DTC    C1241    電圧低下異常

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機能説明


電源回路に異常があった場合、スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)はダイアグノーシスコードを出力し、フェイルセーフにより作動を禁止する。

バッテリ、オルタネータ回路などの電源、充電回路の異常により、IG1端子への電圧がダイアグノーシスコード検出条件の範囲からはずれた場合にこのコードを記憶する。

IG1端子への電圧が正常に復帰すると、ダイアグノーシスコードは解除される。


ダイアグコード
検出条件
不具合箇所
C1241
  1. 車速3km/h以上でIG1端子電圧が9.5V未満の状態が10 秒以上継続
  2. ソレノイドリレーON継続中にIG1端子電圧が9.5V未満となり、リレー接点OFF状態が0.22秒以上継続
  3. IG1端子電圧が9.5V未満の状態で、車速センサ電源電圧が低下した状態が60秒以上継続
  1. ECU-IG NO.2ヒューズ
  2. バッテリ
  3. 充電系統
  4. ワイヤハーネスまたはコネクター
  5. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)


回路図



C309950J01



点検手順


■ 注 意 ■
  1. トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。
  2. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)交換後は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得を実施する。(要領は参照)


手順1バッテリ点検
  1. 下表に従って電圧を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    バッテリ
    エンジン始動
    11 to 14V

    結果 
    結果
    飛び先
    OK
    A
    NG(1NR-FE搭載車)
    B
    NG(1NZ-FE搭載車)
    C



B
バッテリおよび充電系統修理または交換 (要領は 参照)

C
バッテリおよび充電系統修理または交換 (要領は 参照)
A


手順2ワイヤハーネスおよびコネクター点検(IG電源系統)


    C231271J25
  1. スキッドコントロールコンピュータのコネクターのかん合に、不具合がないことを点検する。

    基準
    不具合がない

  1. IG OFF にする。

  1. スキッドコントロール コンピュータASSY(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA53を切り離す。

  1. コネクターのケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する。

    基準
    変形および腐食がない

  1. 下表に従って電圧を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    A53-34(IG1) - ボデーアース
    IG ON
    11 to 14V
    A53-34(IG1) - A53-1(GND1)
    IG ON
    11 to 14V

    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)接続コネクター)



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(GND系統)


    C231271J26
  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    A53-1(GND1) - ボデーアース
    常時
    1Ω未満

    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)接続コネクター)



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順4ダイアグノーシスコード再確認
  1. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA53を接続する。

  1. GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する。(要領は参照)

  1. IG OFFにする。

  1. エンジンを始動し、走行テストを行う。

  1. ダイアグノーシスコードを再確認する。(要領は参照)
    結果 
    結果
    飛び先
    正常
    A
    C1241出力
    B



B
ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は 参照)
A

不具合再現テスト実施 (要領は 参照)