チャージングシステム(1NZ-FE)  車上点検

準備品一覧


■ 注 意 ■
  1. バッテリケーブルが正しくターミナルに接続されているか確認する。
  2. バッテリが急速充電されているときは、バッテリケーブルを接続しない。
  3. エンジン始動中は、バッテリを絶対はずさない。



1. バッテリ液量点検
  1. 液量点検(メンテナンスフリーバッテリ)

    1. LOWレベル以下の場合は、バッテリ交換。

  2. 液量点検(メンテナンスフリーバッテリ以外)

    1. LOWレベル以下の場合は、バッテリ交換または、蒸留水を補充する。



2. バッテリ比重点検(メンテナンスフリーバッテリ以外)


    A001259
  1. 各セルのバッテリ比重を点検する。

    基準値
    1.25 to 1.29(液温20°C)

    □ 参 考 □
    基準値以下の場合は、バッテリを充電する。



3. バッテリ電圧点検
  1. サーフェイス充電分を取り除くために、IG OFFにてヘッドランプ デイマ スイッチASSYを20 to 30秒程度ONにする。

  2. ヘッドランプ デイマ スイッチASSYをOFFにする。



  3. A001260J14
  4. ターミナル間のバッテリ電圧値を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    バッテリプラス端子 - バッテリマイナス端子
    液温20°C
    12.5 to 12.9 V

    □ 参 考 □
    基準値以下の場合は、バッテリを充電する。



4. バッテリターミナル、ヒュージブルリンクおよびヒューズ点検
  1. バッテリターミナルがゆるんでいないかまたは、腐食していないか点検する。

  2. ヒュージブルリンクおよびヒューズに導通があるか点検する。



5. ベルト点検

□ 参 考 □
再使用時のみ点検する。(要領は 参照)



6. オルタネータASSYワイヤハーネス点検
  1. ワイヤハーネスに、亀裂や劣化がないか点検する。



7. オルタネータASSY異音点検
  1. エンジン始動中にオルタネータASSYから異音がしないことを点検する。



8. チャージウォーニングランプ点検
  1. エンジンを暖機し、IG OFFにする。

  2. 電気装置のスイッチを全てOFFにする。

  3. IG ONにし、チャージウォーニングランプが点灯することを確認する。

  4. エンジンを始動し、ランプが消灯することを確認する。

    □ 参 考 □
    ランプが上記のように作動しない場合は、チャージウォーニングランプの回路をトラブルシュートする。



9. 無負荷試験


    A190233J06
  1. 無負荷状態でエンジン回転を2000rpmまで上げたときのバッテリ電圧値を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    B端子 - ボデーアース
    10 A以上
    13.2 to 14.8 V
    イラスト内指示文字 
    *1
    B端子
    *2
    バッテリ
    *3
    オルタネータASSY
    *a
    電流



10. 負荷試験


    A178739J07
  1. 無負荷試験の状態によりヘッドランプをハイビームにヒータブロワスイッチをHiにして、エンジン回転2000rpmにセットした状態でただちに電流値を測定する。

    電流値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    B端子 - バッテリプラス端子
    常時
    30 A以上

    イラスト内指示文字 
    *1
    B端子
    *2
    バッテリ
    *3
    オルタネータASSY
    *a
    電流

    □ 参 考 □
    基準電流以下を示してもバッテリが完全充電状態の場合は、電流が小さくなるので負荷を増すためワイパモータおよびリヤウィンドウデフォッガなどを作動させて、再度測定する。



11. 充電制御システム点検
  1. ワイヤハーネス点検

    1. エンジンコントロール コンピュータのコネクターA54を切り離す。

    2. オルタネータASSYのコネクターB35を切り離す。

    3. 下表に従って抵抗を測定する。(端子配列は参照)

      抵抗値

      点検端子
      点検条件
      基準値
      A54-45(RLO) - B35-1(RLO)
      常時
      1Ω未満
      A54-45(RLO)およびB35-1(RLO) - 他の端子間およびボデーアース
      常時
      10kΩ以上

  2. エンジンコントロール コンピュータ点検

    1. エンジンを始動し、20 to 30分暖機させる。

    2. エンジンコントロール コンピュータのコネクターRLO端子 - E1端子間にオシロスコープを接続する。(端子配列は参照)



    3. A084456J04
    4. 加速時または定速走行時のエンジンコントロール コンピュータの出力が図のような波形になることを確認する。
      項目
      内容
      測定端子
      A54-45(RLO) - B67-16(E1)
      計器セット
      2V/DIV、50ms/DIV
      条件
      暖機後、充電制御中、加速時または定速走行時

      □ 参 考 □
      1. オシロスコープ波形は参考例であり、ノイズやチャタリング波形などは省略してある。
      2. 電気負荷およびバッテリの状態によってデューティ比が変化するため、一定の値が出力されない。



    5. A084457J04
    6. 減速時のエンジンコントロール コンピュータの出力が図のような波形になることを確認する。
      項目
      内容
      測定端子
      A54-45(RLO) - B67-16(E1)
      計器セット
      2V/DIV、50ms/DIV
      条件
      暖機後、充電制御中、減速時

      □ 参 考 □
      1. オシロスコープ波形は参考例であり、ノイズやチャタリング波形などは省略してある。
      2. 電気負荷およびバッテリの状態によってデューティ比が変化するため、一定の値が出力されない。