CAN通信システム    エンジンECU通信途絶モード

準備品一覧


機能説明



診断項目
症状
疑わしい箇所
エンジンECU通信途絶モード
どちらかの項目に当てはまる場合
  1. GTSの‘バス診断’画面に‘エンジン’が検出されない(要領は参照)
  2. ダイアグコード組み合わせ表の‘エンジンECU通信途絶モード’に当てはまる(要領は参照)
  1. エンジンコントロールコンピュータ本線断線またはコネクター
  2. エンジンコントロールコンピュータ電源系統異常
  3. エンジンコントロールコンピュータ内部異常


回路図



C309650J01



点検手順


■ 注 意 ■
  1. CANバスの抵抗値を測定する場合はIG OFF後、キー操作、スイッチ操作、ドア開閉をせずに1分以上放置してからバッテリを切り離し、再度1分以上経過してから抵抗値を測定する。
  2. CAN通信系のダイアグコードが出力している場合は必ず「トラブルシュートの進め方」からトラブルシュートを行う。(要領は参照)
  3. 修理完了後、DTC確認手順を実行して、DTCが出力されていないかを確認する。
    DTC確認手順:IG ONにして、5秒以上待機し、車速20km/h以上で7秒以上走行。
  4. 修理完了後、CANバス接続ECU確認を行い、CAN通信に接続されているECUおよびセンサが全て表示されていることを確認する。(要領は参照)
  5. IG OFF後、バッテリターミナルを切り離す前に待ち時間が発生する場合がある。このため作業前にバッテリ端子切り離し時の注意事項を確認する。(要領は参照)


□ 参 考 □
  1. 各コネクターを点検する際、コネクターを切り離す前にコネクターケースを接続方向に押し、かん合のゆるみ、抜けが発生していないことを確認する。
  2. コネクターを切り離した際、コネクター端子およびコネクターケースに破損、変形、腐食などがないことを確認する。


手順1CANバス本線断線点検(エンジンコントロールコンピュータ本線)
  1. バッテリマイナスターミナルを切り離す。



    C243831J13
  1. エンジンコントロールコンピュータのコネクターA54を切り離す。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    A54-13(CANH) - A54-26(CANL)
    バッテリマイナスターミナル切り離し
    108 to 132 Ω

    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (エンジンコントロールコンピュータ)



NG
CANバス本線またはコネクター修理または交換
OK


手順2ECU電源系統点検
  1. エンジンコントロールコンピュータの電源系統を点検する。

    1. エンジン型式1NR-FE(要領は参照)
    2. エンジン型式1NZ-FE(要領は参照)

    □ 参 考 □
    エンジンコントロールコンピュータの電源系統に異常がない場合は、エンジンコントロールコンピュータを交換する。



NG
ECU電源系統修理または交換
OK

エンジンコントロール コンピュータ交換 (要領は 参照)