クーリングファンシステム(1NZ-FE)    クーリングファン系統

準備品一覧


回路説明


クーリングファンは、エンジンコントロールコンピュータがエンジン冷却水温、エアコンスイッチ、エアコン冷媒圧力、エンジン回転数および車速信号を使用して、クーリングファンリレーのON/OFFを行う。

エンジンコントロールコンピュータは、2段階でクーリングファンモータの速度を制御するために、クーリングファンリレーをON/OFFし、クーリングファンレジスタ回路を切り替える。


回路図


(回路図は)参照


点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検する。


手順1ワイヤハーネスおよびコネクター点検(電源電圧)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。



    A333311J01
  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. 下表に従って電圧を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    5(クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ) - ボデーアース
    常時
    11 to 14 V

    イラスト内指示文字
    *1
    エンジンルームリレーブロック
    *2
    クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ

  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)を取り付ける。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(電源電圧)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。



    A333312J01
  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)およびクーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. IG ONにする。

  1. 下表に従って電圧を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    1(クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ) - ボデーアース
    IG ON
    11 to 14 V
    1(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ) - ボデーアース
    IG ON
    11 to 14 V

    イラスト内指示文字
    *1
    エンジンルームリレーブロック
    *2
    クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ
    *3
    クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ

  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)およびクーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)を取り付ける。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順3クーリングファン リレー(FAN NO.1リレー)単体点検
  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)を点検する。(要領は参照)



NG
クーリングファン リレー(FAN NO.1リレー)交換
OK


手順4クーリングファン リレー NO.2(FAN NO.2リレー)単体点検
  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)を点検する。(要領は参照)



NG
クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)交換
OK


手順5クーリングファン レジスタ単体点検
  1. クーリングファンレジスタを点検する。(要領は参照)



NG
クーリングファン レジスタ交換
OK


手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(クーリングファンリレー - ボデーアース)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。


    抵抗値

    点検端子
    点検条件
    基準値
    5(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満

  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)を取り付ける。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(クーリングファンレジスタ - ボデーアース)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. クーリングファンレジスタのコネクターA3を切り離す。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。


    抵抗値

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A3-1(クーリングファンレジスタ) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満

  1. クーリングファンレジスタのコネクターA3を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順8ワイヤハーネスおよびコネクター点検(クーリングファンレジスタ - クーリングファンリレーNO.2)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. クーリングファンレジスタのコネクターA3を切り離す。

  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。


抵抗値(断線点検)

点検端子
点検条件
基準値
A3-2(クーリングファンレジスタ) - 4(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ)
常時
1 Ω未満


抵抗値(短絡点検)

点検端子
点検条件
基準値
A3-2(クーリングファンレジスタ)および4(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ) - 他の端子間およびボデーアース
常時
10 kΩ以上

  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)を取り付ける。

  1. クーリングファンレジスタのコネクターA3を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順9クーリングファン モータ点検
  1. クーリングファンモータを点検する。(要領は参照)



NG
クーリングファン モータ交換 (要領は 参照)
OK


手順10ワイヤハーネスおよびコネクター点検(クーリングファンモータ - クーリングファンリレー)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. クーリングファンモータのコネクターA4を切り離す。

  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。


    抵抗値(断線点検)

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A4-2(クーリングファンモータ) - 3(クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ)
    常時
    1 Ω未満


    抵抗値(短絡点検)

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A4-2(クーリングファンモータ)および3(クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)を取り付ける。

  1. クーリングファンモータのコネクターA4を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順11ワイヤハーネスおよびコネクター点検(クーリングファンモータ - クーリングファンリレーNO.2)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. クーリングファンモータのコネクターA4を切り離す。

  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。


    抵抗値(断線点検)

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A4-1(クーリングファンモータ) - 3(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ)
    常時
    1 Ω未満


    抵抗値(短絡点検)

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A4-1(クーリングファンモータ)および3(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

  1. クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)を取り付ける。

  1. クーリングファンモータのコネクターA4を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順12ワイヤハーネスおよびコネクター点検(エンジンコントロールコンピュータ - エンジンルームリレーブロック)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターA54を切り離す。

  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)およびクーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)をエンジンルームリレーブロックから取りはずす。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。(端子配列は参照)

    ■ 注 意 ■
    ホルダにテスター棒などを当てて測定する場合は、強く当てすぎるとホルダ部を損傷するおそれがあるので注意して行う。


    抵抗値(断線点検)

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A54-7(FANL) - 2(クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ)
    常時
    1 Ω未満
    A54-8(FANH) - 2(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ)
    常時
    1 Ω未満


    抵抗値(短絡点検)

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A54-7(FANL)および2(クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)ホルダ) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    A54-8(FANH)および2(クーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)ホルダ) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

  1. クーリングファンリレー(FAN NO.1リレー)およびクーリングファンリレーNO.2(FAN NO.2リレー)を取り付ける。

  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターA54を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

エンジンコントロール コンピュータ交換 (要領は 参照)