パワーウインドウシステム    運転席ドアガラスAUTO UP/DOWN作動しない(マニュアル作動する)

準備品一覧


回路説明


運転席のパワーウインドウはパワーウインドウレギュレータマスタスイッチASSYが制御し、運転席のパワーウインドウレギュレータモータASSY RH(運転席)を駆動する。モータ作動中、挟み込み検知用のパルスセンサ、リミットスイッチに異常が認められた場合、フェールセーフ機能が働き、AUTO UP/DOWN作動を停止する。 

■ 注 意 ■
フロントウインドウレギュレータSUB-ASSY RHとパワーウインドウレギュレータ モータASSY RH (運転席)を切り離した場合、またはドアガラスが組み付いていない状態でフロントウインドウレギュレータSUB-ASSY RHを作動させた場合、パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH (運転席)のリセット(リミットスイッチの初期位置設定)が必要となる。(要領は参照)



回路図


回路図は参照


点検手順


■ 注 意 ■
トラブルシュートを実施する前に、この回路のヒューズを点検すること。


手順1フェールセーフ復帰点検
  1. 運転席ドアガラスをマニュアル操作で全閉する。

  1. 運転席ドアガラスをマニュアル操作で2秒以上DOWN操作した後、AUTO作動できるか確認する。

    結果
    結果
    飛び先
    AUTO作動しない
    A
    AUTO作動する
    B

    □ 参 考 □
    運転席ドアガラスが全開の状態でパワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSYの運転席パワーウインドウスイッチをマニュアルDOWN側に操作すると、フェールセーフに入りAUTO作動しなくなる場合がある。この場合は上記作業、バッテリーマイナスターミナルの脱着、またはパワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSYのコネクター脱着により復帰する。



B
正常
A


手順2ダイアグ出力確認


  1. ダイアグノーシス出力コード点検する。



    1. 運転席ドアガラスをマニュアル操作で2秒以上DOWN操作したとき、パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSYのAUTO照明の状態を点検する。


      B381756J01


      イラスト内指示文字 
      *a
      パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSYの運転席マニュアルDOWNの状態
      *b
      リミットスイッチフェイル
      *c
      パルスセンサフェイル
      *d
      リミットスイッチフェイル·パルスセンサフェイル同時成立

      □ 参 考 □
      1. リミットスイッチ、パルスセンサ異常時(フェイルセーフ中)にマニュアルDOWN操作を2秒以上行ったとき、パワーウインドウレギュレータマスタスイッチASSY内のAUTO照明の点滅で異常を表示する。AUTO照明出力は30秒間またはIG OFFまで繰り返し点滅する。30秒経過後は点滅から点灯に移行する。
      2. 正常状態(フェイルセーフでない)の場合は、AUTO照明は点滅せず点灯する。

      結果
      結果
      飛び先
      パルスセンサ異常
      A
      リミットスイッチ異常またはリミットスイッチ/パルスセンサ同時異常
      B
      正常
      C



B
手順 5 へ

C
パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSY交換 (要領は 参照)
A


手順3パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)点検(PLS)
  1. パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)のコネクターF2を切り離す。



    B063772J03
  1. 端子間の電圧を点検する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    F2-1 - F2-3
    IG ON、運転席ウインドウスイッチ操作時
    11 to 14 V

    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)接続コネクター)

    結果
    結果
    飛び先
    異常
    A
    正常
    B



B
パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)交換 (要領は 参照)
A


手順4ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席) - パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSY)
  1. パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)のコネクターF2を切り離す。

  1. パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSYのコネクターF3を切り離す。

  1. 端子間の抵抗を点検する。

    抵抗値(断線点検)
    点検端子
    点検条件
    基準値
    F3-14 (PLS) - F2-3
    常時
    1 Ω未満
    F3-2 (SGND) - F2-1
    常時
    1 Ω未満

    抵抗値(短絡点検)
    点検端子
    点検条件
    基準値
    F3-14 (PLS) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSY交換 (要領は 参照)  

手順5パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)点検(LMT、PLS)
  1. パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)のコネクターF2を切り離す。



    B063772J03
  1. 端子間の電圧を点検する。

    電圧値
    点検端子
    点検条件
    基準値
    F2-1 - F2-3
    IG ON、運転席ウインドウスイッチ操作時
    11 to 14 V
    F2-1 - F2-6
    IG ON、運転席ウインドウスイッチ操作時
    11 to 14 V

    イラスト内指示文字 
    *a
    車両ワイヤハーネスコネクター前側
    (パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)接続コネクター)

    結果
    結果
    飛び先
    異常
    A
    正常
    B



B
パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)交換 (要領は 参照)
A


手順6ワイヤハーネスおよびコネクター点検(パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席) - パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSY)
  1. パワーウインドウレギュレータ モータASSY RH(運転席)のコネクターF2を切り離す。

  1. パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSYのコネクターF3を切り離す。

  1. 端子間ワイヤハーネスの抵抗を点検する。

    抵抗値(断線点検)
    点検端子
    点検条件
    基準値
    F3-14(PLS) - F2-3
    常時
    1 Ω未満
    F3-17(LMT) - F2-6
    常時
    1 Ω未満
    F3-2(SGND) - F2-1
    常時
    1 Ω未満

    抵抗値(短絡点検)
    点検端子
    点検条件
    基準値
    F3-14(PLS) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上
    F3-17(LMT) - ボデーアース
    常時
    10 kΩ以上



NG
ワイヤハーネスまたはコネクター修理または交換
OK

パワーウインドウ レギュレータ マスタスイッチASSY交換 (要領は 参照)