DTC    B14B8    冷媒不足

準備品一覧


回路説明


このコードは冷媒量が一定値以下の場合に出力される。

エアコンディショナアンプリファイアASSYは、各センサの出力値(外気温や冷媒圧力など)を利用して、冷媒量が適正か否かを判定する。冷媒量が不足の場合はA/Cスイッチのインジケータランプを消灯し、コンプレッサASSY(プーリ ツキ)の作動を停止する。


DTC No.
検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常判定時間
点検部位
B14B8
  1. 通常制御での冷媒量判定条件成立時
  2. 通常制御での冷媒量判定で冷媒不足判定
  3. エアコン作動時間: 15 分以上
  1. クーラ配管(漏れ、詰まり)
  2. クーラエキスパンション バルブ
  3. エアコンディショナ アンプリファイアASSY


点検手順


  1. B1423とB14B8が同時に出力された場合は、最初にB1423に従って修理をする。

手順1クーラ配管点検
  1. 真空引きを行い、クーラ配管が真空状態を維持できることを確認する。

    基準
    真空状態を維持することができる

    □ 参 考 □
    クーラ配管が真空状態を維持できない場合は、クーラ配管からの冷媒漏れが考えられるので、クーラ配管の修理が必要となる。

    結果 
    結果
    飛び先
    NG
    A
    OK
    B



B
手順 3 へ
A


手順2クーラ配管修理
  1. クーラ配管から冷媒が漏れている個所を特定する。(要領は参照)

  1. 配管の不具合箇所を修理する。

  1. 真空引きを行う。


OK


手順3冷媒HFC-134a(R134a)充てん
  1. 冷媒を適正量充填する。(要領は参照)


OK


手順4ダイアグコード確認
  1. GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)

  1. 以下の条件でダイアグコードを確認する。(要領は参照)
    点検条件 
    項目
    条件
    A/Cスイッチ
    ON
    エアコン作動時間
    15 分以上
    外気温度
    0 to 49°C
    エンジン冷却水温
    45°C以上
    結果 
    結果
    飛び先
    ダイアグコードB14B8が出力される
    A
    ダイアグコードが出力されない
    B



B
終了
A


手順5クーラエキスパンション バルブ交換
  1. 新品または正常品のクーラエキスパンション バルブに交換する。

    □ 参 考 □
    クーラエキスパンション バルブの固着、詰まりが考えられるため、クーラエキスパンション バルブを新品または正常品と交換する。

  1. 真空引きを行う。


次へ


手順6冷媒HFC-134a(R134a)充てん
  1. 冷媒を適正量充填する。(要領は参照)


OK


手順7ダイアグコード確認
  1. GTSを使用して、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)

  1. 以下の条件でダイアグコードを確認する。(要領は参照)
    点検条件 
    項目
    条件
    A/Cスイッチ
    ON
    エアコン作動時間
    15 分以上
    外気温度
    0 to 49°C
    エンジン冷却水温
    45°C以上
    結果 
    結果
    飛び先
    ダイアグコードB14B8が出力される
    A
    ダイアグコードが出力されない
    B



B
終了
A

エアコンディショナ アンプリファイアASSY交換 (要領は 参照)