CVTフルード(K310F·K312) 調整 |

| 1. 作業前注意 |
K310F·K312はオイルフィラチューブおよびオイルレベルゲージが無いため、フルード注入はトランスアクスルケースのリフィルプラグ孔から行い、フルード量調整はオイルパンのオーバーフローチューブから余剰分のフルードを排出(オーバーフロー)させることで行う。
フルード補充は、フルード温度が常温まで下がった状態にて、必要量を補充し、エンジンを暖機運転してアクスル内にフルードを循環させた後、規定油温およびエンジンアイドリング状態で調整を行う必要がある。
注入するフルードはトヨタ純正CVTフルードFEを使用する。
フルード調整作業は、車両水平設置状態に対して、車両前後左右傾斜は±1°以内で行う。
エアコン、ヘッドライト、電動ファン等の電気負荷となるものは、OFF状態で行う。
本文中のフルード温度は、GTSにて表示されるフルード油温(V/B内油温)を示す。
作業は各手順および注意事項に従い実施する。

| 2. 作業フロー |

| 3. 準備作業 |
車両を水平状態に保ちリフトアップする。
| 4. 初期補充 |
| 初期補充の必要のない作業 |
|---|
| オイル漏れ、にじみ等の修理をした時 |
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リフィルプラグおよびガスケットをコンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY から取りはずす。
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ソケットヘキサゴンレンチ6 mmを使用して、オーバーフロープラグおよびガスケットをトランスアクスルオイル パンSUB-ASSY から取りはずす。
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ソケットヘキサゴンレンチ6 mmおよびトルクレンチを使用して、オーバーフローチューブが規定トルクで締め付けられていることを確認する。
| *1 | オーバーフローチューブ |
初期補充を行う。
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フルードがオーバーフロー孔から流出し始めるまでフルードをリフィル孔から注入する。
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フルードの流出が、滴下状態になるまで待機する。
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ソケットヘキサゴンレンチ6 mmを使用して、ガスケットを介し、オーバーフロープラグをトランスアクスルオイルパンSUB-ASSY に仮締めする。
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ガスケットを介して、リフィルプラグをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSY に仮締めする。
| 5. 規定量補充 |
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リフィルプラグおよびガスケットをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。
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フルードをリフィル孔より、規定量補充する。
| 実施作業 | 補充量(参考) |
|---|---|
| 3.2 L |
| 3.0 L |
| 2.7 L |
| 2.3 L |
| 1.2 L |
| 0.4 L |
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ガスケットを介し、リフィルプラグをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYに仮締めする。
車両をリフトダウンする。
| 6. フルード温度調整 |
GTSを使用する場合
IG OFFで、GTSをDLC3に接続する。
IG ONおよびGTSの電源をONにする。
GTS のメニュー画面より、パワートレイン / エンジン / アクティブテストの順番に選択し、AT 油温1を表示させた状態で、TC 端子ON を選択、実行する。
GTSを使用しない場合(TC端子短絡時)
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IG OFFで、SSTを使用してDLC3内の13(TC) - 4(CG)端子間を短絡する。
ブレーキペダルを踏み込み、保持する。
エンジンを始動する。
シフトレバーをPポジションからDポジションまでゆっくり操作してフルードを各部に循環させた後、再びPポジションにシフトする。
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メータ内のシフトポジションインジケータ表示を注視しながら、シフトレバーを1.5秒以内にN ←→ Dポジションへ繰り返し操作することを6秒以上連続して行う。
| *a | シフトポジション |
| *b | シフトポジションインジケータ |
| *c | 油温検出モード |
| *d | 6秒以上 |
| *e | 2秒間 |
| *f | 1.5 秒以内 |
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シフトポジションインジケータの[D]表示が2秒間点灯後、消灯することを確認する。
シフトレバーをPポジションにシフトする。
ブレーキペダルを開放する。
GTSを使用する場合
GTSを操作し、TC端子“ON”→“OFF”にする。
GTSを使用しない場合(TC端子短絡時)
SSTをはずし、DLC3の13(TC) - 4(CG)端子間を開放する。
フルード温度をフルード量調整作業における適正温度に調整する。
シフトポジションインジケータによりフルード温度を確認する。
フルード温度を調整する。
| 適正油温以下 | 適正油温 | 適正油温以上 | |
|---|---|---|---|
| フルード温度 GTS表示油温 | 36°C未満 | 36°C以上 46°C未満 | 46°C以上 |
| シフトポジションインジケータ[D]表示 | 消灯 | 点灯 | 点滅 |
| 7. フルード量確認 |
車両を水平状態に保ちリフトアップする。
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ソケットヘキサゴンレンチ6 mmを使用して、オーバーフロープラグおよびガスケットをトランスアクスルオイルパンSUB-ASSY から取りはずす。
オーバーフロー孔からのフルード流出状態を確認する。
フルードが排出された場合。(フルードが排出された場合へ)
フルードが排出されなかった場合。(フルードが排出されなかった場合へ)
フルードが排出されなかった場合。
フルードが排出されなかった場合は、リフィルプラグおよびガスケットを取りはずし、オーバーフロー孔からフルードが排出されるまでフルードをリフィル孔から注入する。
フルードが排出された場合。
フルードがオーバーフローした場合は、フルードの流出が滴下状態になるまで待機する。
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ソケットヘキサゴンレンチ6 mmを使用して、新品のガスケットを介し、オーバーフロープラグをトランスアクスルオイルパンSUB-ASSY に本締めする。
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新品のガスケットを介して、リフィルプラグをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYに本締めする。
車両をリフトダウンする。
IG OFFにする。
GTSを取りはずす。(GTS を使用する場合)
| 8. ATF(CVTフルード)熱劣化推定値初期化 |
| 9. 復元作業 |