EBD付きABSシステム  機能点検

準備品一覧



1. ブレーキシステム表示ランプイニシャルチェック
  1. IG ONにする。

  2. ABSウォーニングランプおよびブレーキウォーニングランプが点灯し、約3秒後に消灯することを点検する。

    □ 参 考 □
    ランプが点灯しない場合は、バルブ切れ、もしくはスキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSYに内蔵)とコンビネーションメータASSY間のワイヤハーネスを点検する。



2. ブレーキアクチュエータ作動点検
  1. 点検前準備

    1. SST(TaSCAN)をDLC3に接続して、エンジンを始動する。

      SST
      09991-70200  

    2. SST(TaSCAN)の電源をONにして、“メニュー(診断)”→“シャシー”→“ABS·VSC”→“アクティブテスト”を選択する。

  2. アクチュエータモータ作動点検

    ■ 注 意 ■
    モータ保護のため、モータを5秒以上駆動しない。連続して作動させる場合は、20秒以上の間隔を空ける。


    1. モータリレーをONにする。

      基準
      モータの駆動音がする

    2. モータリレーをOFFにする。

    3. ブレーキペダルを一定の力で踏み込んだまま15秒間保持する。

      基準
      ペダルが入り込まない

    4. ブレーキペダルを踏み込んだ状態で、モータリレーをONにする。

      基準
      ペダルに脈動がない

    5. モータリレーをOFFにして、ブレーキペダルを離す。

  3. ソレノイド作動点検

    ■ 注 意 ■
    1. モータおよびソレノイド保護のため、モータおよびソレノイドを5秒以上駆動しない。連続して作動させる場合は、20秒以上の間隔を空ける。
    2. 各ソレノイドのアクティブテスト作動時間は約2秒であり、自動的にOFFになる。
    3. 減圧弁のみ単独で作動させた状態で、ブレーキペダルを踏み込まない。
    4. 指示のないソレノイドをONにしない。


    1. ブレーキペダルを踏み込み、そのまま保持する。

    2. SFRHとSFRRのソレノイドを同時にONにする。

      基準
      ペダルが入り込まない

    3. SFRHとSFRRのソレノイドがOFFになったときのブレーキペダルの状態を点検する。

      基準
      ペダルが入り込む

    4. モータリレーをONにする。

      基準
      ペダルが戻される

    5. 同様にして、他の車輪のソレノイドを点検する。

      □ 参 考 □
      フロント右(SFRH、SFRR)、フロント左(SFLH、SFLR)、リヤ右(SRRH、SRRR)、リヤ左(SRLH、SRLR)