コンティニュアスリバリアブルトランスアクスル(K310F)  取り外し

準備品一覧


■ 警 告 ■
トランスアクスル付きエンジンASSYの重量は非常に重く、修理書記載手順に従って作業を行わなかった場合、エンジンリフターが降下する恐れがあるため、必ず修理書記載手順に従って作業を行うこと。



1. フライホイールハウジングアンダ カバー取りはずし


C156192
  1. フライホイールハウジングアンダ カバーを取りはずす。



2. ドライブプレート & トルクコンバータセッティング ボルト取りはずし


    A107285J02
  1. SSTを使用して、クランクシャフトプーリを保持する。

    SST
    09960-10010   (09962-01000, 09963-01000)



  2. C268779
  3. ドライブプレート&トルクコンバータセッティングボルト6本を取りはずす。



3. エンジンASSY W/トランスアクスル取りはずし
(要領は参照)


4. エンジンASSY W/トランスアクスル固定
  1. エンジンスリングデバイスおよびミニクレーンを使用して、エンジンASSYを保持する。



  2. エンジンASSYの取りはずしが出来るように、高さ調整式アタッチメントおよびプレートリフトアタッチメントの位置を変更してセットする。


    A332773J01


    イラスト内指示文字 
    *1
    プレートリフトアタッチメント
    -
    -
    V100155
    アタッチメント取り付け位置
    -
    -

    ■ 注 意 ■
    1. 高さ調整式アタッチメントおよびブレートリフトアッタチメントを使用して、エンジンASSY W/ トランスアクスルが水平になるようセットする。
    2. エンジンスタンドへの脱着以外は、エンジンASSYを吊り上げた状態での作業は危険なため、絶対に行わないこと。
    3. オイルパンNO.2が変形する恐れがあるため、エンジンASSYのオイルパンNO.2にアタッチメントを絶対に取り付けないこと。
    4. オイルパンが変形する恐れがあるため、トランスアクスルのオイルパン部にアタッチメントを絶対に取り付けないこと。



  3. A287854
  4. 締め上げ機能付きベルトまたはロープを使用して、エンジンASSY W/トランスアクスルをエンジンリフターに固定する。

    ■ 注 意 ■
    1. 締め上げ機能付きベルトまたはロープを必要以上に締め付けない。
    2. エンジンASSY W/トランスアクスルが水平になるようにセットする。



5. ウォータバイパスホース取りはずし


    C233419
  1. クランプのかん合をはずし、ウォータバイパスホースをウォータバイパスホースクランプから切り離す。

  2. クリップ2個をずらし、ウォータバイパスホース2本をトランスミッションオイル クーラから切り離す。



6. エンジン ワイヤ切り離し


    C233420J02
  1. トランスミッションレボリューションセンサ(NOUT)コネクターおよびオイルプレッシャセンサコネクターを切り離す。
    イラスト内指示文字 
    *1
    トランスミッションレボリューションセンサ(NOUT)コネクター
    *2
    オイルプレッシャセンサコネクター

  2. クランプ5箇所のかん合をはずし、エンジンワイヤをワイヤハーネスクランプブラケットから切り離す。



  3. C233421
  4. ニュートラルスタートスイッチコネクターを切り離す。

  5. クランプ2箇所のかん合をはずし、エンジンワイヤをワイヤハーネスクランプブラケットから切り離す。



  6. C233422J02
  7. トランスミッションワイヤコネクター、トランスミッションレボリューションセンサ(NT)コネクターおよびトランスミッションレボリューションセンサ(NIN)コネクターを切り離す。
    イラスト内指示文字 
    *1
    トランスミッションワイヤコネクター
    *2
    トランスミッションレボリューションセンサ(NIN)コネクター
    *3
    トランスミッションレボリューションセンサ(NT)コネクター

  8. クランプ2箇所のかん合をはずし、エンジンワイヤをワイヤハーネスクランプブラケットから切り離す。



7. スタータASSY取りはずし
  1. 寒冷地仕様車以外: (要領は参照)
  2. 寒冷地仕様車: (要領は参照)


8. エンジンASSY取りはずし


    C278365J01
  1. ボルト7本をはずし、エンジンASSYをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    ノックピンの損傷を防ぐため、コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYとエンジンASSYの接合部を必要以上にこじらない。

    □ 参 考 □
    1. ボルト A: コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSY側から取りはずす。
    2. ボルト B: エンジンASSY側から取りはずす。



9. トルク コンバータASSY取りはずし


    C187848
  1. トルクコンバータASSYを、コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。

    ■ 注 意 ■
    トルクコンバータASSYを水平にインプットシャフトから取りはずす。



10. CVTオイルポンプ タイプTオイル シール取りはずし

■ 警 告 ■
  1. フロントオイルポンプASSYは、ゴミ、埃が入る恐れがあるため、コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSY本体より取りはずさない。
  2. コンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYは、微細なゴミ、埃の混入で走行不能に至るような故障の恐れがあるため、作業場所、使用工具、備品などを十分に清掃して作業を行う。
  3. 糸クズなどが出る軍手、布および紙ウエスなどは使用しない。
  4. トルクコンバータASSYをはずした状態のコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYは、内部にゴミ、埃が入る恐れがあるため、作業を迅速に行う。
  5. エアーガンは、ゴミ、埃を舞い上がらせるため、トルクコンバータASSY装着まで使用しない。

