カムシャフト(1NZ-FE)  取り付け

準備品一覧


□ 参 考 □
カムシャフトタイミング ギヤASSYまたはカムシャフトを交換した場合は、修理後点検を行う。(要領は参照)



1. カムシャフトタイミング ギヤASSY取り付け

□ 参 考 □
カムシャフトタイミング ギヤASSYを交換した場合は、修理後点検を行う。(要領は参照)



    A156310J05
  1. カムシャフトのストレートピンに対して、カムシャフトタイミング ギヤASSYのキー溝を図のようにずらした状態でかん合させる。
    イラスト内指示文字 
    *1
    ストレートピン
    *2
    キー溝

  2. 軽くカムシャフトタイミング ギヤASSYを押しながら図の方向(左回転)に回転させ、キー溝とストレートピンが一致したところでさらに押し込む。

  3. カムシャフトタイミング ギヤASSYとカムシャフトのフランジ部とのすき間がない事を確認する。

  4. カムシャフトタイミング ギヤASSYが回転しないように注意しながらボルトを締め付ける。

    基準値
    T = 64 N・m{ 653 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    1. 必要以上にバイスで締めすぎて、カムシャフトを傷つけない。
    2. ボルト締め付け時、カムシャフトタイミング ギヤASSYを固定させない。
    3. 最遅角位置でロックしてしまった場合は、カムシャフトタイミング ギヤASSY内のロックピンを解除してからボルトを締め付ける。

  5. 締め付け後、カムシャフトタイミング ギヤASSYを遅角方向(右回転)に回転させ動くことを確認し、可動端でカムシャフトタイミング ギヤASSYがロックすることを確認する。



2. カムシャフト取り付け

□ 参 考 □
カムシャフトを交換した場合は、修理後点検を行う。(要領は参照)

  1. カムシャフトカム部にエンジンオイルを塗布する。



  2. A156311J04
  3. 図のようにチェーンSUB-ASSYを手で保持し、チェーンSUB-ASSYのペイントマークがカムシャフトタイミング ギヤASSYのタイミングマークと一致するように、カムシャフトおよびカムシャフトタイミング ギヤASSYを取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *a
    タイミングマーク
    *b
    ペイントマーク



  4. A246694J01
  5. カムシャフトをセットした時に、バルブロッカアームSUB-ASSY NO.1がラッシュアジャスタASSYにきちんとセットされていることを確認する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    ステムエンドキャップ
    *2
    バルブロッカアームSUB-ASSY NO.1
    *3
    ラッシュアジャスタASSY
    *a
    OK
    *b
    NG



  6. A158064J01
  7. カムシャフトベアリングキャップNO.2のフロントマークおよび数字を確認し、図の順序でボルト8本を数回に分けて均等に締め付ける。

    基準値
    T = 13 N・m{ 130 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    カムシャフトを水平に沈み込ませる。



3. カムシャフト NO.2取り付け
  1. カムシャフト NO.2のカム部にエンジンオイルを塗布する。



  2. A266928J01
  3. チェーンを手で保持し、チェーンのペイントマークがカムシャフトタイミングギヤのタイミングマークと一致するように、カムシャフトNO. 2およびカムシャフトタイミングギヤを取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *a
    ペイントマーク
    *b
    タイミングマーク(長方形)
    *c
    タイミングマーク(丸)

    □ 参 考 □
    カムシャフトタイミングギヤのマークは3箇所あるため、タイミングマーク(長方形)が上方にあることを確認する。

  4. カムシャフト NO.2のストレートピンとカムシャフトタイミングギヤNO.2のキー溝を合わせる。



  5. A090894J01
  6. ボルトで仮付けする。



  7. A246694J01
  8. カムシャフト NO.2をセットした時に、バルブロッカアームSUB-ASSY NO.1がラッシュアジャスタASSYにきちんとセットされていることを再度確認する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    ステムエンドキャップ
    *2
    バルブロッカアームSUB-ASSY
    *3
    ラッシュアジャスタASSY
    *a
    OK
    *b
    NG



