EBD付きABS&TRC&VSC&BAシステム  作業サポート




  1. ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得(GTSによる取得)

    ■ 注 意 ■
    1. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)またはヨーレートセンサおよびGセンサ(エアバッグ コンピュータASSY)の交換を行った場合は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得を行う。
    2. ヨーレートセンサおよびGセンサ(エアバッグ コンピュータASSY)の交換を行った場合は、CVTシステムのAT/CVT学習値初期化を行い、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず行う。
    3. 0点は1度記憶されるとデータが消去されるまで取り直しは行われないため、ヨーレートセンサおよびGセンサ(エアバッグ コンピュータASSY)を交換した場合は、0点消去後に0点取得を行う。
    4. 0点取得は必ず平坦な場所(勾配率1%以内)で行い、実施中は車両を揺らしたり、ドアの開け閉め等を行わない。また、アイドリング振動を避けるため、エンジンを始動しない。

    1. ヨーレートセンサ&Gセンサの0点記憶消去


      1. IG OFFにする。

      2. パーキングブレーキをONにする。

      3. シフト位置Pポジションにする。

      4. GTSをDLC3に接続し、IG ONにする。

      5. GTS画面より、[シャシ] → [ABS- VSC- TRC] → [作業サポート] → [バックアップメモリ消去]を選択し、バックアップメモリ消去画面を表示させる。

      6. バックアップメモリ消去を実行する。

        ■ 注 意 ■
        バックアップメモリ消去を実行した場合、スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)内に記憶されているシステム情報が消去され、C1203(エンジンECU通信線異常)が出力される。また、ABSウォーニングランプ、ブレーキウォーニングランプおよびスリップインジケータランプが点灯し、この状態で走行すると、C1336(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。

      7. IG OFFにする。

        ■ 注 意 ■
        0点消去後、シフト位置PポジションでIG ONのまま15秒以上経過するとヨーレートセンサ0点のみ記憶される。 この状態で走行すると、C1336(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。

    2. ヨーレートセンサ&Gセンサの0点取得


      1. IG OFFにする。

      2. パーキングブレーキをONにする。

      3. シフト位置Pポジションにする。

      4. GTSをDLC3に接続し、IG ONにする。

      5. GTS画面より、[シャシ] → [ABS- VSC- TRC] → [作業サポート] → [チェックモード移行]を選択し、チェックモード移行画面を表示させる。

      6. チェックモード移行を実行し、テストモードに移行する。

      7. テストモードに移行してから約5秒間、車両静止状態を保ち、スリップインジケータランプがテストモード表示(0.125秒点灯、0.125秒消灯の点滅)になることを確認する。

        ■ 注 意 ■
        1. シフト位置Pポジション以外でテストモードに移行すると、C1210(ヨーレートセンサ0点未補正)およびC1336(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。
        2. 0点が消去された状態で走行すると、C1210(ヨーレートセンサ0点未補正)およびC1336(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。
        3. C1210(ヨーレートセンサ0点未補正)およびC1336(Gセンサ0点未補正)もしくはC1203(エンジンECU通信線異常)を出力した場合、0点記憶消去から再度実施する。

        □ 参 考 □
        0点取得終了後、コンビネーションメータASSY内の表示はテストモード表示に移行する。

      8. GTSのモード移行画面の画面に従い、通常モードに移行する。

      9. IG OFFにして、GTSを取りはずす。



    1. ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得(DLC3短絡による取得)

      ■ 注 意 ■
      1. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)またはヨーレートセンサおよびGセンサ(エアバッグ コンピュータASSY)の交換を行った場合は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得を行う。
      2. ヨーレートセンサおよびGセンサ(エアバッグ コンピュータASSY)の交換を行った場合は、CVTシステムのAT/CVT学習値初期化を行い、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず行う。
      3. 0点は1度記憶されるとデータが消去されるまで取り直しは行われないため、ヨーレートセンサおよびGセンサ(エアバッグ コンピュータASSY)を交換した場合は、0点消去後に0点取得を行う。
      4. 0点取得は必ず平坦な場所(勾配率1%以内)で行い、実施中は車両を揺らしたり、ドアの開け閉め等を行わない。また、アイドリング振動を避けるため、エンジンを始動しない。



      1. ヨーレートセンサ&Gセンサの0点記憶消去


        1. IG OFFにする。

        2. パーキングブレーキをONにする。

        3. シフト位置Pポジションにする。

        4. IG ONにして、約3秒間待ち、インジケータランプのイニシャルチェックが終了することを確認する。



        5. C146309J20
        6. SSTを使用して、DLC3の12(TS)←→4(CG)端子間を8秒間に4回以上短絡←→開放させる。

          SST
          09843-18040  

          ■ 注 意 ■
          1. 故障の原因となるため、コネクターの接続位置を絶対に間違えない。
          2. 0点記憶消去を実行した場合、スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)内に記憶されているシステム情報が消去され、53(エンジンECU通信線異常)が出力される。また、ABSウォーニングランプ、ブレーキウォーニングランプおよびスリップインジケータランプが点灯し、この状態で走行すると、39(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。

