イグニッションシステム(1NZ-FE)  車上点検



1. 火花点検1
  1. ダイアグコードを確認する。(要領は参照)

    ■ 注 意 ■
    ダイアグコードを検出した場合、コード別トラブルシューティングを行う。

  2. イグニッションコイルNO.1 4個およびスパーク プラグ4個を取りはずす。(要領は参照)



  3. A156076
  4. フューエルインジェクタのコネクター4個を切り離す。



  5. A283545
  6. スパーク プラグをイグニッションコイルNO.1に取り付けてコネクターを接続する。

  7. スパーク プラグをアースする。

  8. クランキングしたとき、火花が飛ぶことを確認する。

    ■ 注 意 ■
    1. スパーク プラグの接地電極は、必ず六角部またはねじ部を接地させて点検する。
    2. 2秒以上エンジンをクランキングしない。
    3. 全気筒において火花点検を行うこと。
    4. 落下等、イグニッションコイル本体およびプラグキャップ部に強い衝 撃を与えた場合は、新品に交換する。
    5. スパーク プラグを落下させたり、強い衝撃を与えた場合は、新品に交換する。

  9. 正常に火花が飛ばない気筒がある場合は、以下の火花点検2を行うこと。



2. 火花点検2
  1. イグニッションコイルNO.1のコネクターが確実に接続しているか点検する。

    結果
    結果
    飛び先
    NG
    コネクターを確実に接続する
    OK
    次へ

  2. イグニッションコイルNO.1点検

    1. 点火しない気筒がある場合は、正常に点火する気筒のイグニッションコイルNO.1を、正常に点火しないイグニッションコイルNO.1と入れ替える。

    2. クランキングした時に、正常に点火するイグニッションコイルNO.1を取り付けた気筒に、火花が飛ぶことを確認する。

      結果
      結果
      飛び先
      OK
      イグニッションコイルNO.1を交換する
      NG
      次へ

  3. スパーク プラグ点検

    1. 点火しない気筒がある場合は、正常に点火する気筒のスパーク プラグを、正常に点火しないスパーク プラグと入れ替える。

    2. クランキングした時に、正常に点火するスパーク プラグを取り付けた気筒に、火花が飛ぶことを確認する。

      結果
      結果
      飛び先
      OK
      スパーク プラグを交換する
      NG
      イグニッション系統の点検を行う
      (要領は参照)

      ■ 注 意 ■
      1. 落下等、イグニッションコイルNO.1に衝撃を与えた場合は、新品に交換する。
      2. スパーク プラグを落下させたり、強い衝撃を与えた場合は、新品に交換する。



3. スパーク プラグ点検

■ 注 意 ■
  1. イリジウム、プラチナチップに傷をつけない。
  2. イリジウムチップを損傷する恐れがあるため、ギャップは目視点検で行う。
  3. イリジウムプラグを使用しているため、ギャップ調整は行わない。
  4. 損傷がある場合は、新品のスパーク プラグに交換する。
  5. スラッジなどにより著しく汚れている場合は、新品のスパーク プラグに交換する。
  6. スパーク プラグを落下させたり、強い衝撃を与えた場合は、新品に交換する。
  7. 新品のスパーク プラグに交換する場合は、先端保護用にかぶせてあるキャップはエンジンに取り付けるまではずさない。

  1. 目視点検

    1. エンジンを始動する*。

    2. 高回転(4000r/min)で加減速レーシングを5回行う*。

      ■ 注 意 ■
      *: P0300(失火検出)系のダイアグコードが出力している場合は行わない。

    3. スパーク プラグを取りはずす。(要領は参照)



    4. A100633
    5. スパーク プラグの電極部(イリジウムチップ、プラチナチップ)、ねじ山および絶縁体の損傷を点検する。

      基準
      損傷がない

      □ 参 考 □
      損傷がある場合は、スパーク プラグを交換する。
      メーカー
      プラグ型式
      DENSO
      FK16HR11



    6. A337286J01
    7. プラグギャップを点検する。
      イラスト内指示文字 
      *1
      イリジウムチップ
      *2
      プラチナチップ
      *a
      プラグギャップ

      使用済みプラグのプラグギャップ限度値
      1.4mm(参考値)

      □ 参 考 □
      1. 新品プラグのプラグギャップ: 1.0 to 1.1mm(参考値)
      2. 限度を超える場合は、イリジウムチップが消耗しているためスパーク プラグを交換する。

    8. スパーク プラグを取り付ける。(要領は参照)