DTC    P2759/68    ロックアップソレノイド

準備品一覧


回路説明


ロックアップ制御用ソレノイドSLUは、エンジンコントロール コンピュータからの電流制御により、走行状態に応じたロックアップ制御を行っている。


C267074J02



DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
1. 診断条件
2. 異常状態
3. 異常期間
4.その他
点検部位
P2759/68
  1. 走行中
  2. ロックアップコントロールソレノイド(SLU)回路の断線または短絡
  3. 1秒以上継続
  4. 1トリップ
  1. ワイヤハーネスおよびコネクター(ソレノイドSLU信号系統)
  2. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイドSLU)
  3. エンジンコントロール コンピュータ


回路図



C310565J08



点検手順


□ 参 考 □
GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、その情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイド(SLU))単体点検


    C264597J30
  1. トランスミッションワイヤのコネクターB88を切り離す。

  1. 下表に従って、各端子間の抵抗値を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    B88-6(SLU+) - B88-13(SLU-)
    20°C
    5.0 to 5.6 Ω
    B88-6(SLU+) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    B88-13(SLU-) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

    イラスト内指示文字 
    *a
    コネクター非接続状態
    (コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(トランスミッションワイヤ))

  1. トランスミッションワイヤのコネクターB88を接続する。



NG
手順 5 へ
OK


手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(コンティニュアスリバリアブル トランスアクスル[トランスミッションワイヤ] - エンジンコントロール コンピュータ)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. エンジンコントロール コンピュータのコネクターB67を切り離す。

  1. 下表に従って、端子間の抵抗値を測定する。(端子配列は参照)

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    B67-48(SLU+) - B67-47(SLU-)
    20°C
    5.0 to 5.6 Ω
    B67-48(SLU+) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    B67-47(SLU-) - 他の端子間およびボデーアース
    常時
    10 kΩ以上

  1. エンジンコントロール コンピュータのコネクターB67を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順3エンジンコントロール コンピュータ交換
  1. エンジンコントロール コンピュータを交換する。(要領は参照)


次へ


手順4GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


次へ

完了 

手順5コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY交換
  1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSYを交換する。(要領は参照)


次へ


手順6GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


次へ

完了