CVTシステム[Super CVT-i](K312)  ダイアグコード点検/消去



□ 参 考 □
  1. GTSを使用すると、ノーマルモードだけでなくチェックモードの選択ができ、ノーマルモードに比べて異常検出感度を向上させることができる。
  2. チェックモードによる点検は、各センサの信号系統の異常が考えられるにもかかわらず、ノーマルモードではダイアグコードを出力しない場合に行う。



  1. ダイアグコード確認(GTSによる読み取り)
    1. GTSをDLC3に接続する。

    2. IG ONにする。

    3. GTSの画面表示に従い、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン / エンジン/ ダイアグコード

    4. ダイアグコード(現在·仮·過去)の確認を行う。

      □ 参 考 □

      表示項目
      内容
      現在
      異常を示すダイアグコード
      仮
      1. 仮異常を示すダイアグコード
      2. 異常であることは確定していないが異常の可能性を知ることができる
      過去
      1. 過去に異常を示したダイアグコード
      2. 連続、非連続(2トリップ)モニターが失敗したときに記録されたダイアグコード

      □ 参 考 □
      1. 仮異常とは2トリップで異常を検出するダイアグコード(P0705/C2など)において、1トリップ目の異常を仮異常としてエンジンコントロール コンピュータが記憶することを示す。
      2. 現在ダイアグコード数、仮ダイアグコード数と共にフリーズフレームデータを記憶する。(フリーズフレームデータは参照)

    5. モード移行


      1. GTSを使用して、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン / エンジン/ 作業サポート / チェックモード移行

      2. ノーマルモードまたはチェックモードを選択する。

        ■ 注 意 ■
        1. モード移行すると、それまで記憶されていたダイアグコードやフリーズフレームデータが消去されるので、検出データを保存しておく。
        2. IG ON時でもエンジン回転中はモード移行出来ない。



    1. ダイアグコード記憶消去(GTSによる消去)
      1. GTSをDLC3に接続する。

      2. IG ONにする。

      3. GTSの画面表示に従い、以下のメニュー項目を選択する。: パワートレイン / エンジン/ ダイアグコード

      4. 画面表示の[消去]を選択し、データの消去を行う。

        ■ 注 意 ■
        ダイアグコードとフリーズフレームデータは同時に消去される。



      1. ダイアグコード確認(チェックエンジンウォーニングランプによる読み取り)


          C146309J08
        1. SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)を使用して、DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。

          SST
          09843-18040  

          ■ 注 意 ■
          故障の原因となるため、短絡位置を絶対に間違えない。

        2. IG ONにする。

        3. ダイアグコード(チェックエンジンウォーニングランプの点滅回数)を読み取る。

          □ 参 考 □
          1. 正常の場合、0.26秒点灯、0.26秒消灯を繰り返す。
          2. 異常の場合、0.5秒間隔で点滅する。
          3. ダイアグコードが1つの場合は、4.5秒の間隔を置いて同一コードを出力する。
          4. 複数のコードを出力する場合は、異なるコードを2.5秒間隔で出力する。また、一巡すると4.5秒経過後、同様の出力を繰り返す。
          5. 2つ以上のコード番号が出力される場合は、コード番号の小さい順に表示する。

          ■ 注 意 ■
          TCCSコードのC1のようにアルファベットが使用されている場合は2桁の16進数で表されている。C1の場合は、12回点滅した後1回点滅する。(点滅間隔は同じ)
          16進数換算表 
          16進数
          点滅回数
          A
          10
          B
          11
          C
          12
          D
          13
          E
          14
          F
          15



        1. ダイアグコード記憶消去(ヒューズ抜き取りによる消去)
          1. 異常箇所修理後、エンジンルーム内のEFI-MAINヒューズおよびETCSヒューズを60秒以上はずし、再度接続する。



          2. C146309J09
          3. SST(ダイアグノーシスチェックワイヤNo.2)を使用して、DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を短絡する。

            SST
            09843-18040  

            ■ 注 意 ■
            故障の原因となるため、短絡位置を絶対に間違えない。

          4. IG ONにする。

          5. 正常コードが出力されることを点検する。

            ■ 注 意 ■
            異常コードが出力された場合は、コードに従って再度修理を行う。

          6. IG OFFにする。

          7. DLC3の13(TC)←→4(CG)端子間を開放する。