シリンダヘッドASSY(1NZ-FE)  組み付け

準備品一覧



1. インテークバルブガイド ブシュ取り付け


    A090724J01
  1. キャリパーゲージを使用して、シリンダヘッドSUB-ASSYのインテークバルブガイドブシュ取り付け穴内径を測定する。

    基準値
    10.285 to 10.306 mm

  2. シリンダヘッドSUB-ASSYを80 to 100°Cに暖める。



  3. A090725J02
  4. SSTを使用して、新品のインテークバルブガイドブシュを基準突き出し量まで打ち込む。

    SST
    09201-10000   (09201-01050)
    09950-70010   (09951-07100)

    基準値
    9.4 to 9.8 mm(突き出し量)



  5. A090726J01
  6. ハンドリーマーを使用して、インテークバルブガイドブシュ内径を研磨し、オイルクリアランス基準値にする。

    基準値
    0.025 to 0.060 mm



2. エキゾーストバルブガイド ブシュ取り付け
  1. キャリパーゲージを使用して、シリンダヘッドSUB-ASSYのエキゾーストバルブガイドブシュ取り付け穴内径を測定する。

    基準値
    10.285 to 10.306 mm

  2. シリンダヘッドSUB-ASSYを80 to 100°Cに暖める。

  3. SSTを使用して、新品のエキゾーストバルブガイドブシュを基準突き出し量まで打ち込む。

    SST
    09201-10000   (09201-01050)
    09950-70010   (09951-07100)

    基準値
    9.4 to 9.8 mm(突き出し量)

  4. ハンドリーマーを使用して、エキゾーストバルブガイドブシュ内径を研磨し、オイルクリアランスを基準値にする。

    基準値
    0.030 to 0.065 mm



3. インテークバルブ シート修正

□ 参 考 □
本文中記載のタイプAおよびタイプBは、以下の仕様に分かれる。
  1. タイプA: カムポジションセンサ取り付け位置、シリンダヘッド
  2. タイプB: カムポジションセンサ取り付け位置、シリンダヘッドカバー

■ 注 意 ■
切削面に段付きを作らないように削り終りは徐々に力を抜く。



    A282572J01
  1. タイプA:

    1. シートの当たり面が高い場合は、20°および45°のカッターヘッドを使用して修正する。

    2. シートの当たり面が低い場合は、45°および75°のカッターヘッドを使用して修正する。



  2. A282573J01
  3. タイプB:

    1. シートの当たり面が高い場合は、20°および45°のカッターヘッドを使用して修正する。

    2. シートの当たり面が低い場合は、45°および60°のカッターヘッドを使用して修正する。

  4. コンパウンドを使用してバルブのすり合わせを行う。

  5. すり合わせ後、バルブの当たり面を点検する。



4. エキゾーストバルブ シート修正

■ 注 意 ■
切削面に段付きを作らないように削り終りは徐々に力を抜く。



    A282574J01
  1. シートの当たり面が高い場合は、20°および45°のカッターヘッドを使用して修正する。

  2. シートの当たり面が低い場合は、45°および75°のカッターヘッドを使用して修正する。

  3. コンパウンドを使用してバルブのすり合わせを行う。

  4. すり合わせ後、バルブの当たり面を点検する。



5. カムシャフトベアリングキャップセッティング リング ピン取り付け


    A251013J01
  1. プラスチックハンマーを使用して、新品のカムシャフトベアリングキャップセッティングリングピン2個を基準突き出し量まで打ち込む。

    基準値
    4.5 to 5.5 mm(突き出し量)



6. スタッドボルト取り付け


  1. トルクスソケットレンチE5およびE7を使用して、スタッドボルト11本を取り付ける。


    A092166J02


    イラスト内指示文字 
    *a
    フロント側
    *b
    シリングヘッド上面
    *c
    インテーク側
    *d
    エキゾースト側
    基準値
    T = 10 N・m{ 102 kgf・cm } (スタッドボルトA)
    T = 4.0 N・m{ 41 kgf・cm } (スタッドボルトB)
    T = 10 N・m{ 102 kgf・cm } (スタッドボルトC)
    T = 9.0 N・m{ 92 kgf・cm } (スタッドボルトD)



7. プラグ NO.1(ヘッドテーパスクリュ ツキ)取り付け


    A282505J01
  1. ストレートヘキサゴン14 mmを使用して、新品のガスケットを介してプラグNo.1(ヘッドテーパスクリュツキ)を取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    プラグNo.1(ヘッドテーパスクリュツキ)
    *2
    ガスケット

    基準値
    T = 80 N・m{ 816 kgf・cm }



8. バルブステムオイルシール取り付け


    A057121J07
  1. 新品のバルブステムオイルシールのリップ部に少量のエンジンオイルを塗布する。
    イラスト内指示文字 
    *a
    インテーク側
    *b
    エキゾースト側
    *c
    灰色
    *d
    黒色

