SRSエアバッグシステム    ウォーニングランプ常灯

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回路説明


エアバッグウォーニングランプは、コンビネーションメータASSYに内蔵されている。

SRSエアバッグシステムが正常時は、エアバッグウォーニングランプはIG ONにしてから約6秒間点灯し、自動的に消灯する。SRSエアバッグシステムに不具合(コネクタ等の接続不良も含む)がある場合、運転者に不具合を知らせるためにエアバッグウォーニングランプが点灯する。

エアバッグ コンピュータASSY-コンビネーションメータASSY間のワイヤハーネスが断線、+B短絡またはアース短絡、コンビネーションメータASSYの不具合およびエアバッグ コンピュータASSYの不具合の場合、エアバッグウォーニングランプは常灯する。

エアバッグ コンピュータASSYは電源電圧が低下したとき、内蔵されている昇圧回路(DC-DCコンバータ)により、電圧を正常にする機能を持っている。

エアバッグ コンピュータASSYは電源電圧が低下すると、ダイアグコードが出力されていない状態でも、エアバッグウォーニングランプを点灯させ、電源電圧低下を知らせる。

この回路内の不具合は他の回路とは異なり、エアバッグ コンピュータASSYには記録されず、電源電圧が正常に復帰するとエアバッグウォーニングランプは自動的に消灯する。


回路図



C311402J01



点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。


手順1症状内容確認
  1. IG ONにしてから約6秒経過後、エアバッグウォーニングランプの点灯状態の確認する。
    結果 
    エアバッグウォーニングランプの状態
    飛び先
    常灯
    A
    一度消灯し、再度点灯する
    B



B
手順 6 へ
A


手順2バッテリ点検
  1. バッテリの電圧を測定する。

    電圧値
    11 to 14 V



NG
バッテリまたは充電系修理または交換
OK


手順3コネクタ点検(エアバッグ コンピュータASSY側)
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。

    □ 参 考 □
    バッテリのマイナスターミナルを切り離す前に、IG OFFになっていることを確認する。

  1. エアバッグ コンピュータASSYに接続されているコネクタの接続状態を点検する。

    基準
    コネクタが正しく接続されていること

  1. エアバッグ コンピュータASSYに接続されているコネクタを切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。

    基準
    端子に変形または損傷がないこと



NG
ワイヤハーネス交換
OK


手順4ワイヤハーネス点検(エアバッグ コンピュータASSY-ボデーアース)


    C126715J10
  1. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにする。

  1. 電気システム(デフォッガー、ワイパー、ヘッドライト、ヒーターブロワなど)を作動させる。

  1. 下表に従って電圧を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E76-21(IG2) - ボデーアース
    IG ON
    8 to 16 V

  1. IG OFFにする。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E76-25(E1) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満
    E76-26(E2) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満
    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクタ前側
    (エアバッグ コンピュータASSY接続コネクタ)



NG
ワイヤハーネス交換
OK


手順5エアバッグウォーニングランプ点検
  1. IG ONにしてから約6秒経過後、エアバッグウォーニングランプの状態を点検する。

    基準
    10秒間消灯し、その後点灯する



NG
コンビネーションメータASSY交換 (要領は 参照)
OK

エアバッグ コンピュータASSY交換 (要領は 参照)  

手順6CAN通信システム点検
  1. GTSを使用して、バス診断を行い、CAN通信システムに異常がないことを確認する。(要領は参照)

    基準
    ダイアグコードを出力しない



NG
CAN通信システムへ (要領は 参照)
OK


手順7バッテリ点検
  1. バッテリの電圧を測定する。

    電圧値
    11 to 14 V



NG
バッテリまたは充電系修理または交換
OK


手順8コネクタ点検(エアバッグ コンピュータASSY側)
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。

    □ 参 考 □
    バッテリのマイナスターミナルを切り離す前に、IG OFFになっていることを確認する。

  1. エアバッグ コンピュータASSYに接続されているコネクタの接続状態を点検する。

    基準
    コネクタが正しく接続されていること

  1. エアバッグ コンピュータASSYに接続されているコネクタを切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。

    基準
    端子に変形または損傷がないこと



NG
ワイヤハーネス交換
OK


手順9ワイヤハーネス点検(エアバッグ コンピュータASSY-ボデーアース)


    C126715J10
  1. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにする。

  1. 電気システム(デフォッガー、ワイパー、ヘッドライト、ヒーターブロワなど)を作動させる。

  1. 下表に従って電圧を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E76-21(IG2) - ボデーアース
    IG ON
    8 to 16 V

  1. IG OFFにする。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E76-25(E1) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満
    E76-26(E2) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満
    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクタ前側
    (エアバッグ コンピュータASSY接続コネクタ)



NG
ワイヤハーネス交換
OK


手順10コネクタ点検(コンビネーションメータASSY側)
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。

  1. コンビネーションメータASSYに接続されているコネクタの接続状態を点検する。

    基準
    コネクタが正しく接続されていること

  1. コンビネーションメータASSYに接続されているコネクタを切り離し、各コネクタの端子の状態を点検する。

    基準
    端子に変形または損傷がないこと



NG
ワイヤハーネス修理または交換
OK


手順11ワイヤハーネス点検(コンビネーションメータASSY-ボデーアース)


    C241761J08
  1. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにする。

  1. 下表に従って電圧を測定する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E64-39(IG+) - ボデーアース
    IG ON
    11 to 14 V
    E64-40(B) - ボデーアース
    常時
    11 to 14 V

  1. IG OFFにする。

  1. 下表に従って抵抗を測定する。

    抵抗値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    E64-21(ET) - ボデーアース
    常時
    1 Ω未満
    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクタ前側
    (コンビネーションメータASSY接続コネクタ)



NG
ワイヤハーネス修理または交換
OK


手順12エアバッグウォーニングランプ点検
  1. バッテリのマイナスターミナルを切り離し、90秒間待機する。

  1. コンビネーションメータASSYにコネクタを接続する。

  1. バッテリのマイナスターミナルを接続し、IG ONにする。

  1. IG ONにしてから約6秒経過後、エアバッグウォーニングランプの状態を点検する。

    基準
    10秒間消灯し、その後点灯する



NG
コンビネーションメータASSY交換 (要領は 参照)
OK

エアバッグ コンピュータASSY交換 (要領は 参照)