DTC    P0724/95    STPランプSW ON故障

準備品一覧


回路説明


回路説明は参照。


ダイアグコード
SAE/TCCS
P0724/95
DTC検出条件
診断条件
走行状態(30km/h以上)と停止状態(3km/h未満)を繰り返した時
異常状態
STP信号がON固着
異常期間
5回以上
トリップ数
2トリップ
検出方法
常時モニター
検出に使用するセンサ/構成部品
メイン
ストップランプ スイッチASSY
サブ
スピードセンサ
不具合箇所
  1. ストップランプ スイッチASSY
  2. ワイヤハーネスまたはコネクター
  3. エンジンコントロール コンピュータ


回路図


回路図は参照。


機能説明


検出概要
車両の加減速(30km/h以上と3km/h未満を繰り返す走行)走行中に、1度もSTP信号がOFFにならない場合、エンジンコントロール コンピュータは回路に異常があると判断し、チェックエンジンウォーニングランプを点灯し、ダイアグコードを記憶する。(2トリップ)

確認走行
確認走行を行うことにより、ダイアグコードの再現確認をすることができる。

■ 警 告 ■
この走行テストを行う時は、制限速度などの道路交通法を必ず守って実施すること。



A331091J01

  1. DLC3にGTSを接続する。
  2. IG ONにする。
  3. GTSをONにする。
  4. GTSの画面表示に従い、ダイアグコードを消去する。(要領は参照)
  5. IG OFFにして、30秒間待機する。
  6. IG ONにする。(A)
  7. GTSをONにする。
  8. 5秒以上待機する。
  9. GTSの画面表示に従い、ダイアグコードを確認する。

    □ 参 考 □
    1. ダイアグコード(現在ダイアグコードおよび仮ダイアグコード)が出力する場合は、システムに異常がある。
    2. ダイアグコード(現在ダイアグコードおよび仮ダイアグコード)が出力しない場合は、以下に進む。

  10. GTSを使用して、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン/ エンジン / 作業サポート / ダイアグ判定結果確認
  11. 次画面にて、確認を行うダイアグコードを入力する。
  12. 判定結果を確認する。

    表示項目
    内容
    正常
    1. ダイアグコードの判定が完了
    2. システム正常
    異常
    1. ダイアグコードの判定が完了
    2. システム異常
    判定中
    1. ダイアグコードの判定が未完了
    2. 検出条件を確認後、走行テストを実施
    判定不可
    1. ダイアグコードの判定が実施できない
    2. 前提条件が成立していないダイアグコード数がエンジンコントロール コンピュータに記憶できる上限に達している
    3. 検出条件を確認後、走行テストを実施
  13. 判定結果が判定中または判定不可の場合は、エンジンを始動(B)し、車両を30km/h以上で走行(C)し、その後ブレーキペダルを踏み、車両を3km/h未満まで減速する。これを5回以上繰り返す。
  14. GTSを使用して、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン/ エンジン / 作業サポート / ダイアグ判定結果確認
  15. 次画面にて、確認を行うダイアグコードを入力する。
  16. 判定結果を確認する。


点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。


□ 参 考 □
  1. GTSを使用してフリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには不具合発生時のエンジン稼動状態の一部が記録されており、それらの情報がトラブルシュートを行う際に役立つ。
  2. ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。


手順1GTSデータ読み取り(ストップランプSW)
  1. DLC3にGTSを接続する。

  1. IG ONにする。

  1. GTSをONにする。

  1. GTSを使用して、以下のメニュー項目を選択する。:パワートレイン / エンジン / データモニタ / ストップランプSW

  1. ブレーキペダル操作時(離す → 踏む)のデータモニタを読み取る。

    基準

    点検条件
    基準
    ブレーキペダルを離す → 踏む
    OFF → ON

    □ 参 考 □
    データモニタ項目[ストップランプSW]を車両走行状態で確認する。



NG
手順 2 へ
OK

常時発生しない問題の点検 (要領は 参照)  

手順2ストップランプ スイッチASSY取り付け状態点検
  1. ストップランプ スイッチASSYの取り付け状態を点検する。

    基準
    正常に取付けられている



NG
ストップランプ スイッチASSY取り付け部修理または交換
OK


手順3ストップランプ スイッチASSY単体点検
A332021J01
  1. ストップランプ スイッチASSYを取りはずす。(要領は参照)

  1. 端子間の抵抗を測定する。

抵抗値
点検端子
点検条件
基準値
1 - 2
シャフトを押し込まないとき
1Ω未満
1 - 2
シャフトを押し込んだとき
10kΩ以上
3 - 4
シャフトを押し込まないとき
10kΩ以上
3 - 4
シャフトを押し込んだとき
1Ω未満

イラスト内指示文字 
*a
コネクター非接続状態
(ストップランプ スイッチASSY)
*b
ストップランプ スイッチASSYのシャフトを押し込んだ状態
*c
クルーズキャンセル用
*d
ストップランプ用


NG
ストップランプ スイッチASSY交換 (要領は 参照)
OK


手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(STP端子電圧)


  1. エンジンコントロール コンピュータのコネクターを切り離す。


    A256080J08

  1. 車両側コネクターの電圧を測定する。(端子配列は参照)

    電圧値

    点検端子
    点検条件
    基準値
    A54-9(STP) - ボデーアース
    ブレーキペダルを踏む → ブレーキペダルを離す
    7.5 to 14V → 0 to 1.5V


    イラスト内指示文字 
    *a
    全開
    *b
    全閉
    *c
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (エンジンコントロール コンピュータ接続コネクター)
    -
    -

    □ 参 考 □
    STP線が短絡している場合、他のECUにSTP線が分岐しているため、それらの回路に異常がある場合も考えられる。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換(エンジンコントロール コンピュータ - ストップランプ スイッチASSY)
OK

エンジンコントロール コンピュータ交換 (要領は 参照)