ブレーキ 機能点検 |

| 1. ブレーキブースタ簡易点検 |
ブレーキブースタ気密機能点検
エンジンを始動させ、1 to 2分間アイドリングして停止する。
通常にブレーキを使用する程度の踏力でブレーキペダルを数回踏み、ブレーキペダル高さの変化を点検する。
ブレーキブースタ作動点検
エンジンを停止したまま同じ程度の踏力で数回ブレーキペダルを踏み込み、ブレーキペダルの高さが変化しないことを点検する。
ブレーキペダルを踏んだままエンジンを始動して、ブレーキペダルの高さの変化を点検する。
ブレーキブースタ負荷気密機能点検
エンジン回転中にブレーキペダルを踏み込み、その状態でエンジンを停止して30秒間保持し、ブレーキペダルの高さの変化を点検する。
| 2. ブレーキブースタ機能点検 |
点検前準備

| *1 | SST(LSPVゲージ) | *2 | SST(No.1ニップル) |
| *3 | マイティバック(負圧計として使用) | *4 | 踏力計 |
| *5 | バキュームアダプタ#2 | *6 | ブレーキバキュームチェックバルブASSY |
| *7 | バキュームアダプタ#1 | - | - |
フロントディスクブレーキシリンダのブリーダプラグを取りはずし、SST(LSPVゲージ)をSST(No.1ニップル)を介して取り付ける。
SST(LSPVゲージ)のエア抜きを行う。
ブレーキバキュームチェックバルブASSYをブレーキブースタASSYから取りはずす。
ブレーキバキュームチェックバルブASSYにバキュームアダプタ#1を取り付け、3ウエイを介してマイティバックを取り付ける。
3ウエイのもう一方に同径のバキュームホースとバキュームアダプタ#2を接続して、ブレーキブースタASSYに取り付ける。
ブレーキペダルに踏力計を取り付ける。
気密機能点検
エンジンを始動して、負圧66.7kPa{500mmHg}でエンジン停止し、負圧の変化を点検する。
負荷気密機能点検
エンジンを始動してブレーキペダルを踏力196N{20kgf}で踏み、負圧66.7kPa{500mmHg}でエンジン停止して負圧の変化を点検する。
無倍力作動点検
エンジンを停止してブレーキペダルを数回操作し、負圧がない状態での各踏力の液圧を点検する。
| 踏力[N{kgf}] | 液圧[MPa{kgf/cm2}] |
|---|---|
| 200{20.4} | 0.4 to 1.2{4.1 to 12.2} |
| 300{30.6} | 1.1 to 1.9{11.3 to 19.3} |
倍力作動点検
エンジンを始動し、ブレーキブースタASSY内の負圧が各状態の時、各踏力での液圧を点検する。
| 踏力[N{kgf}] | 液圧[MPa{kgf/cm2}] |
|---|---|
| 50{5.1} | 2.8 to 3.6{28.6 to 36.7} |
| 100{10.2} | 6.1 to 6.9{62.3 to 70.3} |
| 150{15.3} | 7.3 to 8.1{74.5 to 82.5} |
| 200{20.4} | 7.7 to 8.5{78.6 to 86.6} |
踏力計およびマイティバックをはずし、ブレーキバキュームチェックバルブASSYをブレーキブースタASSYに取り付ける。
SST(LSPVゲージ)およびSST(No.1ニップル)を取りはずし、ブリーダプラグをフロントブレーキシリンダーに取り付け、ブレーキ系統エア抜きを行う。(要領は
参照)
| 3. ブレーキ バキュームチェック バルブASSY点検 |
クリップをずらし、バキュームホースを切り離す。
ブレーキブースタASSYからブレーキバキュームチェックバルブASSYを取りはずす。
チェックバルブグロメットをブレーキブースタASSYから取りはずす。
![]() |
ブレーキブースタASSY側からエンジン側に通気があることを、また、エンジン側からブレーキブースタASSY側に通気がないことを点検する。
| *a | 通気あり |
| *b | 通気なし |
新品のチェックバルブグロメットをブレーキブースタASSYに取り付ける。
![]() |
ブレーキバキュームチェックバルブASSYを図の位置になるようにブレーキブースタASSYに取り付ける。
| *a | 30°±20° |
クリップで、バキュームホースをブレーキバキュームチェックバルブASSYに接続する。