EBD付きABSシステム    ABSウォーニングランプ常灯

準備品一覧


機能説明


ダイアグノーシスコード出力が正常で、ABSウォーニングランプが常灯する場合の故障探求を記す。

スキッドコントロールコンピュータの電源が高圧異常の場合、スキッドコントロールコンピュータはフェイルセーフによりABSウォーニングランプを点灯させ、作動および応答を停止する。

スキッドコントロールコンピュータへの電源電圧入力(IG1)回路が断線すると、ABSウォーニングランプが常灯する。


回路図



C191690J01



点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。


手順1各部の接続状態点検
  1. ブレーキアクチュエータASSYのコネクターおよびワイヤハーネスを軽く上下、左右にゆすり、ABSウォーニングランプの点灯状態を点検する。

    基準
    ウォーニングランプ表示が変化しない



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順2ABSウォーニングランプ消灯点検
SST
09843-18040  
  1. IG OFFにして、ブレーキアクチュエータASSYのコネクターを切り離す。



    C191671J09
  1. SSTを使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター13(WA)端子をボデーアースにショートさせる。

  1. IG ONにした時、ABSウォーニングランプが消灯することを確認する。

    基準
    消灯する

□ 参 考 □
  1. ABSウォーニングランプが消灯する場合は、ブレーキアクチュエータASSYのアース不良、断線が考えられる。
  2. ランプが消灯しない場合は、ブレーキアクチュエータASSY←→コンビネーションメータASSY間のワイヤハーネスの断線もしくはメータ回路の異常が考えられる。



NG
手順 4 へ
OK


手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY電源系)
SST
09082-00030  
09083-00170  
  1. IG OFFにして、ブレーキアクチュエータASSYのコネクターを切り離す。



    C191671J06
  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター各端子←→ボデーアース間の抵抗値および電圧値を測定する。

    抵抗値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    2(GND1)←→ボデーアース
    常時
    1Ω未満
    24(GND2)←→ボデーアース

    電圧値
    点検端子(端子記号)
    点検条件
    基準値
    25(IG1)←→ボデーアース
    IG ON
    11 to 14V



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は 参照)  

手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ブレーキアクチュエータASSY - コンビネーションメータASSY)
SST
09082-00030  
09083-00170  
  1. IG OFFにして、コンビネーションメータASSYのコネクターを切り離す。



  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子←→コンビネーションメータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子間の抵抗値を測定する。


    C191691J01

抵抗値
点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
13(WA)←→27(LP)
常時
1Ω未満

  1. SST(トヨタエレクトリカルテスター)を使用して、ブレーキアクチュエータASSYのワイヤハーネス側コネクター端子←→ボデーアース間の抵抗値を測定する。

抵抗値
点検端子(端子記号)
点検条件
基準値
13(WA)←→ボデーアース
常時
10kΩ以上



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

メータ&ゲージシステムへ(要領はプロボックス·サクシード2002年7月(メーター&ゲージシステム(1NZ-FE/2NZ-FE/1ND-TV) - トラブルシュートの進め方)参照)