  9. A158065J03
  10. カムシャフトベアリングキャップNO.1およびNO.2のフロントマークおよび数字を確認し、図の順序でボルト11本を数回に分けて均等に締め付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    カムシャフトベアリングキャップNO.1
    *2
    カムシャフトベアリングキャップNO.2

    基準値
    カムシャフトベアリングキャップNO.1
    T = 23 N・m{ 235 kgf・cm }
    カムシャフトベアリングキャップNO.2
    T = 13 N・m{ 130 kgf・cm }



  11. A332775J01
  12. ユニオンナットレンチ14 mmを使用して、カムシャフト NO.2のサービス用六角部をモンキーレンチで保持し、ボルトを締め付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    ユニオンナットレンチ 14 mm
    *a
    有効長 25 mm
    *b
    有効長 255 mm
    *c
    保持
    *d
    駆動

    基準値
    規定締め付けトルク
    T = 64 N・m{ 653 kgf・cm }

    □ 参 考 □
    1. トルクレンチの有効長を変えて使用する場合は、トルクレンチの読み値を求める。(要領は参照)
    2. ユニオンナットレンチ(有効長25mm) + トルクレンチ(有効長255mm)使用の場合: 58N·m {593kgf·cm}

  13. チェーンテンショナから六角棒レンチを抜き取る。



  14. A284462J05
  15. クランクシャフトダンパSUB-ASSYを正回転させ、タイミングマーク(切り欠き)をチェーンカバーのタイミングマーク"0°"の位置に合わせる。
    イラスト内指示文字 
    *a
    タイミングマーク
    *b
    ペイントマーク
    *c
    タイミングマーク"0°"
    *d
    タイミングマーク (丸)
    *e
    タイミングマーク (長方形)

  16. 各々の合わせマークが一致していることを確認する。

    □ 参 考 □
    カムシャフトタイミングギヤのマークは3箇所あるため、タイミングマーク(長方形)が上方にあることを確認する。

  17. タイミングギヤカバータイトプラグNO.1と取り付け穴を清掃および脱脂する。



  18. A201138J01
  19. タイミングギヤカバータイトプラグNO.1のねじ部にアドヘシブ1324を塗布する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    アドヘシブ1324

  20. ソケットヘキサゴンレンチ8 mmを使用して、タイミングギヤカバータイトプラグNO.1を取り付ける。

    基準値
    T = 15 N・m{ 153 kgf・cm }



4. チェーンバイブレーション ダンパ NO.2取り付け(駆動方式4WD)
  1. ボルト2本で、チェーンバイブレーション ダンパ NO.2を取り付ける。

    基準値
    T = 9.0 N・m{ 92 kgf・cm }

  2. チェーンテンショナのストッパプレートから六角棒レンチを抜き取る。

  3. ロープを取りはずす。



5. エンジンマウンティング インシュレータSUB-ASSY RH取り付け


A286040J02

□ 参 考 □
この作業はエンジンマウンティング インシュレータSUB-ASSY RH の交換が必要なときに行う。

イラスト内指示文字 
*A
駆動方式FF
*B
駆動方式4WD
  1. ボルト3本で、エンジンマウンティング インシュレータSUB-ASSY RH をボディーに仮付けする。

  2. ボルト1で、エンジンマウンティング インシュレータSUB-ASSY RH をボディーに仮締めする。

  3. ボルト2、 3、1の順序でボルト3本を本締めする。

    基準値
    T = 52 N・m{ 530 kgf・cm }



6. プロペラシャフト ウィズ センタベアリングASSY取り付け(駆動方式4WD)
(要領は参照)


7. エキゾーストパイプ ガスケット取り付け(駆動方式FF)
  1. 新品のエキゾーストパイプ ガスケットをエキゾースト マニホルドに手で入る位置まで挿入する。



  2. A181728J07
  3. 木片およびハンマーを使用して、エキゾーストパイプ ガスケットをエキゾースト マニホルドの端面まで徐々に打ち込む。
    イラスト内指示文字 
    *1
    エキゾースト マニホルド
    *2
    木片
    *3
    エキゾーストパイプ ガスケット

