DTC    C146E    ABSソレノイドリレー回路断線

DTC    C146F    ABSソレノイドリレー回路ショート

準備品一覧


機能説明


ソレノイドリレーは、ブレーキアクチュエータASSYに内蔵され、保持ソレノイドおよび減圧ソレノイドに電力を供給する。

IG ONから約1.5秒経過後にソレノイドリレーはONになり、走行開始時の自己診断によりソレノイドが断線またはショートを検出した場合はリレーはOFFになる。


ダイアグコード
検出条件
不具合箇所
C146E
  1. IG1端子電圧9.5V以上でソレノイドリレーON時、リレー接点OFF状態が0.2秒以上継続
  2. ソレノイドリレーON駆動により、IG1端子電圧が9.5V未満になり、リレー接点ON状態にならないまま0.22秒以上経過
  1. ABS NO.2ヒューズ
  2. ワイヤハーネスまたはコネクター
  3. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)
C146F
IG ON直後、ソレノイドリレーOFF時、リレー接点ON状態が4.5秒以上継続
スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)


回路図



C312471J01



点検手順


■ 注 意 ■
  1. トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。
  2. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)交換後は、ヨーレートセンサ&Gセンサ0点取得を実施する。(要領は参照)


□ 参 考 □
ダイアグノーシスコードC146EおよびC146Fと同時にC1241またはC1417が検出された場合、先にC1241またはC1417のトラブルシュートを実施すること。(要領はまたは参照)


手順1ワイヤハーネスおよびコネクター点検(ソレノイドリレー電源系統)


    C231271J32
  1. コネクターにかん合のゆるみ、抜けなどの不具合がないことを点検す る。

    基準
    不具合がない

  1. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA53を切り離す。

  1. コネクターのケースおよび端子に、変形および腐食がないことを点検する。

    基準
    変形および腐食がない

  1. 下表に従って電圧を測定する。

電圧値
点検端子
点検条件
基準値
A53-12(+BS) - ボデーアース
常時
11 to 14V

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

抵抗値
点検端子
点検条件
基準値
A53-1(GND1) - ボデーアース
常時
1Ω未満

イラスト内指示文字 
*a
車両ワイヤハーネスコネクター前側
(スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)接続コネクター)


NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK


手順2ダイアグノーシスコード再確認
  1. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクターA53を接続する。

  1. GTSを使用して、ダイアグノーシスコードを消去する。(要領は参照)

  1. IG OFFにする。

  1. エンジンを始動し、走行テストを行う。

  1. ダイアグノーシスコードを再確認する。(要領は参照)

結果 
結果
飛び先
正常
A
C146EまたはC146F出力
B

□ 参 考 □
  1. スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)はIG ON後、ストップランプスイッチASSY OFFで車速6km/h以上が入力されると、ソレノイド回路の自己診断を行う。
  2. ダイアグノーシスコードが出力されない場合、スキッドコントロールコンピュータ(ブレーキアクチュエータASSY)のコネクター、ワイヤハーネスおよびヒューズに軽く振動を与え、異常コードが出力しないことを確認する。
  3. 加振により異常コードを出力した場合は、該当箇所のコネクターまたはワイヤハーネスを点検、修理する。



B
ブレーキ アクチュエータASSY交換 (要領は 参照)
A

不具合再現テスト実施 (要領は 参照)