためウエスなどを使用する。

  8. No.1ピストンサブASSYを、マスターシリンダーボデーからまっすぐに引いて取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    シリンダーボデー内面を傷つけない。

  9. ピストンガイド、シリンダーカップおよびプレートをNo.1ピストンから取りはずす。



  10. C053481
  11. No.2ピストンの端面が出てくるまでフランジ部を木片などに軽くたたき、端面がでたらNo.2ピストンをマスターシリンダーボデーからまっすぐ引いて取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    シリンダーボデー内面を傷つけない。



6. ブレーキマスタシリンダASSY点検
  1. ブレーキマスタシリンダ内面に損傷がないことを点検する。



7. ブレーキマスターシリンダーキット取り付け


    G020212
  1. 新品のNo.2ピストン、No.1ピストンおよびピストンガイドにラバーグリースを塗布する。

  2. No.2ピストンサブASSYをマスターシリンダーボデーに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    シリンダーボデー内面を傷つけないように、ピストンはまっすぐ挿入する。

  3. プレート、シリンダーカップおよびピストンガイドをNo.1ピストンに取り付ける。

  4. No.1ピストンサブASSYをマスターシリンダーボデーにまっすぐに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    1. シリンダー内面を傷つけないように、ピストンをまっすぐ挿入する。
    2. シリンダーカップのリップ部を傷つけない。



  5. C057890
  6. ピストンを押し込んだ状態で、リザーバー取り付け部のポートからストレートピンを挿入する。(ABSあり)

    ■ 注 意 ■
    ストレートピンおよびピストンが確実に取り付けられていることを確認する。



  7. F008566
  8. ピストンを押し込んだ状態で、新品のガスケットを介して新品のピストンストッパボルトを取り付ける。(ABSなし)

    基準値:
    T=10N·m{102kgf·cm}



  9. C057270
  10. ピストンを押し込んだ状態で、SSTを使用して、新品のホールスナップリングを取り付ける。

    SST
    09905-00013  

  11. 新品のOリングにラバーグリースを塗布する。

  12. Oリングをマスターシリンダボデーに取り付ける。



8. マスタシリンダリザーバ グロメット取り付け
  1. 新品のブレーキマスタシリンダリザーバグロメットにラバーグリースを塗布し、マスターシリンダーボデーに取り付ける。



9. ブレーキマスタシリンダ リザーバSUB-ASSY取り付け


    C057791
  1. ピンポンチ(5mm)およびハンマーを使用して、スロッテッドピンを打ち込みリザーバーを取り付ける。



10. ブレーキブースタプッシュロッド点検·調整
  1. SSTのロッドをマスタシリンダのピストンに軽く当て、固定する。

    SST
    09737-00012  



  2. C096202
  3. SSTのロッド平面にチョークを塗布し、SSTを反転させてブレーキブースタASSYに取り付け、すき間を点検する。

    SST
    09737-00012  

    基準値:
    0mm(すき間)

    □ 参 考 □
    SSTのロッドをブレーキブースタASSYのプッシュロッドに当てたとき、SST本体とブレーキブースタASSYのシェルの間にすき間がある場合はすき間過小、ブレーキブースタASSYのプッシュロッドにチョークが付着しない場合はすき間過大と判断する。



  4. G033980
  5. 基準値外の場合はSSTを使用してロッドを固定し、ソケットドライバー(7mm)を使用してロッド先端を回し、長さを調整する。

    SST
    09737-00020  

    ■ 注 意 ■
    調整後、プッシュロッドのすき間を再点検する。



11. ブレーキマスタ シリンダSUB-ASSY取り付け
  1. ブレーキマスタシリンダASSYをブレーキブースタASSYに挿入する。

  2. ナット2個を取り付ける。

    基準値:
    T=13N·m{130kgf·cm}



  3. C095473
  4. クリップで、クラッチホースをブレーキマスタシリンダリザーバに接続する。(MT車)



  5. C095472
  6. ユニオンナットレンチ10を使用して、ブレーキチューブ2本をブレーキマスタシリンダASSYに取り付ける。

    基準値:
    T=15N·m{155kgf·cm}(規定締め付けトルク)
    基準値:
    T=14N·m{143kgf·cm}(ユニオンナットレンチおよびトルクレンチ230F使用時の読み)

  7. ブレーキフルードレベルウォーニングスイッチコネクターを接続する。



12. ブレーキフルード補充
(要領は参照)


13. マスタシリンダエア抜き
(要領は参照)


14. ブレーキ系統エア抜き
(要領は参照)


15. ブレーキフルード量点検


16. ブレーキフルード漏れ点検


17. ブレーキ引きずり点検