DTC    P0962/62    DS1ソレノイド系統(Low)

DTC    P0963/62    DS1ソレノイド系統(High)

DTC    P0966/63    DS2ソレノイド系統(Low)

DTC    P0967/63    DS2ソレノイド系統(High)

準備品一覧


機能説明


エンジンコントロール コンピュータは、ソレノイドDS1(プライマリープーリーへの流入用)およびソレノイドDS2(プライマリープーリーからの流出用)への信号により、車速、アクセル開度に応じたライン圧のプライマリープーリーへの流入·流出量の制御を行う。フェイルセーフ機能として、ソレノイドが短絡または断線した場合、エンジンコントロール コンピュータは故障したソレノイドへの通電を停止させる。


DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常期間
  4. その他
点検部位
P0962/62
  1. 変速を伴う走行中
  2. ソレノイドDS1回路の短絡
  3. 20回以上継続して検出
  4. 1トリップ
  1. ワイヤハーネスおよびコネクター(ソレノイドDS1信号系統)
  2. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイドDS1)
  3. エンジンコントロール コンピュータ
P0963/62
  1. 変速を伴う走行中
  2. ソレノイドDS1回路の断線
  3. 20回以上継続して検出
  4. 1トリップ
  1. ワイヤハーネスおよびコネクター(ソレノイドDS1信号系統)
  2. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイドDS1)
  3. エンジンコントロール コンピュータ
P0966/63
  1. 変速を伴う走行中
  2. ソレノイドDS2回路の短絡
  3. 20回以上継続して検出
  4. 1トリップ
  1. ワイヤハーネスおよびコネクター(ソレノイドDS2信号系統)
  2. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイドDS2)
  3. エンジンコントロール コンピュータ
P0967/63
  1. 変速を伴う走行中
  2. ソレノイドDS2回路の断線
  3. 20回以上継続して検出
  4. 1トリップ
  1. ワイヤハーネスおよびコネクター(ソレノイドDS2信号系統)
  2. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイドDS2)
  3. エンジンコントロール コンピュータ


回路図



C310560J01



点検手順


□ 参 考 □
GTSを使用して、フリーズフレームデータを読み取る。フリーズフレームデータには、不具合発生時のエンジン稼動状態の一部を記録してあり、その情報がトラブルシュートする際に役立つ。


手順1GTSアクティブテスト実施(変速位置)
  1. GTSをDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. GTSを使用して、画面指示に従って[アクティブテスト]画面を表示させ、アクティブテストを行う。

    [システム選択メニュー:パワートレイン→エンジン→アクティブテスト] 
    項目名
    テスト内容
    制約事項
    CVT変速位置
    任意の変速位置に設定が可能
    [1速·2速·3速·4速·5速]
    車速が20 km/h以下、または45 km/h以上でテストを中止する
    結果 
    結果
    飛び先
    アクティブテストにて変速できない
    A
    アクティブテストにて変速できる
    B



B
手順 4 へ
A


手順2コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(ソレノイド[DS1·DS2])単体点検


    C225476J38
  1. トランスミッションワイヤのコネクターB80を切り離す。

  1. 下表に従って、端子間の抵抗値を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    B80-10(DS1) - ボデーアース
    20°C
    11 to 13 Ω
    B80-5(DS2) - ボデーアース
    20°C
    11 to 13 Ω

    イラスト内指示文字 
    *a
    コネクター非接続状態
    (コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY(トランスミッションワイヤ))

  1. トランスミッションワイヤのコネクターB80を接続する。



NG
手順 6 へ
OK


手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(コンティニュアスリバリアブル トランスアクスル[トランスミッションワイヤ] - エンジンコントロール コンピュータ)

□ 参 考 □
ワイヤハーネスおよびコネクターの点検要領および注意事項は参照。

  1. エンジンコントロール コンピュータのコネクターB67を切り離す。

  1. 下表に従って、端子間の抵抗値を測定する。(端子配列は参照)

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    B67-70(DS1) - B67-16(E1)
    20°C
    11 to 13 Ω
    B67-69(DS2) - B67-16(E1)
    20°C
    11 to 13 Ω

  1. エンジンコントロール コンピュータのコネクターB67を接続する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順4エンジンコントロール コンピュータ交換
  1. エンジンコントロール コンピュータを交換する。(要領は参照)


次へ


手順5GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


次へ

完了 

手順6コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY交換
  1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSYを交換する。(要領は参照)


次へ


手順7GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


次へ

完了