DTC    P2757/68    SLUソレノイド系統(機能異常)

準備品一覧


機能説明


エンジンコントロールコンピュータは、ロックアップソレノイドをあらかじめ決められたデューティ比に制御して、ロックアップおよびフレックスロックアップを行う。


DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常期間
  4. その他
点検部位
P2757/68
  1. エンジン冷却水温60°C以上で、Dポジション走行中
  2. (a)および(b)
    (a). ロックアップON指示時、ロックアップOFF状態
    (b). ロックアップOFF指示時、ロックアップON状態
  3. (a): 3.5秒以上
    (b): 1.8秒以上
  4. 2トリップ
  1. ロックアップコントロールソレノイド(SLU)
  2. トランスミッションバルブボデーASSY
  3. エンジンコントロールコンピュータ
  4. トルクコンバータASSY
  5. オートマチック トランスアクスルASSY


点検手順


□ 参 考 □
SST(TaSCAN)を使用してフリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには不具合発生時のエンジン稼動状態の一部が記録されており、それらの情報がトラブルシュートを行う際に役立つ。


手順1ダイアグコード読み取り
SST
09991-70201  
  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. SST(TaSCAN)の画面表示に従ってダイアグコードを確認する。

    結果
    結果
    飛び先
    P2757/68のみ出力される
    A
    P2757/68以外のダイアグコードも出力する
    B

    □ 参 考 □
    DTC P2757/68以外のダイアグコードが出力された場合は、そのダイアグコードを先にトラブルシュートすること。



B
関連するダイアグコードチャートへ (要領は 参照)
A


手順2ロックアップ コントロールソレノイド(SLU)単体点検
SST
09082-00030  
09083-00170  


    C225720J01
  1. ロックアップコントロールソレノイド(SLU)を取りはずす。

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、端子間の抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    1 - 2
    20°C
    5.0 to 5.6Ω

    イラスト内指示文字 
    *a
    コネクター非接続状態
    (ロックアップコントロールソレノイド(SLU))

  1. 12V-21Wのバルブを介して、ロックアップコントロールソレノイド(SLU)のコネクターにバッテリプラスを接続し、ソレノイドボデーにバッテリマイナスを接続したとき、ソレノイド内のバルブが作動することを点検する。

    基準
    作動する(作動音あり)



NG
ロックアップ コントロールソレノイド(SLU)交換
OK


手順3トランスミッション バルブ ボデーASSY点検
  1. トランスミッションバルブボデーASSYを点検する。

    基準
    ソレノイド取り付け部などに異常および異物がない



NG
トランスミッション バルブ ボデーASSY交換
OK


手順4エンジンコントロール コンピュータ交換
  1. エンジンコントロールコンピュータを交換する。(要領は参照)

  1. AT学習値初期化を行う。


次へ


手順5ダイアグコード消去
SST
09991-70201  
  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. SST(TaSCAN)の画面表示に従ってダイアグコードを消去する。


次へ


手順6ダイアグコード読み取り
SST
09991-70201  
  1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続する。

  1. 問診、フリーズフレームデータにもとに走行テストを行う。

  1. SST(TaSCAN)の画面表示に従ってダイアグコードを再確認する。

    結果
    結果
    飛び先
    P2757/68を再出力する
    A
    出力なし
    B



B
終了
A


手順7トルク コンバータASSY点検
  1. トルクコンバータASSYの点検を行う。



NG
トルク コンバータASSY交換
OK

オートマチック トランスアクスルASSY修理または交換