    ■ 注 意 ■
    1. エキゾーストパイプ ガスケットの取り付け方向を間違えない。
    2. 一度はずしたエキゾーストパイプ ガスケットは再使用しない。
    3. エキゾーストパイプ ガスケットを脱落等で傷つけない。
    4. 手で十分押し込まず、エキゾーストパイプASSY FRを取り付けることによって、エキゾーストパイプ ガスケットを押し込む方法は絶対にしない。



8. エキゾーストパイプASSY FR取り付け(駆動方式FF)


A128853
  1. ノギスを使用して、コンプレッションスプリングの自由長を測定する。

    基準値
    43 mm

    限度
    41.5 mm

    □ 参 考 □
    限度以下の場合は、スプリングを新品と交換する。



  2. A247549J01
  3. ボルト2本およびコンプレッションスプリング2個で、エキゾーストパイプASSY FR をエキゾーストマニホルドに取り付ける。

    基準値
    T = 43 N・m{ 438 kgf・cm }
    イラスト内指示文字 
    *1
    エキゾーストマニホルド
    *2
    エキゾーストパイプASSY FR
    *3
    エキゾーストパイプガスケット
    *a
    フランジ間の隙間: 8.5 mm

    □ 参 考 □
    取り付け後、エキゾーストマニホルドとエキゾーストパイプASSY FR のフランジ間の隙間が前後左右で著しい差がないことを確認する。



9. シリンダヘッドカバー ガスケット取り付け
  1. 新品のシリンダヘッドカバー ガスケットをシリンダヘッド カバーSUB-ASSYに取り付ける。



10. シリンダヘッド カバーSUB-ASSY取り付け


    A248190J01
  1. 図の位置にシールパッキンブラックを塗布する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    シールパッキン

    ■ 注 意 ■
    1. 取り付き面を清掃および脱脂する。
    2. シールパッキン塗布後3分以内に取り付ける。
    3. 取り付け後、2時間以内はエンジンを始動させない。

  2. ボルト9本およびナット2個で、シリンダヘッド カバーSUB-ASSYを仮付けする。



  3. A281605J01
  4. 図の順序で数回に分けてボルトおよびナットを締め付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    ナット
    *2
    カムシャフトポジションせンサー

    基準値
    T = 10 N・m{ 102 kgf・cm }

  5. ワイヤーハーネスをシリンダヘッド カバーSUB-ASSYに接続する。

  6. 駆動方式FF:

    1. カムシャフトポジションせンサーのコネクターをカムシャフトポジションせンサーに接続する。



11. イグニッション コイル NO.1取り付け


A269762J01
  1. ボルト4本で、イグニッション コイル NO.1を4個取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    イグニッション コイル本体
    *2
    キャップ部

    基準値
    T = 9.0 N・m{ 92 kgf・cm }

    ■ 注 意 ■
    落下等、イグニッション コイル本体およびプラグキャップ部に強い衝撃を与えた場合は、新品に交換する。

    □ 参 考 □
    イグニッション コイル NO.1を交換した場合は、修理後点検を行う。(要領は参照)

  2. イグニッション コイル NO.1のコネクター4個を接続する。



12. フューエルベーパフィード ホースASSY接続
  1. フューエルベーパフィード ホースASSYをシリンダヘッド カバーSUB-ASSYに接続する。



13. ベンチレーション ホース接続
  1. ベンチレーション ホースをシリンダヘッド カバーSUB-ASSYに接続する。



14. エンジンオイル量点検


15. エンジンオイル漏れ点検


16. エンジンアンダ カバー RH取り付け
  1. ボルト2本およびスクリュ4本で、エンジンアンダ カバー RH を取り付ける。

    基準値
    ボルト
    T = 5.0 N・m{ 51 kgf・cm }



17. シリンダヘッド カバー NO.2取り付け
  1. ナット2個で、シリンダヘッド カバー NO.2を取り付ける。

    基準値
    T = 7.0 N・m{ 71 kgf・cm }

  2. フューエルベーパフィードホースをシリンダヘッド カバー NO.2のクランプに接続する。