DTC    B1413    Frエバポ後センサ故障

準備品一覧


回路説明


クーラサーミスタNO.1はエアコンディショナーユニットのエバポレータ部に取り付けられており、エバポレータ通過後の冷気温度を検知し、エアコンディショナーの制御に使用されている。クーラサーミスタNO.1の抵抗値は、エバポレータ通過後の冷気温度によって変化し、冷気温度が低下すると抵抗値は大きくなり、逆に冷気温度が上昇すると抵抗値は小さくなる。エアコンディショナアンプリファイアASSYはクーラサーミスタNO.1に電圧(5 V)を出力し、クーラサーミスタNO.1の抵抗値の変化に伴う電圧の変化を読み取っている。


DTC No.
検出条件
  1. 診断条件
  2. 異常状態
  3. 異常判定時間
点検部位
B1413
  1. なし
  2. クーラサーミスタNO.1回路のオープン(断線)またはショート(短絡)
  3. 連続して4 秒以上で故障判定
  1. クーラ サーミスタ NO.1
  2. ワイヤハーネスおよびコネクター(クーラ サーミスタ NO.1 - エアコンディショナ アンプリファイアASSY)
  3. エアコンディショナ アンプリファイアASSY


回路図



E202805J14



点検手順

手順1GTSデータ読み取り(エバ後センサ(フィン))
  1. GTSを使用して、画面表示に従って“データモニタ”画面を表示させ、コンピュータデータを点検する。

    [GTS画面: ボデー → A/C → データモニタ] 
    項目名
    項目説明/表示範囲
    標準値
    備考
    エバ後センサ(フィン)
    エバポレータの雰囲気温度を表示
    表示範囲: -29.70 to 59.55°C
    クーラ サーミスタ NO.1雰囲気温度を表示
    クーラ サーミスタ NO.1系統異常
    1. オープン時:(-29.70°C)を表示
    2. ショート時:(59.55°C)を表示

    結果
    データモニタの値がクーラサーミスタNO.1雰囲気温度とほぼ同じであること



NG
手順 2 へ
OK

エアコンディショナ アンプリファイアASSY交換 (要領は 参照)  

手順2クーラ サーミスタ NO.1単体点検
  1. クーラ サーミスタ NO.1を取りはずす。(要領は参照)

  1. クーラ サーミスタ NO.1の単体点検を行う。(要領は参照)



NG
クーラ サーミスタ NO.1交換 (要領は 参照)
OK


手順3ワイヤハーネスおよびコネクター点検(クーラ サーミスタ NO.1 - エアコンディショナ アンプリファイアASSY)
  1. エアコンディショナ アンプリファイアASSYのコネクターE87を切り離す。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E8-2 - E87-4(TE)
    常時
    1 Ω未満
    E8-1 - E87-15(SG-1)
    常時
    1 Ω未満
    E8-2 - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    E8-1 - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

エアコンディショナ アンプリファイアASSY交換 (要領は 参照)