トランスファシステム    注意事項



  1. 分解前に、トランスファASSY外部に付着している砂、泥などを洗浄し、分解および取り付け時トランスファ内部に入らないようにする。

  1. トランスファカバーなど軽合金部品の接合部を分解する場合は、ドライバーなどでこじらずプラスチックハンマーで軽く衝撃を与えて分解する。

  1. 分解した部品は常に整理整頓して、ウエスをかぶせてホコリなどから保護する。

  1. 分解した各部品は、取り付け前に十分に洗浄し乾燥させた後、必要な部位にグリス、オイルを塗布する。アルミ、ゴム部および塗布剤付ボルト等は、アルカリ性薬品で洗浄しない。また、Oリングおよびオイルシールなどのゴム質部品は洗い油(白ガソリンなど)での洗浄はしない。

  1. 摺動面および回転部には、必要に応じてトヨタ純正ハイポイドギヤオイルSXを塗布し取り付ける。

  1. 部品をバイスに固定する場合は、直接バイスに固定せず、必ずアルミ板を介して固定する。

  1. スナップリングは、必ず新品と交換する。

  1. ケースの合わせ面に傷をつけると、オイル漏れの原因となるため、取り扱いには十分注意する。

  1. シール剤を塗布する前に、シール部に付着している古いシール剤をきれいに取り除き、シール部を洗い油(白ガソリンなど)で洗浄する。

  1. シール剤を塗布した部品を組み付けた後、すぐオイルを注入せず1時間以上放置し、12時間以上急な加減速を避ける。

  1. オイルシール、Oリングおよびガスケットとの接触面に傷をつけるとオイル漏れ発生の原因となるため、取り扱いには十分注意する。

  1. オイルシール圧入時、オイルシールのリップ部、外周の傷および傾きがないように十分に注意する。

  1. ベアリングを交換する場合は、アウタレースとインナレースをセットで交換する。

  1. ベアリング交換時は、ローラ、保持器および転動面に荷重を加えないこと。

  1. ハイポイドギヤを交換する場合は、リングギヤとピニオンギヤをセットで交換する。

  1. 新品のベアリングには防錆油が塗布されているため絶対に洗い落とさない。

  1. ボルト類は座面、ねじ面に著しい錆等がある場合は交換する。