クーラーコンプレッサASSY(1NR-FE)  取り付け

準備品一覧



1. コンプレッサオイル量点検


E219587J01
  1. 新品のコンプレッサASSY(プーリ ツキ)に交換する場合は、サービスバルブから徐々に不活性ガス(ヘリウム)を抜いた後、図の矢印のドレーンボルト(ワッシャ)を外してから次に示すオイル量を抜き取って取り付ける。

    基準値
    (新品のコンプレッサASSY(プーリ ツキ)内のオイル容量60(+15)mL)-(取りはずしたコンプレッサASSY(プーリ ツキ)内のオイル残量)=(交換時の抜き取り量)
    イラスト内指示文字 
    *1
    ドレーンボルト(ワッシャ)

    ■ 注 意 ■
    1. コンプレッサオイル量点検は、脱着作業時の注意事項を厳守して行う。
    2. コンプレッサオイルが車両の配管に残っているので、新品のコンプレッサASSY(プーリ ツキ)内のオイルを抜き取らないで取り付けると、オイル量が多くなり冷媒サイクルの熱交換を妨げ、冷房不良となったり、音振動などの悪影響が発生する可能性がある。
    3. 取りはずしたコンプレッサASSY(プーリ ツキ)のオイル残量が少ない場合は、オイル漏れの点検を行う。
    4. コンプレッサオイルは必ずND-OIL8を使用する。

    □ 参 考 □
    ドレーンボルト(ワッシャ)は、再使用不可。



2. コンプレッサASSY(プーリ ツキ)取り付け


E218275J03
  1. 図に示す順でボルト4本を締め付け、コンプレッサASSY(プーリ ツキ)を取りつける。

    基準値
    T = 25 N・m{ 250 kgf・cm }

  2. コネクターを接続する。



3. ディスチャージ ホースSUB-ASSY接続
  1. ディスチャージ ホースSUB-ASSYの接続部に巻いたビニールテープを取りはずす。

  2. 新品のOリングおよびコンプレッサASSY(プーリ ツキ)のかん合部に、コンプレッサーオイル(ND-OIL8)を十分に塗布する。

  3. Oリングをディスチャージ ホースSUB-ASSYに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    OリングおよびOリングシール部にゴミ等を付着させない。

  4. ボルトで、ディスチャージ ホースSUB-ASSYをコンプレッサASSY(プーリ ツキ)に接続する。

    基準値
    T = 9.8 N・m{ 100 kgf・cm }



4. サクション ホースSUB-ASSY接続
  1. サクション ホースSUB-ASSYの接続部に巻いたビニールテープを取りはずす。

  2. 新品のOリングおよびコンプレッサASSY(プーリ ツキ)のかん合部に、コンプレッサーオイル(ND-OIL8)を十分に塗布する。

  3. Oリングをサクション ホースSUB-ASSYに取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    OリングおよびOリングシール部にゴミ等を付着させない。

  4. ボルトで、サクション ホースSUB-ASSYをコンプレッサASSY(プーリ ツキ)に接続する。

    基準値
    T = 9.8 N・m{ 100 kgf・cm }



5. ファン & オルタネータ Vベルト取り付け
(要領は参照)


6. 冷媒HFC-134a(R134a)充てん
  1. 真空ポンプを使用して、真空引きを行う。



  2. 冷媒HFC-134a(R134a)を充てんする。


    E247093J01


    イラスト内指示文字 
    *a
    サブクールサイクル
    *b
    高圧圧力
    *c
    冷媒量
    *d
    冷媒充てん量
    *e
    適正値の中心
    *f
    -30 to 30 g
    *g
    オーバーチャージ
    -
    -

    冷媒充てん量
    340 to 400g

    ■ 注 意 ■
    クーラコンプレッサは冷媒なしで運転すると潤滑不良で焼き付くおそれがあるので、冷媒充てん前に絶対運転しない。

    □ 参 考 □
    回収した冷媒ガスを再使用する場合は、フロン回収再生機での冷媒ガス回収率が約90%のため、再充てんにはサービス缶による補充が必要になるので、あらかじめ準備する。



7. エンジン暖機

□ 参 考 □
冷媒充てん後は2000 r/min以下で2分間以上、慣らし運転を行う。



8. 冷媒ガスもれ点検
  1. 冷媒ガス充てん後、ハロゲンリークディテクターを使用して、冷媒ガス漏れ点検を実施する。