DTC    U0129/A2    ブレーキECU通信異常

準備品一覧


機能説明


CAN(コントローラーエリアネットワーク)は、車両のための多重通信システムで、リアルタイムアプリケーションの連続データ通信システムであり、優れた通信速度と異常検知機能を持っている。CANHバス線とCANLバス線を組み合わせることにより、CANは差動電圧に基づいて通信を行う。

□ 参 考 □
  1. CANバス(通信線)上の不具合はDLC3コネクターより点検する事が出来る。(DLC3の支線の断線時を除く)
  2. GTSを使うことによりCAN通信に係わるダイアグコードをチェックできる。
  3. DLC3はCAN通信線に接続されているが、CAN通信はDLC3の支線上の不具合を検出することができない。



DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常期間
  4. その他
点検部位
U0129/A2
  1. IG ON
  2. エンジンコントロール コンピュータとブレーキ アクチュエータASSY間の通信途絶
  3. 2.34秒以上
  4. 1トリップ
  1. ワイヤーハーネスおよびコネクター
  2. エンジンコントロール コンピュータ
  3. ブレーキ アクチュエータASSY(スキッドコントロールコンピュータ)
  4. CAN通信システム


点検手順


□ 参 考 □
GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、その情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1ダイアグコード消去
  1. GTSをDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. GTSの画面表示に従いダイアグコードを消去する。(要領は参照)

    ■ 注 意 ■
    ダイアグコードを消去するとフリーズフレームデータも消去されてしまうため、必ず消去する前にフリーズフレームデータを保存する。


次へ


手順2走行テスト
  1. 走行テストを実施する。(要領は参照)


次へ


手順3ダイアグコード確認
  1. GTSをDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. GTS の画面表示に従い、ダイアグコードを確認する。(要領は参照)

結果 
結果
飛び先
U0129/A2を出力
A
U0129/A2を出力しない
B


B
常時発生しない問題の点検 (要領は 参照)
A

CAN通信システムへ (要領は 参照)