  1. SSTのクローおよびセンターボルト先端部を清掃する。



  2. C208788J04
  3. SSTを使用して、CVTオイルポンプタイプTオイルシールを取りはずす。

    SST
    09308-10010  

    ■ 注 意 ■
    クローの開度は、金属粉が出る恐れがあるため、オイルポンプハウジングに当たるまで広げない。



11. フロントサスペンション クロスメンバSUB-ASSY取りはずし


    C268693
  1. ボルトをはずし、フロントサスペンションクロスメンバSUB-ASSYをエンジンムービングコントロールロッドNO.2から取りはずす。



12. エンジンムービングコントロール ロッド NO.2取りはずし


    C270054
  1. ボルト4本をはずし、エンジンムービングコントロールロッドNO.2をコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。



13. トランスミッション コントロールケーブル ブラケット NO.1取りはずし


    C166851
  1. ボルト2本をはずし、トランスミッションコントロールケーブルブラケットNO.1をコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。



14. エンジンマウンティング ブラケット LH取りはずし


    C166798
  1. ボルト3本をはずし、エンジンマウンティングブラケットLHをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。



15. ブリーザプラグ NO.1(CVT)切り離し


    C236772
  1. ブリーザプラグNO.1(CVT)をブリーザホースクランプブラケットから切り離す。



16. ワイヤハーネスクランプブラケット取りはずし


  1. ウォータバイパスホースクランプをワイヤハーネスクランプブラケットから取りはずす。


    C235645J03


    イラスト内指示文字 
    *1
    ウォータバイパスホースクランプ
    *2
    ワイヤハーネスクランプブラケット
    *3
    ブリーザホースクランプブラケット
    -
    -

  2. ボルト6本をはずし、ワイヤハーネスクランプブラケット5個およびブリーザホースクランプブラケットをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。



17. ウィズヘッドストレートスクリュプラグ取りはずし

□ 参 考 □
この作業はウィズヘッドストレートスクリュプラグの交換が必要なときに行う。



    C278368
  1. ウィズヘッドストレートスクリュプラグおよびガスケットをコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。



18. ブリーザプラグ ホース取りはずし

□ 参 考 □
この作業はブリーザプラグホースの交換が必要なときに行う。



    C265736J01
  1. ブリーザプラグホースをブリーザプラグNO.1(CVT)と一体でコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。
    イラスト内指示文字 
    *1
    ブリーザプラグNO.1(CVT)
    *2
    ブリーザプラグホース

  2. ブリーザプラグNO.1(CVT)をブリーザプラグホースから取りはずす。



19. トランスファASSY取りはずし


    C170345
  1. ナット6個をはずし、トランスファASSYをコンティニュアスリバ リアブルトランスアクスルASSY から取りはずす。



20. トランスファ & トランスアクスル セッティングスタッドボルト取りはずし


    C269868
  1. トランスファ&トランスアクスルセッティングスタッドボルト2本をコンティニュアスリバリアブルトランスアクスルASSYから取りはずす。



21. トルク コンバータASSY点検


    C195059J03
  1. トルクコンバータワンウェイクラッチ点検
    イラスト内指示文字 
    *a
    回転
    *b
    ロック

    1. ステータのスプライン部を指で軽く回す。

      基準
      右に回したとき軽く回転し、左に回したときロックする。



  2. C197457J02
  3. トルクコンバータASSY良否判定

    1. トルク コンバータASSYの点検結果が基準の内容に当てはまる場合は、トルク コンバータASSYを交換する。

      基準
      ストールテストまたはニュートラル時トルク コンバータASSY部で金属音がする。
      ワンウェイクラッチが両方向ともフリーまたはロックしている。
      フルード内に微粉が限度見本以上混入している(限度見本参照)。

      □ 参 考 □
      1. フルード内微粉の限度見本は、取りはずしたトルク コンバータASSYよりフルードを約25 mL(35 mmフィルムケース1本分)シャーレに抜き取ったものである。
      2. フルード内微粉の限度見本は、[リビルトA/Tに同梱の注意書]または1998年1月発行の[A/Tリビルト品取り扱いマニュアル(品番63264)]を参照する。

      イラスト内指示文字 
      *a
      フルード内微紛の限度見本(原寸大)

  4. トルク コンバータASSY内フルード交換

    1. フルードから異臭がしたり変色している場合は、トルク コンバータASSY内のフルードをよく撹拌し、取り付け面を上にしてフルードを抜き取る。



  5. C062941J08
  6. トルク コンバータASSY変形防止とオイルポンプギヤ破損防止
    イラスト内指示文字 
    *a
    良品
    *b
    不良品
    *c
    当たりキズ

    ■ 注 意 ■
    1. ドライブプレート&トルクコンバータセッティングボルト先端とトルク コンバータASSY取り付け穴の底に干渉痕があるときは、ボルトおよびトルク コンバータASSYを交換する。
    2. 取り付けボルト長さは全て同一のこと(0.5 mm以内) (スプリングワッシャの欠品がないこと)。



22. ドライブプレート & リング ギヤSUB-ASSY点検
  1. ドライブプレート&リングギヤSUB-ASSYの損傷状態を点検する。



  2. C311593J01
  3. ダイヤルゲージを使用して、ドライブプレート&リングギヤSUB-ASSYのトルク コンバータASSY取り付け面6箇所の振れを点検する。
    イラスト内指示文字 
    *A
    エンジン型式1NR-FE
    *B
    エンジン型式1NZ-FE
    V100144
    測定箇所

    基準値
    0.30 mm

    □ 参 考 □
    基準値以外の場合は、ドライブプレート&リングギヤSUB-ASSYを交換する。
    1. エンジン型式1NR-FE:(要領は参照)
    2. エンジン型式1NZ-FE:(要領は参照)