パワーステアリングシステム  注意事項




    1.取り扱い·作業上の注意
    1. 電子部品の取り扱い


      1. パワーステアリング コンピュータASSYなどの電子部品に衝撃を与えない。大きな衝撃を与えた(ぶつけたり、床に落下させるなど)場合は、新品の部品に交換する。

      2. 電子部品を高温·多湿にさらさない。

      3. 変形および静電気による不具合発生のおそれがあるため、コネクター端子に触れない。

    2. パワーステアリング コンピュータASSYの取り扱い


      1. パワーステアリング コンピュータASSY交換時は、必ず新品を取り付ける。

        ■ 注 意 ■
        他の車両(展示車等)のパワーステアリング コンピュータASSYを使用しない。

      2. パワーステアリング コンピュータASSYを新品に交換した場合は、アシストマップ書込みおよびトルクセンサ0点補正を行う。(要領は参照)

    3. コネクター切り離しおよび接続時の注意


      1. パワーステアリングシステム関連のコネクターを切り離す場合は、作業前にIG ONでステアリングを直進状態にセットし、IG OFFにしてからコネクターを切り離す。

      2. パワーステアリングシステム関連のコネクターを接続する場合は、IG OFFになっていることを確認し、コネクター接続後、ステアリング直進状態でIG ONにする。

        ■ 注 意 ■
        ステアリングが直進位置以外の位置で絶対にIG ONにしない。

      3. 上記作業を行わないとステアリングの中立位置(0点)がずれてしまい、左右で操舵力の差が生じるおそれがある。左右で操舵力に差が生じた場合は、トルクセンサ0点補正を行う。(要領は参照)



      2.CAN通信に関する注意
      1. 各コンピュータからの情報送受信、ウォーニングのメータへの送信およびDLC3との通信にはCAN通信を採用しており、CAN通信線に問題がある場合は通信線異常のコードが出力される。

      2. CAN通信の異常コードが出力されている場合は通信線異常の不具合を修理し、データ通信が正常な状態でパワーステアリングシステムの故障探求を行う。

      3. CAN通信線修理時の注意事項はを参照する。