DTC    P1589/C1    加速度センサ学習値異常

準備品一覧


機能説明


エンジンコントロール コンピュータ交換時などGセンサ0点学習が必要な場合に、Gセンサ0点学習が未実施のままであったり、Gセンサ0点学習中にエラー終了した場合、エンジンコントロール コンピュータはダイアグコードを出力する。


DTC No.
SAE/TCCS
DTC検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常期間
  4. その他
点検部位
P1589/C1
  1. 車速2 km/h以上
  2. Gセンサ0点未学習
  3. 異常状態成立時
  4. 1トリップ
Gセンサ0点学習実施
  1. Gセンサ0点学習実施時
  2. Gセンサ0点学習値異常(ポジション外れ)
  3. 異常状態成立時
  4. 1トリップ
  1. Gセンサ0点学習時の車両水平度
  2. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  3. エンジンコントロール コンピュータ


点検手順

手順1GTS(Gセンサ0点学習)

■ 注 意 ■
  1. Gセンサ0点学習実施前にCVT油圧学習を実施した場合、P1589/C1が出力されるため、その場合は(*1)、(*2)、(*3)および(*4)を行うと正常復帰する。
  2. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  3. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. IG OFFにし、シフトレバーをPポジションにしてパーキングブレーキを作用させる。(*1)

  1. IG ON(エンジン停止)にする。(*2)

  1. GTSを使用して、画面表示に従って[システム選択メニュー]→[パワートレイン]→[エンジン]→[作業サポート]を選択する。

  1. 画面表示の[AT/CVT学習値初期化]を選択して、学習値の初期化を行う。(*3)

    ■ 注 意 ■
    エンジンは始動しない。

  1. 画面表示の[Gセンサ0点学習開始]を選択して、Gセンサ0点学習を行う。(*4)

    □ 参 考 □
    1. 画面に[完了]が表示されたら、Gセンサ0点学習完了となる。
    2. 画面に[エラー]が表示され、ダイアグコードP1589/C1を出力する場合は、ヨーレートセンサ系統に不具合がある可能性がある。
    3. 0点学習中に車両振動を与えると、0点学習を中止する場合がある。(画面に[エラー]が表示され、ダイアグコードP1589/C1を出力しない)そのときは、(*4)の作業を再度行う。

  1. 走行テストをおこない、ダイアグコードを確認する。
    結果 
    結果
    飛び先
    Gセンサ0点学習正常終了
    A
    ダイアグコードP1589/C1を出力する
    B



B
手順 3 へ
A


手順2GTS(CVT油圧学習)

■ 注 意 ■
CVT学習値の初期化は行わない。

  1. IG OFFにして、30秒以上待機する。

  1. シフトレバーをPポジションにする。

  1. IG ON(エンジン停止)にして、2秒以上待機する。

    ■ 注 意 ■
    エンジンは始動しない。

  1. GTSを使用して、画面表示に従って[システム選択メニュー]→[パワートレイン]→[エンジン]→[作業サポート]を選択する。

  1. エンジンを始動して、5秒以上待機する。

  1. 画面表示の[CVT油圧学習開始]を選択して、CVT油圧学習を行う。

    □ 参 考 □
    1. CVT油圧学習中は、アイドルアップ状態となる。
    2. 画面に[完了]が表示されたら、油圧学習完了となる。
    3. バッテリをはずしただけでは、CVT油圧学習値は初期化されない。

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。


次へ

完了 

手順3エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)取り付け状態点検
  1. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)の取り付け状態を確認し、センサの傾き、ブラケットの変形、取り付けゆるみがないことを確認する。

    基準
    正常に取り付けられている



NG
エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)を確実に取り付ける
OK


手順4GTSデータ読み取り(加速度センサ電圧)
  1. GTSをDLC3に接続する。

  1. IG ONにする。

  1. GTSを使用して、画面表示に従って[データモニタ]画面を表示させ、コンピュータデータを点検する。

    [システム選択メニュー:パワートレイン→エンジン→データモニタ] 
    項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    (異常時の点検項目)
    加速度センサ電圧
    加速度センサ出力の電圧換算値を示す/
    表示範囲: 0.000 to 80.000 V
    2.310 to 2.690 V: 車両水平時
    ヨーレートセンサ出力異常

結果 
結果
飛び先
データモニタの値が標準値内
A
データモニタの値が標準値外
B


B
手順 7 へ
A


手順5エンジンコントロール コンピュータ交換
  1. エンジンコントロール コンピュータを交換する。(要領は参照)


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手順6GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


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完了 

手順7エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)交換
  1. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレート センサ)を交換する。(要領は参照)


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手順8GTS(AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習)

■ 注 意 ■
  1. AT/CVT学習値の初期化を行うと、Gセンサ0点学習値およびCVT油圧学習値がクリアされてしまうため、下記の表に記載している部品を交換した場合は、AT/CVT学習値初期化を行った後に、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習の両方を必ず実施する。
    交換部品
    1. コンティニュアスリバリアブル トランスアクスルASSY
    2. エンジンコントロール コンピュータ
    3. オイルプレッシャ センサ
    4. エアバッグ コンピュータASSY(ヨーレートセンサ)
  2. AT/CVT学習値初期化を行った後、必ず先にGセンサ0点学習を実施し、次にCVT油圧学習を実施する。
  3. 必ず車両を水平状態(斜度: 0°± 0.25°)にし、0点学習を実施する。
  4. 0点学習実施中は、車両に振動を与えない。

  1. GTSを使用して、AT/CVT学習値初期化、Gセンサ0点学習およびCVT油圧学習を行う。(要領は参照)

  1. 再度ダイアグコードの確認を行う。(要領は参照)


次へ

完了