DTC    C1241/41    電圧低下異常

準備品一覧


機能説明


スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSYに内蔵)の電源回路に異常があった場合、スキッドコントロールコンピュータはダイアグノーシスコードを出力し、フェイルセーフにより作動を禁止する。

バッテリー、オルタネータ回路などの電源および充電回路の異常により、IG1端子への電圧が低下または上昇した場合にこのコードを記憶する。

IG1端子への電圧が正常に復帰することにより、ダイアグノーシスコードは解除される。


DTC No.
DTC検出条件
DTC出力関連項目
C1241/41
  1. 車速3km/h以上でIG端子電圧が9.5V未満の状態が10秒以上継続
  2. IG端子電圧が17V以上の状態が0.6秒以上継続
  1. オルタネータ(レギュレータ)
  2. ワイヤハーネス断線
  3. コネクターの接圧不良、端子の変形、腐食
  4. ブレーキアクチュエータASSY内電源回路


回路図



C191684J01



点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。


手順1バッテリー電圧点検
SST
09082-00030  
  1. エンジンを始動し、SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用してバッテリーの電圧値を測定する。

    電圧値

    点検端子
    点検条件
    基準値
    バッテリープラス端子←→バッテリーマイナス端子
    エンジン始動
    11 to 14V



NG
バッテリーおよび充電系点検および修理
OK


手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY電源系)
SST
09082-00030  
09083-00170  
  1. ブレーキアクチュエータASSYのコネクターのかん合に、不具合がないことを点検する。

    基準
    不具合がない

  1. IG OFFにして、ブレーキアクチュエータASSYのコネクターを切り離す。

  1. コネクターのケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する。

    基準
    変形および腐食がない



    C191671J06
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター各端子←→ボデーアース間の抵抗値および電圧値を測定する。

    抵抗値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    2(GND1)←→ボデーアース
    常時
    1Ω未満
    24(GND2)←→ボデーアース

    電圧値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    25(IG1)←→ボデーアース
    IG ON
    11 to 14V



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順3ダイアグノーシスコード再確認
  1. ダイアグノーシスコードを消去する。(要領は参照)

  1. 走行テストを行い、再度、ダイアグノーシスコードの出力点検を行う。(要領は参照)

    結果
    結果
    飛び先
    正常
    A
    異常コード
    B



B
ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は 参照)
A

終了(コネクター端子の接触不良でダイアグノーシスコードを記憶したが、コネクターの再接続により正常復帰したと考えられる)