EBD付きABSシステム    ブレーキウォーニングランプ常灯

準備品一覧


回路図



C191692J01



点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。


手順1前点検
  1. 以下のブレーキウォーニングランプ消灯条件が成立していることを確認する。

    1. ABSウォーニングランプが消灯している。

      □ 参 考 □
      ABSウォーニングランプが常灯している場合は、先にABSウォーニングブレーキ常灯を解除する。

    2. ブレーキマスタシリンダリザーバのブレーキフルード量が十分にある。

    3. パーキングブレーキが完全に解除されている。


次へ


手順2各部の接続状態点検
  1. 各部のコネクターおよびワイヤハーネスを軽く上下、左右にゆすり、ブレーキウォーニングランプの点灯状態を点検する。

    基準
    ウォーニングランプ表示が変化しない

    □ 参 考 □
    ブレーキアクチュエータASSYのコネクターおよびワイヤへの加振によりウォーニングランプの点灯が変化した場合は、端子の接点に不具合がないか点検する。



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順3ECUデータモニター点検(パーキングブレーキ)
SST
09991-70200  
  1. SST(TaSCAN)を使用して、パーキングブレーキスイッチのデータモニターを点検する。(要領は参照)

    [システム選択画面: シャシー → ABS·VSC → ECUデータモニター] 
    項目名
    [記号]
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    パーキングブレーキ
    [PKB]
    パーキングブレーキの作動を表す
    表示範囲 : OFF - ON
    OFF : パーキングブレーキ解除
    ON : パーキングブレーキ作動
    -

    基準
    パーキングブレーキの操作に応じて、表示がON/OFFに切替わる



NG
手順 9 へ
OK


手順4ブレーキマスタシリンダ リザーバSUB-ASSY点検(フルードレベルウォーニングスイッチ)
  1. フルードレベルが十分な状態でフルードレベルウォーニングスイッチのコネクターを切り離し、ブレーキウォーニングランプの表示を確認する。

    結果
    結果
    飛び先
    ブレーキウォーニングランプが消灯しない
    A
    ブレーキウォーニングランプが消灯する
    B

    □ 参 考 □
    ランプが消灯する場合は、フルードレベルウォーニングスイッチが内部短絡している。



B
ブレーキマスタシリンダ リザーバSUB-ASSY交換(要領はプロボックス·サクシード2002年7月(ブレーキ - ブレーキマスタシリンダASSY - オーバーホール(脱着·分解))参照)
A


手順5ワイヤハーネスおよびコネクター点検(フルードレベルウォーニングスイッチ - ブレーキアクチュエータASSY)
SST
09082-00030  
09083-00170  
  1. IG OFFにして、フルードレベルウォーニングスイッチおよびブレーキアクチュエータASSYのコネクターを切り離す。



  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、フルードレベルウォーニングスイッチのワイヤハーネス側コネクター端子←→ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子間の抵抗値を測定する。


    C191693J01

    抵抗値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    1(+)←→18(PKB)
    常時
    1Ω未満

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、フルードレベルウォーニングスイッチのワイヤハーネス側コネクター端子←→ボデーアース間の抵抗値を測定する。

抵抗値
点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
1(+)←→ボデーアース
常時
10kΩ以上



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順6ブレーキウォーニングランプ消灯点検
SST
09843-18040  
  1. IG OFFにして、ブレーキアクチュエータASSYのコネクターを切り離す。



    C191671J10
  1. SSTを使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター32(BRL)端子をボデーアースにショートさせる。

  1. IG ONにした時、ブレーキウォーニングランプが消灯することを確認する。

結果
結果
飛び先
ブレーキウォーニングランプが消灯する
A
ブレーキウォーニングランプが消灯しない
B

□ 参 考 □
  1. ブレーキウォーニングランプが消灯する場合は、ブレーキアクチュエータASSYのアース不良、断線が考えられる。
  2. ランプが消灯しない場合は、ブレーキアクチュエータASSY←→コンビネーションメータASSY間のワイヤハーネスの断線もしくはメータ回路の異常が考えられる。



B
手順 8 へ
A


手順7ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY電源系)
SST
09082-00030  
09083-00170  
  1. IG OFFにして、ブレーキアクチュエータASSYのコネクターを切り離す。



    C191671J06
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター各端子←→ボデーアース間の抵抗値および電圧値を測定する。

    抵抗値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    2(GND1)←→ボデーアース
    常時
    1Ω未満
    24(GND2)←→ボデーアース

    電圧値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    25(IG1)←→ボデーアース
    IG ON
    11 to 14V



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は 参照)  

手順8ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY - コンビネーションメータASSY)
SST
09082-00030  
09083-00170  
  1. IG OFFにして、コンビネーションメータASSYのコネクターを切り離す。



  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子←→コンビネーションメータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子間の抵抗値を測定する。


    C191691J02

抵抗値
点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
32(BRL)←→40(SW)
常時
1Ω未満

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子←→ボデーアース間の抵抗値を測定する。

抵抗値
点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
32(BRL)←→ボデーアース
常時
10kΩ以上



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

メータ&ゲージシステムへ(要領はプロボックス·サクシード2002年7月(メーター&ゲージシステム(1NZ-FE/2NZ-FE/1ND-TV) - トラブルシュートの進め方)参照) 

手順9パーキングブレーキ スイッチASSY単体点検
SST
09082-00030  
09083-00170  


    C185060J02
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、スイッチのシャフトを操作したときのパーキングブレーキスイッチASSY←→ボデーアース間の抵抗値を測定する。

    抵抗値

    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    1(-)←→ボデーアース
    シャフトを押し込まない時
    1Ω未満
    シャフトを押し込んだ時
    10kΩ以上



NG
パーキングブレーキ スイッチASSY交換(要領はプロボックス·サクシード2002年7月(パ-キングブレーキ - パーキングブレーキレバー - 取替)参照)
OK

ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換(パーキングブレーキスイッチASSY - ブレーキアクチュエータASSY)