        7. IG OFFにする。

          ■ 注 意 ■
          0点消去後、シフト位置PポジションでIG ONのまま15秒以上経過するとヨーレートセンサ0点のみ記憶される。 この状態で走行すると、39(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。



      2. ヨーレートセンサ&Gセンサの0点取得


        1. IG OFFにする。

        2. パーキングブレーキをONにする。

        3. シフト位置Pポジションにする。



        4. C146309J20
        5. SSTを使用して、DLC3の12(TS)←→4(CG)端子を短絡する。

          SST
          09843-18040  

          ■ 注 意 ■
          故障の原因となるため、コネクターの接続位置を絶対に間違えない。

        6. IG ONにする。

        7. 約5秒間車両静止状態を保ち、スリップインジケータランプがテストモード表示(0.125秒点灯、0.125秒消灯の点滅)になることを確認する。

          ■ 注 意 ■
          1. シフト位置Pポジション以外でテストモードに移行すると、36(ヨーレートセンサ0点未補正)および39(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。
          2. 0点が消去された状態で走行すると、36(ヨーレートセンサ0点未補正)および39(Gセンサ0点未補正)を記憶して、異常コードを出力する。
          3. 36(ヨーレートセンサ0点未補正)および39(Gセンサ0点未補正)もしくは53(エンジンECU通信線異常)を出力した場合、0点記憶消去から再度実施する。

          □ 参 考 □
          1. 0点取得終了後、コンビネーションメータASSY内の表示はテストモード表示に移行する。
          2. IG ON 直後、ウォーニングランプのイニシャルチェックと同時に0点が取得されるため、ABS ウォーニングランプおよびスリップインジケータランプがテストモード表示(0.125 秒点灯、0.125 秒消灯の点滅)になっていれば、0点取得は終了していると判断する。

        8. IG OFFにして、DLC3の12(TS)←→4(CG)端子を開放する。



      1. 整備モード移行および解除(GTSによる移行および解除)

        ■ 警 告 ■
        “整備モード”でドラムテスターを使用する場合は、安全作業のためロックチェーンで車両を固定する。

        ■ 注 意 ■
        1. テストモード中に整備モード移行操作を行っても整備モードに移行しない。
        2. 整備モード中に、GTSにてテストモードに移行すると、整備モードは解除される。

        □ 参 考 □
        “整備モード”に移行することにより、VSCおよびTRCの作動が禁止される。

        1. 整備モード移行

          ■ 注 意 ■
          1. IG OFFにより“整備モード”を終了するため、点検中に一旦IG OFFにし、点検を引き続き行う場合は、“整備モード”移行操作を再度実施する。
          2. “整備モード”のままでの走行は絶対に行わない。


          1. IG OFFにする。

          2. GTSをDLC3に接続し、IG ONにする。

          3. GTS画面より、[シャシ] → [ABS- VSC- TRC] → [作業サポート] → [整備モード移行] を選択し、整備モード移行画面を表示させる。

          4. スリップインジケータランプが点灯することを確認する。(“整備モード”成立の確認)

        2. 整備モード解除


          1. IG OFFにして、“整備モード”を解除する。

          2. スリップインジケータランプが消灯していることを確認する。(“整備モード”解除の確認)



        1. 整備モード移行および解除(手動操作による移行および解除)

          ■ 警 告 ■
          “整備モード”でドラムテスターを使用する場合は、安全作業のためロックチェーンで車両を固定する。

          ■ 注 意 ■
          テストモード中に整備モード移行操作を行っても整備モードに移行しない。

          □ 参 考 □
          “整備モード”に移行することにより、VSCおよびTRCの作動が禁止される。

          1. 整備モード移行

            ■ 注 意 ■
            1. IG OFFにより“整備モード”を終了するため、点検中に一旦IG OFFにし、点検を引き続き行う場合は、“整備モード”移行操作を再度実施する。
            2. “整備モード”のままでの走行は絶対に行わない。
            3. エンジン始動からパーキングおよびブレーキペダルによる入力を30秒以内に行う。


            1. エンジン停止状態にする。

            2. パーキングブレーキを解除する。

            3. ブレーキペダルを踏みながらエンジンを始動し、ペダルを踏んだまま保持する。

            4. パーキングブレーキを作用させる(ON状態にする)。

            5. パーキングブレーキを作用させた状態(ON状態)で、ブレーキペダルを離す→踏むを2回以上繰り返し、ブレーキペダルを踏んだまま保持する。

            6. ブレーキペダルを踏んだ状態で、パーキングブレーキの解除(OFF)→作用(ON)を2回以上繰り返し、パーキングブレーキを作用させておく(ON状態にさせておく)。

            7. 再度、パーキングブレーキを作用させた状態(ON状態)で、ブレーキペダルを離す→踏むを2回以上繰り返す。

            8. スリップインジケータランプが点灯することを確認する。(“整備モード”成立の確認)

          2. 整備モード解除


            1. IG OFFにして、“整備モード”を解除する。

            2. スリップインジケータランプが消灯していることを確認する。(“整備モード”解除の確認)