DTC    P2820/73    SLPソレノイド系統(機能異常)

準備品一覧


機能説明


プライマリープーリ制御用ソレノイドSLPは、エンジンコントロールコンピュータからの電流制御により、要求変速速度に応じたプライマリープーリ圧を制御して、変速 をおこなっている。

ダイアグコードP2820/73は、目標変速比に対する実変速比の追従性を比較し、ソレノイドSLPの機械的故障を検出する。


DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常期間
  4. その他
点検部位
P2820/73
  1. オイルプレッシャセンサ出力値が0.4 MPa以上かつ目標変速比が1.0未満
  2. 実変速比が2.0以上
  3. 2秒以上継続
  4. 1トリップ
  1. コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSY(ソレノイドSLP)
  1. オイルプレッシャセンサ出力値が0.4 MPa以上かつ目標変速比が2.0以上
  2. 実変速比が0.5未満
  3. 2秒以上継続
  4. 1トリップ


点検手順


□ 参 考 □
GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、その情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1ダイアグコード確認
  1. GTSをDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. GTSの画面表示に従いダイアグコードを読み取る。(要領は参照)

    結果
    結果
    飛び先
    P2820/73が出力する
    A
    P2820/73以外も出力する
    B



B
関連するダイアグコードチャートへ (要領は 参照)
A


手順2コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSY交換
  1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSYを交換する。(要領は参照)


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手順3GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


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完了