    ■ 注 意 ■
    インテーク側とエキゾースト側を組みまちがえると不具合の原因になる。

    □ 参 考 □
    インテーク側バルブステムオイルシールの色は灰色、エキゾースト側は黒色を使用する。



  2. A090735J02
  3. SSTを使用して、バルブステムオイルシール16個を取り付ける。

    SST
    09201-41020  



9. インテーク バルブ取り付け


    A090736J02
  1. インテークバルブ、バルブスプリングシート、アウタコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナを取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    インテークバルブ
    *2
    バルブスプリングシート
    *3
    アウタコンプレッションスプリング
    *4
    バルブスプリングリテーナ

    ■ 注 意 ■
    取りはずした元の位置に取り付ける。



  2. A090716J03
  3. SSTを使用して、バルブスプリングリテーナロックを取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *1
    木片

    SST
    09202-70020   (09202-00010)



  4. A090737J02
  5. ピンポンチ(5mm)を使用して、バルブチップ部をたたき、アウタコンプレッションスプリングを落ち着かせる。
    イラスト内指示文字 
    *1
    木片

    ■ 注 意 ■
    バルブステムの先端を傷つけない。



10. エキゾースト バルブ取り付け
  1. エキゾーストバルブ、バルブスプリングシート、アウタコンプレッションスプリングおよびバルブスプリングリテーナを取り付ける。

  2. SSTを使用して、バルブスプリングリテーナロックを取り付ける。

    SST
    09202-70020   (09202-00010)

  3. ピンポンチ(5 mm)を使用して、バルブチップ部をたたき、アウタコンプレッションスプリングを落ち着かせる。

    ■ 注 意 ■
    バルブステムの先端を傷つけない。



11. シリンダヘッドオイル ノズル取り付け
  1. シリンダヘッドオイルノズルを取り付ける。

    基準値
    T = 7.0 N・m{ 71 kgf・cm }



12. オイルコントロールバルブ フィルタ取り付け
  1. メッシュ部に異物等の付着がないことを確認する。



  2. A283067J01
  3. ヘキサゴンレンチ8を使用して、新品のガスケットを介してプラグNo. 2(ヘッドテーパスクリュツキ)を取り付ける。
    イラスト内指示文字 
    *a
    メッシュ部

    基準値
    T = 30 N・m{ 306 kgf・cm }



13. バルブラッシュ アジャスタASSY取り付け

■ 注 意 ■
  1. 精密部品のためゴミなどの異物を混入させない。
  2. きれいなエンジンオイルを使用する。
  3. エア抜き後、バルブラッシュアジャスタASSYを倒した場合はオイルが漏れてしまうため再度エア抜きを行う。



    A153897J05
  1. エンジンオイルを満たした容器にバルブラッシュアジャスタASSYを入れ、SSTを使用してチェックボールを押し下げた状態でプランジャを上下に5-6回動かし高圧室のエア抜きを行う。
    イラスト内指示文字 
    *1
    プランジャ
    *2
    チェックボール
    *3
    テーパー部
    *4
    低圧室
    *5
    高圧室

    SST
    09276-75010  

    ■ 注 意 ■
    高圧室エア抜きの際、チェックボールを押し下げないとエア抜きができない為、SST先端部でチェックボールを押し下げた状態(図のようにSSTのテーパ部でプランジャの先端部を確実に押していること)を確認し作業する。

  2. SSTを取りはずし、指でプランジャ先端を強く早く押す。

    基準
    プランジャがほとんど動かないこと。

  3. プランジャが動く場合は再度エア抜きを行う。

  4. エンジンオイルを満たした容器にバルブラッシュアジャスタASSYを入れ、プランジャの低圧室にオイルを充填する。

  5. ボデー外周およびプランジャ先端にエンジンオイルを塗布し、バルブラッシュアジャスタASSY 16個を回転させながら取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取りはずした元の位置に取り付ける。



14. バルブステム キャップ取り付け
  1. バルブステム先端にエンジンオイルを塗布し、バルブステムキャップを取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取りはずした元の位置に取り付ける。



15. バルブロッカ アームSUB-ASSY NO.1取り付け
  1. バルブラッシュアジャスタASSY先端およびバルブステムキャップ頂部にエンジンオイルを塗布し、バルブロッカアームSUB-ASSY No.1を取り付ける。

    ■ 注 意 ■
    取りはずした元の位置に取り付ける。



  2. A131901J04
  3. 図のようにバルブロッカアームSUB-ASSY No.1がきちんと取り付けられていることを確認する。
    イラスト内指示文字 
    *1
    バルブ ロッカアームSUB-ASSY No.1
    *2
    バルブラッシュアジャスタASSY
    *3
    バルブステム
    *4
    バルブステムキャップ