EBD付きABS&TRC&VSC&BAシステム    ブレーキペダルが奥入りする(フルード漏れ、エア入りはない)

準備品一覧


点検手順


■ 注 意 ■
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)交換後は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得を実施する。(要領は参照)


手順1前点検
  1. ブレーキペダル点検

    1. ブレーキペダルを操作し、ペダル作動に機械的な不具合がないか点検する。

    2. ブレーキペダル高さ、遊び、踏み残りしろを点検する。(要領は参照)

      □ 参 考 □
      故障部位を特定するため、ペダル高さ調整は各点検終了後に行う。

  1. ホイールブレーキ点検

    1. 各輪ホイールブレーキのディスクブレーキパットが正常に取り付けられていることを点検する。

    2. ブリーダプラグ、ユニオンボルトのゆるみ、ガスケットの破損およびホイールシリンダからのフルード漏れを点検する。

  1. ブレーキフルード漏れ、エア入り点検

    1. ブレーキマスタシリンダリザーバSUB-ASSYのフルード量を確認する。

    2. ブレーキペダルを繰り返し操作し、ペダル操作時に違和感(エア入り感)がないことを点検する。

    3. ブレーキマスタシリンダリザーバSUB-ASSYのフルード量の変化を点検する。

    4. フルード量が減少する場合は、フレキシブルホース、ブレーキチューブの破損、ユニオンナットのゆるみ、マスタシリンダのシール不良によるフルード漏れを点検する。

  1. ブレーキ系統エア抜き

    1. ブレーキパイプラインおよびブレーキアクチュエータASSY内のエア抜きを行う。(要領は参照)


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手順2アクティブテスト実施(モータリレー)
  1. ブレーキペダル奥入りが継続している状態でブレーキペダルを踏み込む。

  1. GTSを使用して、画面表示に従ってECUデータ項目リストを表示させる。(要領は参照)


[GTS画面: シャシ → ABS- VSC- TRC → アクティブテスト] 
項目名
テスト内容
制約条件
ABSモーターリレー
モータリレーのON/OFFが可能
車速0km/hにて可能
  1. モータリレーをアクティブテストで駆動し、ポンプモータ回転時のペダル高さの変化を点検する。

    基準
    ブレーキペダルの高さに変化がない(ペダルが奥入りしたまま戻らない)



NG
ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は 参照)
OK


手順3ブレーキマスタ シリンダSUB-ASSY点検
  1. ブレーキマスタシリンダSUB-ASSYのフルード漏れおよびピストンの奥入りがないことを点検する。

    基準
    フルード漏れおよび奥入りはない



NG
ブレーキマスタ シリンダSUB-ASSY交換 (要領は 参照)
OK


手順4ブレーキ ブースタASSY点検
  1. ブレーキブースタASSYの機能点検を行う。

    基準
    ブレーキブースタASSY正常



NG
ブレーキ ブースタASSY交換 (要領は 参照)
OK

不具合再現テスト実施 (要領は 参照)